iアプリ「ヘルスチェッカー」の自動送信メールを生存証明に

2010年5月31日 06:00
(すずまり)
つぼみができた「ウォーキング×フラワー」

 F-01A、F-02B、F-04Bと続けて愛用している機能に、「歩数/活動量/カロリー情報」があります。待受画面のショートカットから歩数や運動量にアクセスできるので、「今日はちょっと歩いたな」なんてときは脂肪燃焼量などをみてニンマリしていたりするのです。

 待受画面にもプリインストールの「ウォーキング×フラワー」を使い続けています。歩数に合わせて植物が発芽し、成長し、開花するというアニメーションで、満開になると新しい鉢に切り替わるので、いろんな花が楽しめるわけです。歩数と連動したものは他にもあるんですが、なぜか結局「ウォーキング×フラワー」に落ち着いちゃう。

 ただ、常にケータイをポケットに入れているわけではないので、在宅仕事だけの日は充電台に乗せっぱなし。当然歩数は「0」。すると、せっかく葉を茂らせた植物が茶色くなっていくんですね。これが実に落ち着かない(苦笑)。待受画面の中の出来事だから、別に枯れても影響ないと思いつつ、どんどん色が悪くなるのを見ると、「ちょっとスーパー行ってくるか……」なんて思うからスゴイです。しっかり歩く動機付けになっちゃってる。

 もう何周したか分からないですが、自分には東海道五十三次を歩くよりも花の咲いていく様子を眺めているほうが性に合ってるようです。見たところ、F-01Aから内容が全く変わってないみたいなので、願わくば新しい花を追加できるようにするとか、機種が変わったらバージョン(花)が変わると嬉しいんですが……。

「ヘルスチェッカー」のメニュー自動送信メール設定画面

 で、ここからが本題なんですが、実はこの歩数計機能が別の意味で役立っているんです。「ウォーキング×フラワー」や「歩数/活動量/カロリー情報」以外にも「ヘルスチェッカー」というiアプリが用意されています。過去の運動量が日、週、月毎にグラフでチェックできたり、インカメラで脈拍が測定できたりするわけですが(パルスチェッカー)、歩数などの運動結果を、毎日決まった時間に所定のアドレスまで自動的にメールする機能もあるんですね。

 通常は自分のパソコン用のアドレスに送るなどするのでしょうが、私はそれを実家に住む母のケータイに送信しています。毎日こまめに連絡を取り合うわけではないので、たまに「元気なの?」と心配するメールが来たり。そこで、自分の活動状況を自動送信することで、生存証明にしてるというわけです。「普通逆だろ~」ってよく言われますけど(笑)。

 「たくさん歩いた=元気に動いている」「数十歩=こもりきり? 仕事忙しい?」「0歩が続く=置きっぱなしということは、もしかして寝込んでるんじゃないか!?」ということになります。母もすっかり受信が習慣化したようで、たまに着信しないと何かあったのかと心配するように。

 iアプリの「ヘルスチェッカー」を起動→「自動送信メールを設定する」で、送信時間帯や送信先のアドレスを指定できます。自分の生存を証明したい誰か、もしくは証明して欲しい誰かと活用しあってみてはいかがでしょうか。