フォトビューアーで快適12メガカメラ生活

2010年5月21日 06:00
(湯野康隆)
「フォトビューアー」機能を利用した場合
通常の手順でカメラフォルダにアクセスした場合

 12メガのCCDカメラ搭載のSH006、ということで、自然と写真を撮る機会が増えている。前回触れたように、無線LAN機能を活かしきれていないところは残念だが、SH006はさりげなくタッチパネルに対応しており、撮った写真を端末上で参照する機能については非常に充実している。

 SH006には、横画面+タッチパネルで使える「フォトビューアー」という機能が搭載されている。機能を呼び出すと、サムネイルがズラズラッと表示され、タッチ操作でスクロールさせながら見たい写真を選ぶ。個々の写真はピンチ操作で拡大・縮小が行え、次の写真にはページをめくるように指をスライドさせることで移動できる。要するに、iPhone的なUIなのだ。スライドショー機能なども用意されており、撮った写真を端末で見て楽しむには、ぜひともこのフォトビューアー機能を活用したい。

 実は、SH006では、他の端末同様にメニューから「microSDカード」→「カメラフォルダ」とたどることで写真を閲覧することもできる。ただ、こちらの場合、キー操作での利用が前提となっており、タッチでも使えるには使えるが、ピンチ操作で拡大・縮小が行えなかったりと、タッチでの操作性はイマイチ。もっとも、こちらには編集系の機能やブログアップ機能など、フォトビューアーには無い機能も用意されているため、用途に応じて使い分けるのが良いだろう。

 これら2つのビューアーを使いこなせるようになると、12メガのCCDカメラがもっと生きてくるはずだ。