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iPadと映画とWiMAXとXi

2010年12月10日 06:00
(石川温)
iPadとAterm WM3500R

 アメリカなどではかなり前から提供されていたiTunes向けの動画配信サービスが11月11日からようやく日本でも始まった。提供タイトルは1000本以上。これでPCのiTunesだけでなく、iPhone、iPadでも無線LAN経由で映画が買えて、楽しめるようになった。

 10月発売のMacBook Air購入以後、あまり出番がなくなりつつあったiPad。しかし、映画が買えることでまたも活躍の場が増えてきた。飛行機や電車の長距離移動が多いので、予め観たい映画をiPadにレンタルでダウンロード。機内の暇な時間に観るようにしている。おかげで、退屈な時間が一気に減ったような気がする。この間も関西出張の帰りに新幹線のなかで1本、映画を観ながら帰ってきた。iPadの長寿命バッテリーのおかげで、電池の残量を気にせずに映画が観られるのは頼もしい。

 3G接続では映画が買えないので、出張先でも映画が買えるよう、モバイルWiMAXルーター「Aterm WM3500R」も購入してしまった。

 ただ、映画を1本ダウンロードしようとすると、標準画質でも1GBを軽く超える。ちょっと贅沢してHD画質でレンタルしようと思えば3GBを超えるものがほとんどだ。自宅はCATVなのだが、平均的なダウンロード速度は12Mbps程度。標準画質でも1時間弱、HD画質となると2〜3時間程度のダウンロード時間がかかってしまう。モバイルWiMAXも電波状態の相当いいところでダウンロードしなくてはならない。

 まもなくNTTドコモのLTE「Xi(クロッシィ)」が始まるが、来年にはモバイルWi-Fiルーターも登場すると見られている。ぜひともそれらとiPadを組み合わせて使いたいが、Xiでは5GBをひとつの上限として料金プランが設定されている(当面はキャンペーンが適用されるので関係ないが)。発表された当初は「5GBなんて使わないと思うな」と考えていたが、iTunesで映画を買うようになって、5GBがいかに限られた制限なのか痛感させられた。

 モバイル環境で映画を丸ごと購入するのが当たり前になってくると、ネットワークを提供するキャリアも一層、大変になりそうだなぁ。