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アクセスポイントモードの気になる料金体系

2010年6月23日 06:00
(法林岳之)
アクセスポイントモードなら最大4台までの機器を同時に接続できる

 前回のエントリーでは、N-04Bのアクセスポイントモードを使い、iPadやPSP、ニンテンドーDSなどをWi-Fiで接続できるという話を説明したけど、大事なことを書くのを忘れてました。すみません。そうです、料金です。

 「パソコンにケータイをつないで、インターネットしたら、すんごい請求が来たんだって!」という話は、読者のみなさんも何度となく、耳したことがあるはず。ボクも仕事の関係でお会いした消費相談員の方々に、そういう事例が多いことを何度となく、うかがってました。しかし、そんなユーザーの声が届いたのか、最近はいくつかの条件の下に、パソコンとケータイをつないでもパケット通信料が『青天井』(上限なしという意味)にならないケースが増えてきている。

 たとえば、N-04Bで利用するアクセスポイントモードの場合、パケ・ホーダイ ダブルを契約していれば、パケット通信料の上限額は「1万395円」になる。従来は「1万3650円」だったんだけど、6月1日の改定で引き下げられ、約1万円で済むようになった。一方、アクセスポイントモードの接続先で「mopera U 128K」を選んだときは、128K通信になるので、こちらはパケ・ホーダイ ダブルを契約していれば、フルブラウザを使ったときと同じ「5985円」が上限になる。

 また、パケット通信料以外に掛かる料金として、NTTドコモのプロバイダーサービス「mopera U」の月額使用料が315円(ライトプランの場合)、掛かるけど、同じ回線でiモードを契約している場合、5月1日から『ISPセット割』が適用されるようになり、それぞれのプロバイダー契約について、月々157.5円が割り引かれる。従来はiモード月額使用料が315円、mopera Uライトプランの月額使用料が315円で、合計で月々630円が掛かっていたけど、両方で157.5円が割り引かれるため、合計で月々315円で収まるというわけ。まあ、カンタンに言ってしまえば、月額使用料が実質半額になるってことですな。

 さて、料金の話はこれくらいにして、アクセスポイントモードの使い勝手の話。まず、アクセスポイントモードで接続するのはいいけど、電話が掛かってきたときはどうなるのか。実は、マルチアクセス対応なので、アクセスポイントモードの接続を切断することなく、ちゃんと着信に応答することが可能。ちなみに、マルチアクセスはFOMAの音声通話とパケット通信を同時に利用できる機能で、現行モデルはほとんどが対応している。メールについては、何度か、試したところ、アクセスポイントモードを終了しないと、着信しないようだ。

 また、同時に接続できるWi-Fi対応端末は最大4台だけど、設定で1〜3台に変更することも可能で、この2台以上に設定するときは、あらかじめ登録した端末しか接続できないように、MACアドレスフィルタリングを設定する。接続の設定は「らくらく無線スタート」「AOSS」対応なので、PSPやニンテンドーDS、パソコンもカンタンに設定できる。iPadやiPod touchは残念ながら、今のところ、いずれにも対応していないので、手動設定が必須だけど、暗号化キーを正しく設定すれば、ちゃんとつながるので、慌てずにじっくりと試してみて欲しい。

MACアドレスフィルタリングの設定画面 接続台数の設定画面