覚えておきたいGALAXY Sの小技

2010年11月4日 06:00
(橋本保)

 今回から話題の「GALAXY S」をインプレッションします。本機の特徴を思いつくままにあげると、「Android 2.2対応」「4インチのSuper AMOLEDディスプレイの採用」「サムスン製の1GHzアプリケーションチップ『S5PC110』搭載」などがあります。これらのうち、出荷時から「Android 2.2対応」になっているのは、日本向けモデルから。

 また日本向けカスタマイズとしては、日本語対応はもちろん、「spモード」や「ドコモマーケット」、電子書籍のトライアルサービスなどが挙げられます。これらは今後ご紹介するとして、まず最初は小ネタをいくつか紹介します。

 まずは、画面キャプチャー機能を備えていること。バックボタンを押した後にホームボタンを同時に押すと、シャッター音が鳴り、表示中の画面が取り込まれます。取り込まれた画像は、写真管理アプリ「ギャラリー」の「ScreenCapture」というフォルダに保存されます。iPhoneでは、当たり前の機能でしたが、日本向けのAndroid搭載機では初めての機能。Webページの画面を取り込んでメールで送ったり、アプリの画面をブログに投稿するなど、いろいろな場面で使えるはずです。

 ただし、この機能も万能ではありません。前述のとおり、バックボタンを使うため、ホームボタンを押す前にバックボタンの働いてしまう場面では、使えません。その一例が、写真の画面。こういう画面は、従来通り、Androidの開発キットを手に入れ、それを使わなければなりません。

 もうひとつご紹介したいのが、ホーム画面/アプリケーション画面下部に配置されたアプリアイコンの変更です。初期画面では、電話、spモード、ブラウザ、アプリ(アプリケーション画面時は、ホーム)が表示されています。このうち、アプリ/ホーム画面は変更できませんが、それ以外は変更可能です。わたしはspモードよりもGmailを頻繁に使うので、ここを変更しています。その方法は、アプリケーション画面に移動し、「機能ボタン」(ホーム画面脇のフェザータッチボタン)→「編集」を押すと、アプリがアクティブ化され、自由に動かすことができます。アプリは、3つ、2つにすることも可能。自分なりの使い方を見つけてください。

 最後にGALAXY Sには、ストラップ穴があります。Xperiaが本体下部だったのに対し、GALAXY Sは本体左脇。ストラップを装着する際は、本体裏カバーを開けてストラップ穴に通します(写真は、「真珠のネックレスには、体の熱を取ってくれる効果があるので、肩こりが治るんですよ」と言われ、真珠のネックレスは高くて買えないので、その代わりに買った携帯電話用ストラップ)。