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iPhoneの「Nike+ GPS」でジョギング支援

2011年1月5日 06:00
(白根雅彦)

 ナイキによるiPhoneアプリ「Nike+ GPS」の日本語版の配信が開始された。これは、GPSによる位置情報から走行距離や消費カロリーを計算してくれるという、ジョギング支援アプリだ。さっそくダウンロードして走ってみた。

 といってもこのアプリ、別に走行中にはたいした機能はなく、1kmごとにペースなどを知らせてくれるが、ペースキープをリアルタイムで支援してくれる、とかではない。このアプリの真価は、やはりデータを記録して蓄積し、どれだけエクササイズできているかを管理できることにある。

 Nike+ GPSで記録したジョギングデータは、アプリ内で見ることもできるが、ナイキが提供する「Nike+」というクラウドサービスにアップロードして管理することもできる。パソコンのWebブラウザから消費カロリーや走行距離、ペースなどのデータを確認できるほか、走ったルートを地図上に表示させることもできる。さらに目標値を設定したり、データをほかの人と共有したりと、さまざまな手法でモチベーションをアップさせてくれる。この手のエクササイズは、持続することが重要なので、モチベーションを高める工夫は非常にありがたい。

 ナイキはこのほかにも、iPhoneやiPodと連携できる靴内蔵型の歩数計ユニット「Nike + iPod Sensor」を発売中で、そちらと専用アプリを組み合わせても、Nike+でデータを管理することができる。しかしやはりGPSを使ったNike+ GPSの方が、長い距離を走っても誤差が出にくいし、なによりジョギングルートを地図上で確かめられるので、「今日はけっこう走ったな」と実感しやすく、より走っていて楽しく感じられる。

 ちなみにNike+ GPSは屋外モードではGPSを使うが、屋内モードではiPhoneの加速度センサを擬似的に歩数計として使うようになっている。GPSが使えないジムのトレッドミルなどでも、データを記録することが可能だ。

 ただ残念なことに、Nike+ GPSで記録したGPSログは、GPXなどの汎用形式に書き出すことができず、アプリ上かNike+上でしか見ることはできない。ほかの人とルートを共有したいときに、ちょっとこれでは不便だと感じた。わたしの歩くみたいな速度のジョギングのログをほかの人に公開しても、あまり意味はないが、しかし汎用形式で書き出せれば、写真のジオタグに流用できるなど応用も利くので、ここはできれば対応して欲しいところだ。