IS12SHでテキストチャットあれこれ

2011年9月28日 06:00
(湯野康隆)

 SMSの相互乗り入れが始まり、電話番号で手軽にテキストチャットが行えるようになった。つい先日も、とあるイベントに参加する前に待ち合わせをする機会があったのだが、電話帳のメールアドレスに「到着しました」と送信したところ、エラーメールが返ってきてしまった。そういえば、あの人、MNPしてたっけ、と思い返し、電話帳の電話番号宛にCメール。無事、連絡が取れた。

 そんな便利なSMSだが、送信する度に料金がかかってしまうのが気にかかる。1通につき3.15円とはいえ、チャット間隔で送信を繰り返していると、それなりに通信料もかさむ。

カカオトーク

 そこでオススメしたいのが、「カカオトーク」というスマートフォン向けのアプリ。iPhone用とAndroid用がそれぞれ用意されている。

 どんなものなのか、ざっくり説明すると、パケット通信でSMS的なテキストメッセージの送受信が行えるアプリで、アプリを起動していなくても、メッセージが届くとちゃんと通知してくれる。1対1でのチャットに加え、グループチャットにも対応しており、auユーザーなら「Hello Messenger」を思い出すかもしれない。パケット定額プランに加入していれば、通信料を気にする必要もない。

 同種のアプリとしては、NAVERの「LINE」などもあるし、最近登場したGoogle+のMessengerなんかもこれらに似た使い方ができる。基本的な使い方はだいたい同じなので、どれを使うかは好みと周囲のユーザーの利用状況によるだろう。

 こうしたアプリのほかにも、テキストコミュニケーションの手段はたくさんある。SMSもそうだし、Eメールもそう。SkypeやTwitter、Facebook、mixiなどでもテキストチャットは行える。場面や相手に応じてこれらを使い分けるといいだろう。ただ、あまりいろんなものを常駐させると、メモリの使用量がそれなりに多くなり、場合によっては電池の減りも早くなるので、インストールしすぎには注意したい。