「CA003」でYouTubeデビュー

2010年3月18日 06:00
(津田啓夢)

 「CA003」のカメラには、撮影シーンに最適なセッティングで画像が記録できる「ベストショット」機能が用意されている。津田の場合、普段の静止画撮影は食事が中心なので、ベストショット機能では「食べ物」を選択している。設定すると、料理がより一層おいしく見えるようにコントラストの高いビビッドなカラー設定になる。なお、ベストショットは「オート」も選べるので、面倒くさい場合はオートにするとよいだろう。

 ところで、動画撮影時の「ベストショット」には「YouTubeモード」が用意されている。説明書によると、このモードは動画サイトであるYouTubeに適したセッティングで撮影できるらしい。そんなモードが用意されているのであれば、レッツ・トライ! YouTubeに動画を公開してみよう。

 CA003では、VGA/QVGA/QCIFの3種類の動画サイズで撮影が可能だ。VGAサイズとQVGAサイズは端末で動画を楽しむことを想定したもので、QVGAサイズの方はその長時間撮影用となる。QCIFサイズは動画をメールで送信するムービーメール用というわけだ。

 今回YouTubeでは、サイズの異なる3つの動画を公開してみた。VGA/QVGAサイズは、microSDHCカードに記録されたものをパソコンに吸い上げてアップロードした。QCIFサイズはYouTube側のアップロード用メールアドレスに動画を添付して送った。お~、わりと簡単だ。CA003には、アップロード用にパソコン向けソフトウェア(CD-ROM)も同梱されているので、そちらを使ってみてもよいかもしれない。

 アップロードは気軽に行えて楽しいのだが、動画をご覧いただくとわかるように、CA003の動画はコンティニュアスAFではない。つまり、ビデオカメラのようにピントを合わせ続ける機能がないので、置きピン状態で動画撮影することになる。他のメーカーではフォローされている場合もあるだけに、次モデル以降に期待したいところだ。

・YouTubeの公開動画 VGAサイズ
http://www.youtube.com/watch?v=M5QqrR8MpUw
・YouTubeの公開動画 QVGAサイズ
http://www.youtube.com/watch?v=h6L_CVZeDOE
・YouTubeの公開動画 QCIFサイズ
http://www.youtube.com/watch?v=Zn8lauGs3Bc