電話帳の修正が簡単なSH-01B

2010年3月11日 11:00
(橋本保)
SH-01Bの電話帳で「データ編集」

 「iPhone」に代表されるスマートフォンをアクティブに使うようになってから、iモードを利用する機会が減りました。ドコモの「パケ・ホーダイ ダブル」のテレビCMで、「使った月も、使わなかった月も安心」というコピーを見て、「自分は、いつも上限まで使っちゃうから、そういうことってないよなぁ」なんてことを頭に浮かべていたのですが、パケット通信料を節約しようと意識すれば、できるかもしれないと思うようになっています。

 その一方で、「SH-01B」など一般的なケータイは、やはり電話として使いやすいなぁ、と感じます。電話帳関連も「電話の文法」で作られているので使いやすいのです。たとえば電話帳に複数の相手先が登録されていて、頻繁に電話をする番号が変わったときの修正も、その一例ではないでしょうか。既に番号を登録している相手から、「今後はこちらに連絡をください」と別の番号を伝えられたときなどです。

 一般的には、先に登録した番号が上に表示され、後から登録した番号は下に表示されるので、前者のほうが電話はかけやすいはず。後者の番号に電話をするときには、手間がかかるはずです。

 「SH-01B」は、上記のような場合の電話帳修正が簡単なのです。電話帳を表示した状態でサブメニューの「データ編集」を操作すると、「修正」「項目入替」のポップアップウィンドウが現れます。この「項目入替」に進むと、電話番号を入れ替えるか、メールアドレスを入れ替えるかを聞かれるので、任意の項目を選びます。次の画面で移動したい番号を選択した後、任意の場所を選ぶとデータを移動でき、位置が入れ替わります。

 世間では、液晶の美しさや高性能カメラなどが注目されがちなシャープですが、こういう細かいところを愚直にブラッシュアップしているところが、シェアNo.1を守り続けられる所以だな、と改めてうなずけるところです。

項目入替の移動元選択画面移動先選択画面。上書きではなく、任意の場所に入れ替わる