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auのiPhoneにしたら選べなくなってしまった!

2011年12月9日 06:00
(白根雅彦)

 iPhone 4Sが発売され、これでauはAndroid、Windows Phoneに加えiOS端末までを選択肢に加えることになった。auが謳う「未来は選べる」という文句の通りだ。

 しかし、iPhone 4Sを選んでしまった後は、残念ながら不自由になってしまった。iPhone 4Sはマイクロサイズのau ICカード(SIMカード)を使っているため、そのままでは以前の端末に挿し換えて利用することができないのだ。

 auの場合、端末側がSIMカードを個体識別し、別のSIMカードが使えないというロックがかかっているので、アダプターを噛ませての挿し換えが不可能である。端末に別のSIMカードを認識させる「ロッククリア」は、通常ならばauショップで行えるのだが、アダプターを噛ませたマイクロサイズのSIMカードで使うためのロッククリアは、非サポートとして受け付けてもらえない。

G'zOne W62CA(手前)とiPhone 4S

 iPhoneで使っている回線を、SIMカード差し替えでほかの端末に移せないのは、ソフトバンクのiPhoneでも同様である。しかしこれまでのauのスマホのほとんどは、ほかの機種に回線を簡単に移すことが可能だった。auの場合、ドコモのiモードとspモードのように契約が分かれていないので、挿し換えるだけでメールアドレスもそのまま使えたのだ。

 ソフトバンクでもできないのだから、auでもできなくて仕方ないのかも知れないが、しかし同じauのほかのスマホでできたことが、iPhoneではできないというのは、ちょっと残念だ。筆者の場合、仕事のためにほかの回線も端末もいくらでもあり、ほかの端末も持ち歩くので、この回線がiPhoneから変更できなくても問題はないのだが、なんらかのトラブル時、すぐに機種を変えられないのはちょっと不安でもある。

 また、スマホ初心者にとっても、これはau版iPhoneを買うときに注意するべきポイントとなる。電話帳や各種サービスの移行手続きのときや、iPhoneの機能や使い勝手に不満を覚えたとき、以前の機種を使いたくなっても、いちいち機種変更の手続きが必要になる。店頭に行く必要があり、いちいち有料となるので、気軽に回線の移し替えはできない。

 マイクロサイズのSIMカードをアダプタを介して利用することは、キャリアとして認めるのは非常に難しいところだが、それでもどうにかならないか、と思ってしまう。やっぱりフィーチャーフォンのG'zOneは、頑丈で安心感があるから、災害とかに備えて使えるようにしておきたいんだけどねぇ……。