私事ではありますがドコモ歴が15年を超えました

2012年5月30日 06:00
(すずまり)
利用明細で15年も経過していたことを知った

 最近届いたNTTドコモの利用明細によると、私のNTTドコモ歴が15年を超えたそうです。長いというか、早いというか。契約当時、自分が何歳だったかという野暮なことは考えますまい……。みなさんの15年前はいかがでしたか?

 そこで、初めて携帯電話を持つことになったときのことを、うっすらと思い出しました。好奇心から契約したものの、当時は音質がとても良いとはいえず、街中で通話している人を見かけたときは、「みんなよくこんな状態で話す気になるなぁ」と思ったものです。かすれたり途切れたりするため聞き返すことも多く、私はどうしても話す気になれませんでした。新たにPHSを契約してしまい、その音のクリアさに驚いたのを覚えています(DDIポケットだったかしら?)。

 結局PHSがメインになって、ドコモの携帯電話は、バッテリー切れのまま放置された状態がしばらく続いていました。今のように通話用とデータ通信用など、2台持ちする理由もないのに、なぜ解約しなかったのか不思議です。今ほどドコモショップもなかったと思いますので、解約手続きが面倒臭かったからかもしれませんが、月々のコストも今ほど高くなかったような気がするので、とりあえず回線維持するつもりで持っていたのかも。

発掘されたN503iS。アナログ時計になるサブ液晶や、プリインされた「スタートレック」の着信音がかなり気に入っていた。当然のことながら、まだカメラは搭載されていない

 再び注目し、使いはじめたのは、「iモード」の登場によるところが大きかったと記憶します。先日押し入れの中を片付けていたら、N503iS(グランブルー)が出てきました。懐かしい! iモードバリバリ使ってましたね。サブ液晶やイルミネーションがかなり気に入っていたので、処分できなかったようです。

 そういえば、初のiモード端末は、NEC製のモノクロの二つ折り(確か色はシルバー)でした。機種変更時にそのまま引き取ってもらってしまったことがちょっと悔やまれます(当時は、こういう業界に関わらせていただくことになろうとは、想像もしていませんでしたので)。

 そして5月16日、NTTドコモの2012年夏モデルの発表会が開催されました。渡辺謙氏の安定した存在感に「さすがハリウッドスター!」感心しつつ、iモード端末が1台も登場しなかったことに、時代の流れを感じました。

 さて、発表された端末はいずれも魅力的なのですが、なぜか私の興味は、発売済みの春モデル「MEDIAS TAB N-06D」へと流れております。7インチで防水で、大きな全部入り端末! しかもあのサイズでもしもしできる(笑)! これは新たな携帯用読書端末になるのではないかと思いはじめたのです。15年の変化ってすごいな。ってことで、どうしようか悩み中なのでした。