料金プランを見直し、「ガンガンメール」に

2010年4月9日 11:00
(太田亮三)

 携帯電話の料金プランは、契約時などに一度決めてからはあまり変更せずに使っている。深い理由はなく、手軽に料金プランを変更できなかった昔の感覚を引きずっているだけだ。しかし、複数の端末を使っている筆者は、数カ月以上といった期間で利用料を抑えたい時期が出てくるのもまた確か。というのも、ドコモの回線で使う端末をXperiaに変えたからだ。そこで、週末にXperiaを買うため外出した際、喫茶店で休憩している間に料金プランの見直しを試みた。

 メイン端末の座をXperiaに譲るにあたり、通話はau回線からドコモ回線への「フル転送」に設定し、EZwebのメールアドレスについてもGmailへ転送する設定にした。これにより、メール以外のパケット通信を控えれば「ガンガンメール」が魅力的ということになる。筆者のように端末が手元にある場合、何かの都合で電源を入れるとメールを一気に受信するという事態になるので、メールが無料なのは心強い。

 さて、今回はあまり詳細まで調べていない状態で、外出先から変更することにしたので、EZweb上の料金プラン変更ページで得られる情報が頼りだった。料金プランの変更ページでは、同時にプランの解説も見られるが、必要最低限という印象で少々心もとなく感じた。携帯電話でしか情報収集を行わない人もいるだろうから、最後の砦(?)である料金プラン変更ページでは、できるだけ詳細な情報な用意してほしいところだ。

 今回の変更で、「プランSSシンプル」+「ダブル定額ライト」から、「ガンガンメール」(プランEシンプル)に変更した。また、公式サイトなどの有料契約の情報一覧を見ると、今ではほとんど使っていない月額315円の公式サイトの契約を見つけてしまったので、今回はこちらも見直し、解約した。

 料金プラン変更の操作自体は、EZwebのブラウザでアクセスする限り、EZwebの4桁のパスワードだけで手軽に変更でき、数分で終了した。変更手続きが受理されるとCメールが届く。適用は来月からだ。

 一連の操作を行って改めて考えてしまったは、昨今注目を集めている「SIMロック解除という選択肢が増えるかもしれない」という話題だ。現時点では携帯電話業界にこの制度が導入されるかどうか、その時期も内容も不透明と言わざるを得ないが、今回のように携帯サイト上から手軽に料金プランを変更できる仕組みを、利用できる端末とそうでない端末がある、といった状況になる可能性もある。ユーザーの利便性とどう関連してくるのか、注意深く見守っていく必要がありそうだ。