「セカイファインダー」で神を目指す

2011年7月7日 06:00
(津田啓夢)

 頓智ドットが携帯版「GREE」上で、位置情報を利用したソーシャルゲーム「神つく」を展開している。昨日、「セカイファインダー」というBREWアプリと連携されたので、試してみることにした。ちなみに、「神つく」も「セカイファイダー」も無料で利用できる。

 「神つく」は、プレイヤーが“神の候補生”となって、“セカイ”の仕組みを学びながら崇拝する人々を導き文明を発展させていくという、なんとも香ばしい内容のソーシャルゲームだ。大まかにいうと、各所で位置情報を登録しつつアイテムを収集し、ゲーム内の自分のフィールドである「文明」を充実させていく。文明が発展することで、より神の領域に近い「神位」が与えられるようになる。

 一方の「セカイファインダー」は、頓智ドットとKDDIが開発したBREWアプリだ。携帯電話のカメラ機能を利用し、矩形認識や位置情報に基づいたコンテンツが入手できるアプリとなる。現時点では、「神つく」のみに対応しているようだ。「神つく」自体を始めたばかりでまだ手探り状態にあるが、カメラを向けただけでさまざまなアイテムが入手できる「セカイファインダー」は、機能が明快でとっつきやすい印象だ。。

 「G11」は現在、「セカイカメラZOOM」に対応していないので、AR的な楽しみ方は「セカイファインダー」に期待したいところである。また、「神つく」以外にも、たとえば「セカイユウシャ」のようなゲームの登場も待たれる。あちこちにカメラを向け、“神”へ“勇者”へと近づいていきたいぞ。

パソコンの画面を矩形として認識したキーボードを認識