予測変換候補を消して修羅場を回避

2009年6月9日 11:00
(橋本保)

 予測変換で現れる単語って、使っている人の交友関係や関心のあることを知るきっかけになりますよね。これを決め打ちで消したい、と思ったことはありませんか。

 たとえば人にケータイを渡したとき(とか勝手に使われたとき)、「あ」と入力して「アリサ」なんて名前が出たら、「これは誰?」ってことになりますよね。ときには修羅場なんてことがあるかもしれない......。といってもオールリセットをしてしまうと、それまで使っていたかな漢字変換の学習機能まで消えてしまう。

 そんなときに便利なのが、学習履歴を任意に消す機能です。

 操作方法は次の通り。メール本文を入力中にサブメニューの「機能」を選びます。そこで出てきたメニューの中から「文字入力設定」を選び、「学習履歴」を選択します。すると「あ行」「か行」「さ行」「た行」「な行」「は行」「ま行」「や行」「ら行」「わ行/記号」という選択肢が出てきますので、任意の行を選びましょう。すると学習機能で記憶された単語のリストが出てきます。ここで消したい単語にカーソルを合わせ、「機能」を選ぶと「一件削除」か「全件削除」が出てきます。消したい単語を確認してきますので、良ければ「YES」を選べば操作は終了。ひとつ前の画面には、クリアボタンで戻れますので、複数の単語を消したいときには繰り返して下さい。

 以前ソニー・エリクソン製の『SO906i』には、予測変換候補を簡単に消す機能がありました。あの機種ほど簡単なわけではありませんが、この機能を知っておくと、重宝する人はいるはず。大した機能じゃありませんが、『P-01A』はこうした小技がたくさんある機種なのです。


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