SH-01BをANA仕様に

2010年1月5日 11:01
(石川温)

 NTTドコモの冬商戦モデルで気にいっている機能が、オートGPS機能に連動したiコンシェルだ。サービス開始前から数回、羽田空港から地方空港に飛ぶ際にANAのサービスを使っているが、これが驚くほどいいタイミングに知らせが飛んでくる(5分間隔で測位しているせいか、バッテリーの消耗はやや激しいような気がするが)。まさに、CMの堤真一のように、ひつじのしつじと一緒に空港に行っている感覚。ANAのサービスを使うことが多いので、せっかくなので、ケータイをANA仕様にしてみた。

 まずはマチキャラ。ANAのケータイ公式サイトに行くと、「お楽しみコンテンツ」の中からマチキャラを選択できるようになっている。ここでキャビンアテンダントやパイロット、グランドスタッフや整備士など様々なマチキャラを無料でダウンロードすることが可能だ。

 さらにリンク先である「執事の学校(ANA)」に飛ぶと、NTTドコモのサイトに行き、ANAの制服を着たひつじのしつじとメイドのメイがダウンロードできる。これを設定すると、タイミングに応じて制服を着替えるしつじとメイを待受画面で見られる。

 「お楽しみコンテンツ」のコーナーには他にも「きせかえ」というメニューがある。SH-01Bでは、「機材」と「働くシリーズ」というコンテンツが選択可能だ。早速、「機材」ををダウンロードして設定してみると、トップ画面に飛行機が横切るようになる。その上をひつじのしつじが駆け回り、さらにメニューを選択するとモヒカンジェットがお目見えするという「ANAケータイ」に仕上がった。

 他にも待受画面用の画像や着うた、デコメ絵文字やデコメアニメなども揃っているが、ビジネスマンが使っていて恥ずかしくないのは画像コンテンツぐらいだろうか。ANAのロゴが入ったデコレーションメールの素材は、ビジネスマンにはちょっと使いにくい。

 少し前にauが投入した「JALケータイ」があったが、上記のコンテンツを活用すれば「ANAケータイ」もどきは簡単にできる。ANAは比較的ケータイコンテンツに注力している企業だが、ほかの業種の会社も、是非とも顧客を囲い込むという意味で、もっと公式コンテンツを提供してもらいたいものだ。