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iPhone 4で「Chan-Toru」を試す

2010年8月31日 06:00
(石野純也)

 アナログ放送の終了まで1年を切ったこともあり、ついに我が家のテレビを買い替えることにした。本連載はケータイがテーマのため、テレビ選びの詳細は省略するが、結果として購入したのはソニーのBRAVIA。ついでということもあって、同じソニーのブルーレイディスクレコーダーを導入した。選んだ機種は「BDZ-RS15」。HDDが320GBのエントリーモデルだが、それほどたくさんテレビを録画するわけでもないため、このくらいのモデルが自分にはちょうどいい。そんな適当な買い方をしたため、特に機能の詳細は把握していなかったが、家に届き説明書を読んでいたら、新たな発見がたくさんあった。その1つがネット経由での録画予約。これは面白そうだと、早速イーサネットコンバーターを買い、無線LANに接続した。

 録画予約はケータイやパソコンから行うのが基本だが、ソニーは「体験空間」というβ版サービスを集めたページに、「Chan-Toru」と呼ばれるWebアプリを公開している。これを使うと、スマートフォン経由での予約が可能になる。スマートフォンと銘打ちつつも、インターフェイスを見る限りでは、どうやら、iPhoneが主なターゲットのようだ。そこで、今回はiPhone 4を登録。これで、場所を選ばず録画予約ができる。見たかった番組をうっかり忘れていて、外出先で気づいた時には手遅れということも減りそうだ。

 実はこの原稿は沖縄で書いている。KDDIの寄付金贈呈式やトライブリッド基地局を取材するために沖縄を訪れていたわけだが、ここで、この機能が初めて役に立った。取材が終わり、こんな原稿や、あんな原稿を編集部に送ったあと、番組表をぼんやり眺めていると、すっかり忘れていた「モテキ」が金曜放送だということを思い出した。その後、すぐに録画予約を開始。手順はあっけないほど簡単で、画面のボタンをタッチしていくだけでOKだった。まだ結果は分からないが、東京に戻った際の楽しみが1つ増えた気がする。



 便利だが、一方で不満もあった。番組表がPCベースのサイトになっており、やや視認性が悪く、操作しづらい。ここもぜひiPhone対応にしてほしいところだ。また、沖縄はとにかくソフトバンクの通信環境が悪い。ホテルに無線LANサービスがなかったため、3Gで接続していたが、スループットは下りで180kbps。新宿や渋谷など、人口密度が高く通信が集中する場所でも、もう少し速い。恐らく、基地局がHSDPAではなかった(最大384kbps)のだろう。番組表がPC向けのレイアウトだったことが相まって、非常に表示に時間がかかった。沖縄は沖縄セルラーがあるため、auのシェアが50%を超えており、ソフトバンクが特に弱い地域でもあるが、これだとiPhoneを使うのは少々辛いのではないか。首都圏を離れるとiPhoneユーザーを見る頻度が急激に下がるが、通信環境もその一因ではないかと感じた。