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【MEDIAS X N-07D】

手のひらサイズのスポーツ観戦

2012年7月31日 06:00
(法林岳之)

 フィーチャーフォンが中心だったときから搭載するべきか、不要かが議論されてきたワンセグ。「テレビなんか観ないから」という声がある一方、店頭ではワンセグ搭載モデルが売れ、ワンセグのないモデルが敬遠されるという状況が続いていた。

 その流れはスマートフォンになっても基本的には同じ。NECカシオのMEDIASシリーズは、毎回、ワンセグを搭載してきているけど、他メーカーでは前モデルが人気だったのに、ワンセグがないモデルが今ひとつ奮わなかったなんていうことも起きた。特に、昨年の東日本大震災以来、緊急時の情報伝達手段として、放送サービスの重要性は再認識され、国内市場全体の流れとしては、「ワンセグは使わないかもしれないけど、搭載されている方がベター」という雰囲気になっている。

 じゃあ、積極的にワンセグを使わないのかというと、やっぱり、オリンピックのようなスポーツイベントがあると、使うシチュエーションが増えてくる。今回のロンドンオリンピックの場合、イギリスとの時差が8時間なので、どちらかと言えば、日本時間の夜から早朝に掛けて、さまざまな競技が行われる。そのため、本来は自宅などでゆっくりと見ることになるんだろうけど、残業で帰宅が遅くなったときでも帰りの電車の中で視聴することができるし、朝の通勤途中に昨夜のダイジェストを見るなんてことも可能。

ワンセグを見ながらつぶやける「ついっぷるテレビ」

 そして、MEDIAS X N-07Dの場合、ちゃんと定時に帰宅して、自宅で観戦できるような羨ましい人たちにとっても楽しい機能として、「ついっぷるテレビ」が搭載されている。最近、テレビなどを視聴するとき、Twitterなどのソーシャルサービスを使い、視聴中の番組に対するコメントをつぶやいたり、他の人のつぶやきを見ながら視聴するというスタイルが注目を集めているが、ついっぷるテレビはMEDIAS X N-07Dを横向きに構えたとき、画面の左半分にワンセグ、右半分にTwitterのタイムラインという表示ができる。さらに、画面上の[HOT]ボタンをタップすれば、現在、放送中のチャンネルの番組に対するツイートが多いのかがグラフで表示され、チャンネルごとの盛り上がり具合いを確認できる。オリンピックの人気競技だと、ツイート数もスゴいことになりそうだけど、今までの番組視聴とはひと味違った楽しみ方ができる。

 さらに、MEDIAS X N-07Dでもうひとつ忘れてはならないのが日本初のスマートフォン向け放送局「NOTTV」だ。まだ視聴可能なエリアは限られているけど、今回はオリンピックの一部の競技を視聴できることがアナウンスされており、地上波やワンセグとは違った競技を楽しみたいという人は要チェック。ちなみに、NOTTVについては、個人的に週末のJリーグの試合が楽しめるのがうれしく、仕事をしているとき、横で試合を流しながら、原稿を書くといった使い方もしている。オリンピックを機に、さらに番組が拡充されるのを期待したいところだ。

 こうした映像や音楽などのコンテンツを楽しむとき、音響も気になるところだが、MEDIAS X N-07Dには、音響技術「Audyssey」と「SRSサラウンド」が搭載されており、より良い音響で楽しむことができる。ただし、MEDIAS X N-07Dは3.5φのステレオイヤホン端子がないため、ワンセグや音楽を楽しむために、Bluetoothヘッドセットはぜひとも用意したい。最近、Bluetoothヘッドセットはかなり手頃になっていて、名前の知られたメーカー製でも2000円以下で購入できるものが増えている。

 これだけテレビを楽しむとなると、やはり、電池の持ちが心配だが、第1回のエントリーでも説明したように、MEDIAS X N-07Dは1800mAhの大容量バッテリーを搭載している上、急速充電にも対応しているため、出かける前のちょっとした空き時間に充電することもできる。充電しながらの視聴では、本体が熱くなってしまい、一時的に充電が停止することもあるけど、視聴を終えれば、再び充電することもできる。あまり神経質にならず、時間的にも精神的にも余裕を持って使っていきたい。