MIRACH IS11PTのメモ機能をチェック!

2012年2月9日 06:00
(瀬川あずさ)

 あっという間に立春も過ぎ、暦の上ではもう春。とはいえ、まだまだ凍えるような寒さが身に染みる今日この頃です。コタツでゴロゴロしていたい衝動にもかられますが、やることだけは盛りだくさん。忘れてはいけないことを付箋紙に書いてパソコンの脇にペタペタ貼っていたのですが、次第にPCまわりが悲惨な状況になってきました。そこで、備忘録がてらMIRACH IS11PTのメモ機能を使ってみることに。

 MIRACHには「手書きメモ」、「便利メモ」、そして「音声メモ」といったさまざまなメモ機能がプリインストールされています。それぞれシーンに応じた使い分けができそうですが、まずは「手書きメモ」を起動。こちらは画面を画用紙に見立て、そこに指でメモをとるという、極めてシンプルな機能です。とりあえずの走り書きには使えるかもしれませんが、慣れていないぶんキレイに書くのが難しく、もともと下手な字がさらに酷いことに。あまり使い道がないのでは……と思いきや、線の太さやカラーを自由に選べることを発見。急に絵心が掻き立てられ、暫し夢中で落書きしてしまいました。

手書きメモ手書きメモ(カラー選択)

 さて、ふと我に返り、メニュー画面に再び戻って……お次は「便利メモ」を選択。こちらは「手書きメモ」以上にさまざまな機能が備わっているのが魅力です。テキスト入力も、キーボードを数パターンから選ぶことができ、日本語入力やローマ字入力はじめ、韓国語、中国語、ポルトガル語などの言語にも対応していて、その名の通りなかなか“便利”。そして、誇るべきMIRACHならではの手書き入力機能、「La La Stroke」を使えるのが特筆すべき点。前にもご紹介しましたが、こちら、スイスイ文字を認識してくれ、漢字変換もタップひとつで行え、ノーストレスで文字を書き進めることができる、優秀な機能。「走り書き」にはうってつけのツールです。

便利メモ(La La Stroke)便利メモ(韓国語)
音声メモ

 最後に「音声メモ」もチェックしてみることに。アイコンの「カセットテープ」のイラストが懐かしさを誘います。立ち上げてしまえば使い方は至ってシンプル。中央の丸印をタップすれば録音がはじまり、レコーディング中を示す「Rec」の文字が点滅しはじめます。終了時には四角印をタップすればOK。録音した音声はリストに保存され、再生するだけでなく、メールに添付して送信することもできます。取材時のインタビュー内容をいち早く関係者に共有したい時などに使えそう。また、着信音にも設定できるので、お気に入りの曲をちょっとメモ(録音)しておいて、着メロとして使ってみても良いかもしれません。

 以上、なんだかんだ試してみましたが、当初の目的であった「TO DO LIST」を作るのであれば、結局はタスク管理の専用アプリをダウンロードするのがベストなようです。