やっぱり便利だケータイナビ

2011年6月17日 06:00
(津田啓夢)
助手席ナビ

 平素より津田は、わりとフラフラしている。どれぐらいフラフラしているかというと、洗車したついでに京都に行ってしまったり、スーパーマーケットに行くつもりで寺泊(新潟県)に行ってしまったりするぐらいなので、「わりと」と言って差し支えないレベルだろう。

 基本的に何も決めずに出かけるのだが、そんなとき役に立ちまくっているのが、「助手席ナビ」と「EZナビウォーク」だ。先週末、車で松戸(千葉県)に行った帰り、ほとんど訪れたことのない町屋(東京都荒川区)を通った。たまたま路面電車を見かけ、町屋が都電荒川線の出発駅であることを知ると、とたんに好奇心がうずき出した。うずき出したら止まらない、「Somebody stop me!(誰か止めて!)」と思いつつも、実際に停めたのは車の方であり、結局、町屋から終点の早稲田(新宿区)まで電車に乗ってしまった。

 そのまま引き返し、途中の滝野川一丁目駅で下車すると、今度は徒歩で「霜降銀座商店街」を練り歩き、友人のラーメン屋さんに向かった。電車乗車中にたまたまラーメン屋が近いをこと知ったから向かってみることにしたのだ。美味しいラーメンを食べ、駒込駅から電車と地下鉄を乗り継いで町屋に戻った。

 ここまで全然ケータイの話が出ていない! のだが、フラフラした一連の行程を成立させているのは、まぎれもなく助手席ナビとEZナビウォークだった。そもそも、松戸にも「G11」の助手席ナビで向かっており、町屋駅周辺でコインパーキングを探したのも、助手席ナビである。安いコインパーキングは駅まで少し距離があったのでEZナビウォークを使ったし、電車の中では助手席ナビの「My地点」を登録した。面白そうなものがあれば、いつか行けるように登録しておいたのだ。滝野川一丁目駅からラーメン屋までの数kmの道のり、そしてラーメン屋から町屋までの徒歩と駅の乗り換えルートもEZナビウォークである。

 片手で操作しやすいケータイは、ナビサービスにとても向いている。大きな画面で地図を確認するのはスマートフォンが便利なのだが、何度も場所を確認したり、途中でTwitterやFacebookを使ったりと考えると、正直言ってバッテリーが不安だ。アプリリニューアルによって、助手席ナビの案内もかなりカーナビらしくなった。“フラフラ”するのはお好きな方だけとしても(笑)、ケータイのナビサービスはまだまだ使える現役選手なのである。

EZナビウォークでルートを検索ラーメン