Android 2.2再び、カメラとアプリ管理機能も便利じゃないの!

2010年11月11日 06:00
(津田啓夢)

 Android 2.2では、カメラ機能の設定メニューが充実し、国内の普通の携帯電話のような設定項目が用意されている。ホワイトバランスやISO感度設定、撮影サイズなどのユーザーインターフェイスが変更され、気軽に設定しやすくなった。なかでも特に便利に感じるのがセルフタイマー機能だ。

 現在、国内で購入できるスマートフォンには、カメラ付き携帯電話のような専用シャッターボタンがなく、横画面で撮影する際に、カメラのような持ち方で撮影しにくい面がある。シャッターキーの役割をする決定キーは、ボタンを押した瞬間に手ぶれして失敗写真を量産してしまう、そんなことがある。

 撮影が下手というのは置いておくとして(置いといていいのか?)、撮影シーンにあわせてセルフタイマーを最短の2秒に設定すると、自動でシャッターが切れるので、端末をホールドすることに集中できる。外食した際の写真など、屋内撮影の写真をTwitterなりFacebookで公開する際、この機能をうまく使うといつもよりちょっとだけピントが合う写真が撮れるかもしれない。

 このほかにも、Android 2.2ではアプリケーションの管理機能が変更され、設定メニューの「アプリケーション」→「アプリケーションの管理」から、セット済みのAndroidアプリをmicroSDカード側に移動できるようになっている。アプリ管理用アプリなどをセットしなくてもメモリカードにデータを移せるので、セッティングが面倒な人は試してみるとよいだろう。

 なお、一般的に再現されることなのか判断できないが、利用しているカレンダーアプリをメモリカードに移行したところ、ウィジェットが表示されず、ウィジェットの設定画面からもそのアプリが見えなくなった。端末側メモリに移動すれば、ウィジェットは元通り表示されるので困っているわけではないが注意されたい。