なかなかマイルが貯まらないJALマイルフォン

2012年2月6日 10:50
(石川温)

 「マイルが貯まりやすい」ということで契約したJALマイルフォン。「月々の支払いが多額だから、かなりマイルが貯まるぞ」と期待していた反面、実は「対象にならない料金」というのがあったことに気がついた。その代表例が「海外でのグローバルパスポート通話料・通信料」と「auまとめて支払い」だ。

 海外でローミングする場合、着信であっても1分で100円以上とられる国も多い。海外出張の日数が長いとそれだけローミング料金もかさむ。飛行機に乗る機会もあり、だからこそマイルの貯まりやすいスマートフォンにしているのだが、「グローバルパスポート通話料・通信料」が適用外なのはちょっと残念。

 もう1つが「auまとめて支払い」だ。最近、KDDIでは、さまざまな支払いを電話代と一緒に請求してもらえる「auまとめて支払い」の対象が増えつつある。Edyのチャージもできるし、「au損保」として海外旅行保険なども電話代と一緒に支払える。特にEdyは毎日のようにコンビニで使っているので、支払額も多く、マイルが貯まりやすいと勝手に想像していた。しかし、実際のところは非対象。さすがにそんなに甘くはないようだ。

 また、コンテンツ料金も対象にはならないようだ。auでは「LISMO unlimited」のように1480円と高額ではあるが、使い出のあるコンテンツサービスが増えつつある。これらもマイル対象になってくれればありがたかったのだが、非対象だ。なかなか厳しいものだ。

 対象となる料金は基本使用料、国内音声通話料、通信料、パケット定額サービス定額料、通話料割引サービス定額料となる。JALマイルフォンは毎月の利用料が2999円以下は100円ごとに1マイル、3000円から7999円以下は100円ごとに3マイル、8000円以上で100円ごとに5マイルという設定になっている。そのため、基本使用料を一番安い「プランSSシンプル」にして、音声通話などを一切使わないと、100円ごとに3マイルという枠内に収まってしまう。できれば、8000円以上にして5マイル設定に到達しておきたいところだ。とりあえず、他の契約とどのように使い分ければいいかを請求書を見比べながら考えていきたい。