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難しくない、面倒じゃないWi-Fi

2010年6月30日 06:00
(法林岳之)

 前回前々回のエントリーで紹介したアクセスポイントモードからもわかるように、N-04BはIEEE 802.11b/g準拠のWi-Fi(無線LAN)が搭載されており、Wi-Fiが利用できる自宅やオフィス、公衆無線LANサービスでは、最大54Mbpsでの高速通信が可能だ。

 Wi-Fiは高速通信やパケット通信料の節約など、さまざまなメリットがある半面、初心者にとってはちょっと難しそうで、ハードルが高く感じられる機能のひとつ。すでに、パソコンやスマートフォンで利用している人も自宅の無線LAN環境のセキュリティ対策がきっちり設定してあると、新たに機器を追加するのに、MACアドレスフィルタリングなどの設定を変更する必要もあり、意外と設定に手間が掛かってしまう。

 そんな難しそうで、面倒そうなWi-Fiをカンタンに設定するために、N-04BはWi-Fi周りの設定が一新されている。たとえば、無線LANアクセスポイントに接続する設定を作成する部分では、従来モデルから業界標準規格の「WPS(Wi-Fi Protected Setup)」には対応していたんだけど、N-04Bでは新たにNECアクセステクニカ製の無線LAN対応製品に採用されている「らくらく無線スタート」、バッファローの無線LAN対応製品に採用されている「AOSS」に対応しており、いずれも設定モードに入り、ボタンを2回ほど、長押しするだけで、カンタンにセットアップができてしまう。初心者だけでなく、慣れたユーザーにとってもこのセットアップの簡単さは魅力。

 我が家はボクがこういう仕事をしていることもあり、すでに無線LAN環境がひと通り、整ってるんだけど、今回、自分のケータイをN-04Bを切り替えるにあたり、仕事部屋の無線LANアクセスポイントを「AtermWR8700」に変更した。実は、この製品。結構、以前から期待していた製品のひとつで、IEEE 802.11n/a/b/g準拠、2.4GHz/5GHz帯の同時利用可能というのがポイント。つまり、N-04Bやスマートフォン、PSPやニンテンドーDSなどのゲーム機は2.4GHz帯のIEEE802.11b/g、スループットが必要なパソコンは5GHz帯を利用するIEEE802.11n/aで接続することができ、両周波数帯を同時に利用できるため、どちらもフルに使ってもお互いにパフォーマンスに影響が出にくいというわけ。

 また、N-04BでWi-Fiを使うと言えば、もうひとつ忘れちゃいけないのがWi-Fi経由でiモード公式サイトが使えるNTTドコモの「ホームU」。ボクは従来モデルから利用し続けていて、とにかく『爆速iモード』が快適。NTTドコモの夏モデルでは他にもWi-Fi搭載モデルがラインアップされているけど、ホームU対応はN-04BとN-08Bだけなので、当面はこれを使い続けたい気分。ちなみに、ホームUは月額使用料が490円だけど、Wi-Fiを経由したiモード及びiモードフルブラウザのパケット通信料は無料だし、通話料は約30%OFF(料金プランによって異なる)になるので、対応ブロードバンド回線を契約しているユーザーは、一度、検討してみる価値があるかも。