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海外でもパケットし放題!

2010年9月10日 06:00
(白根雅彦)

 先日、というかこの記事の掲載前日まで、韓国に行っていた。

 わたしはSIMフリーのノキア「E61」(日本版)を持っているので、海外渡航時は高いローミング料金を回避するべく、現地空港などでプリペイドSIMなどを購入することが多かった。しかし、今回は日本のiPhone 4をそのまま現地で使ってみることにした。というのも、ソフトバンクでは7月より、海外でのデータ通信料に上限を設ける「海外パケットし放題」というサービスを開始したからだ。わざわざSIMを買わずとも思う存分、データ通信できるようになった。

 今まで海外では通信料金が怖く、設定メニューの[データローミング]は常に[オフ]だった。ついにそれを[オン]へと開放する日が来たようだ。

 ただし世界中どこでもデータ通信料金に上限が付くわけではなく、使えるのは一部の事業者に限られている。日本人が行くような場所ならば、たいてい対応事業者存在するようだが、海外ローミングでは、複数の事業者と接続できる場所が多い。そこに気づかず、「海外パケットし放題」非対応の事業者で通信をしてしまうと、“パケ死”が待っているというわけだ。これを避けるためにも、接続事業者には注意を払わないといけない。

 もっとも、ここはソフトバンクも気を利かせていて、海外ローミング時に現地の事業者に接続すると、その事業者が定額に対応するかどうか確認のSMSが送られてくるようになっている。今回も、空港で機内モードをオフにした途端、SMSが飛んできて、定額非対応の事業者に繋いている、と警告を送ってきた。電波状況に応じて送られてこないことがあるなど、注意すべき点がないわけではないが、非常に頼もしい。

 韓国では、SK Telecomが「海外パケットし放題」に対応している。iPhoneの場合、画面上のピクト行に事業者名が表示されるので、ここに「KOR SK Telecom」と表示されていれば、安心して通信できるというわけだ。念のため手動で接続事業者をSK Telecomに指定しておくのもいいだろう。

 普段からバリバリ使っているiPhone 4を、海外でも同じ感覚で使えるのは快適だ。W検索サイトやGoogle Mapsなどを慣れない土地で使えるのは非常に便利。Twitterを使えば、故郷から遠く離れている寂しさを忘れさせてくれる。

 通信料金は、現在キャンペーン中で、1日の上限額は1480円となっている(いちおう半従量制定額)。これでメールやWeb、MMSなどが使い放題だ。音声通話やSMSは適用外だが、もともとわたしは、ほとんどの連絡をメールで行っているので、あまり問題にならない。

 1日のカウントの仕方は、日本時間での0時〜23時59分59秒となっている。韓国の場合、日本と時差がないため、昼に到着して次の日の昼に帰る、というパターンだと、最大で2日分の料金、2,960円がかかってしまう。しかし国内だって1日のみのデータ通信サービスは600円くらいはかかるので、その3倍もしないと考えれば高すぎるとは言えない。そもそも海外ではホテルのインターネットに数千円かかることもある(今回は1日2万4200ウォン、約1800円)。それに比べれば安いので、今回はiPhoneから原稿を送信したくらいだ。

 ちなみにこの海外でのパケット定額、同じようなサービスがドコモでも9月1日より開始されている。海外でのスマートフォン利用は非常に便利なので、是非とも(注意しつつ)活用したいものだ。