【PANTONE 5 107SH】

大きいは正義!? 「PANTONE 5」で気づいたディスプレイの話

2012年9月18日 06:00
(津田啓夢)
動画視聴にはSoftBank SELECTIONの「お父さんイヤホン」を使っている

 「PANTONE 5 107SH」にして数週間、普段の利用スタイルでちょっとした変化があったのでお伝えしたい。

 ご記憶の方がいるかもしれないが、「PANTONE 5」の前にレビューしていたのは、4.7インチディスプレイの「GALAXY S II WiMAX」だった。隠さずに言えば、4.7インチサイズの大きなディスプレイから「PANTONE 5」の3.7インチサイズへのダウンサイジングは変化が大きく、利用当初はかなり違和感があった。

 それは、単に表示される情報量の面だけではない。手元の端末と目の距離は画面の大きさによって変わる。大きな画面は若干遠くなり、小さな画面は若干近くなるという具合だ。使う側は自分の好みに応じて自然とそれを調節する。好みの距離が身体に染みつくまでは、なんとなくしっくりこないのだ。

 現在、画面サイズに違和感はない。「PANTONE 5」は片手で扱いやすく、3.7インチサイズは周りの目も気にならないので、むしろ大きな画面だったときより通勤中に動画を楽しむ機会が増えた。YouTubeアプリでは落語協会配信の寄席演芸をチェックし、GyaO!アプリではアニメ「じゃりン子チエ」を楽しんでいる。

 ディスプレイは大は小を兼ねる、そう思っていたが謝らなければならない。ことディスプレイに至っては思った以上に慣れるし、生活習慣や利用スタイルに応じて適切に感じるサイズは違う。自分の使い方を俯瞰したケータイ選びがとても大切だなぁとあらためて感じる。