iPhone 3Gのグーグルマップがキてる!!

2008年11月26日 11:00
(スタパ齋藤)

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毎日携帯&常用中のiPhone 3G。iPhone 2.2 ソフトウェアアップデートを適用したら、さらにスゲく実用的に!!
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iPhone 2.2 ソフトウェアアップデートはiTunesから行う。ま、iPhone 3Gをパソコンに接続して、iTunesで更新を行うだけですな。拙者の場合、所要時間は20分程度だった
 2008年11月21日にアップルが「iPhone 2.2 ソフトウェア・アップデート」をリリースしましたな。拙者も速攻で適用。今回のアップデートによる機能強化などは以下のとおりだ。

●絵文字機能をサポート
●マップ機能を強化
 -Googleストリートビュー
 -公共交通機関および徒歩による経路情報
 -ドロップされたピンの住所を表示
 -メールによる位置情報の共有
●メール機能を強化
 -スケジュールによるメールのフェッチに関する原因が特定された問題を修正
 -横幅の長い HTML メールのフォーマットが向上
●Safariの安定性およびパフォーマンスが向上
●PodcastのiTunes アプリケーション(Wi-Fiおよび携帯電話ネットワーク経由)でのダウンロードが可能
●通話着信時のエラーおよび回線切断の発生頻度が減少
●Visual Voicemailメッセージの音質が向上
●いずれかのホーム画面表示時にホームボタンを押すと、最初のホーム画面に移動
●キーボード設定の自動修正機能のオン/オフ設定

 なーんだ、コピー&ペーストはキてないのかぁ、と残念感を漂わせつつアップデートを適用した俺なんですけど、結果、グーグルマップのストリートビューがスゲく実用的だと思いまくった。

 使い方としては、マップで目的地を検索し、落ちてきたピンの人のようなアイコンをタップすると、ストリートビュー表示がなされる。画面を指で撫で撫ですると、ビューもその方向のものとなる。現在位置をGPSで補足し、そこにピンを落としてストリートビューを表示させることもできる。

 初めての場所に居て、その場の地図が参照できて、周囲の風景まで併せて見られちゃう。モバイル/GPS絡みの地図サービスは多々あるが、イッキナリ突き抜けちゃったiPhone 3Gのグーグルマップ&ストリートビューって感じだ。

 パソコン上でのストリートビューって、特定の状況でないと利用価値がイマイチなかったが、モバイル通信端末上で使えるとなると、もはや暴力的と言って良いほど利用価値が高い。超高い。マグナム高い。けどストリートビュー自体には利用料金がかからないのであり、費用ゼロなのに効果が猛烈に高いわけで、最強に強まったコストパフォーマンスだと言えよう。

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iPhone 3Gのマップ(アプリ)表示。iPhone 3G用のグーグルマップですな。一見、従来からの変更は見あたらないとりあえず目的地を検索

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すると"ピン"がマップ上/目的地の上に刺さる。そのピンの"人のアイコン"をタップすればストリートビュー表示となる。表示は横固定iPhone 3Gでのストリートビュー表示の様子。右下の円には小さなマップが表示され、ストリートビューで見ている方向も把握できる。ぶっちゃけ、パソコンのストリートビューよりも操作性が良い

 あと絵文字。拙者は絵文字使わないのでナンだが、写真のようなキレイな絵文字が使えるようになりましたヨ、と。どうなんですか? イイんでしょうかこの絵文字 > 絵文字ユーザーの人。

 それと、ホームボタンの機能追加。ホーム画面の1ページ目じゃないページでホームボタンを押すと、ホーム画面の1ページ目に戻るという機能だが、地味に便利。

 ともあれ、比較的に速いサイクルでこういった実用性向上につながるアップデートをしてくれるっつーのは嬉しいですな。この端末を買ってけっこー経つが、アップデートがある度に新鮮な気分でiPhone 3Gに触れられるってのは、やはり物凄く大きな魅力だと思う。

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メールなどで絵文字も使えるようになった使用履歴から絵文字を入力することもできる

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iPhone 3Gで使える絵文字のすべて。5カテゴリから成る多数の絵文字を扱える