G11でリフレッシュ、Run&Walkがじわじわ楽しい

2011年5月10日 06:00
(津田啓夢)

 「G11」に機種変更したきっかけで、有料サービスの利用状況を確認してビックリした。auだけで毎月、月額3000円弱のコンテンツ利用料をコンテンツを使うことなく計上していたのだ。コンテンツ関係の記事を書く際に少しだけ利用して、そのまま忘れてしまうことも多いので、定期的にチェックしないと大変もったいないことになってしまう。

 結局、諸々退会して月額1000円程度に抑えられた。複数の携帯電話会社を契約しているので、総額にするとコンテンツの契約だけでバカにならない金額になる。昔も今もフィーチャーフォンについては、比較的安易に有料サービスを契約する傾向にあるが、これがスマートフォンになるとそういう気持ちにならないから不思議だ。

 購入したことがないわけでも、現在有料サービスを使っていないわけでもないが、スマートフォンでは基本的に無料のアプリを利用している。有料というだけで、それがたとえ便利でも、楽しくても、どこかソンした気分になる自分がいる。少しずつ楽ちんになっているとはいえ、スマートフォンの課金障壁はまだまだ高いように思う。パソコン系インターネットの文化を引き継いでいるせいか、サービスにお金を払うということが気持ちの上でとても重く感じる。産業にとって良いかはわからないが、それは無料でそこそこ楽しめるという意味でもある。

 さて、「G11」を使うようになって、最近、あらためて「Run&Walk」サービスの良さを実感している。会員になって3年と少し、現在は月額105円のベーシック会員で契約している。不健康な生活だしランニングする趣味もない。「ワークアウト」(練習の意)という言葉を聞くだけで、その場から逃げたくなるぐらい“自分磨き”に興味は持てないが、自転車でぶらぶらしながら街を散歩するのは好きだ。

 散歩の後、ぶらぶらした場所が地図上に表示されるのは無料のライト会員でも楽しめる。ベーシック会員になると、計測中にカメラが利用できるので、なんだかこの道は面白いぞ、とか、美味しそうなゴハン屋さんだ、とか撮影しながらウロウロできる。もちろんそういったサービスはスマートフォンにもあるが、端末とサービスの全体的なまとまり感が自分とフィットしている気がするので「Run&Walk」がいい。「G11」の歩数計(カロリーカウンター)のデータもRun&Walk上で確認できるから、“自分磨き”が苦手な津田も気がついたら磨いちゃってます! みたいな具合である。