【iPhone 5】

サイン色紙にもなるiPhone 5

2012年10月17日 06:00
(石川温)

 10月5日~7日にかけて、三重県・鈴鹿サーキットでF1日本グランプリが開催された。いま、唯一の日本人F1ドライバーである小林可夢偉選手が、3番手スタートから3位表彰台を獲得。彼のF1ドライバー人生で、初めての表彰台が地元日本GPだったということでサーキットは大盛りあがりとなった。自分も20年以上、F1を見続けているが、これほど感動したレースは無かったと思う。

 F1観戦には、iPhone5(au版、ソフトバンク版)を持参した。まず、試したのがパノラマ撮影機能。ピット上からグランドスタンドを撮影してみたが、端から端まですっぽりと撮影できて、想像以上に楽しい。他のスマートフォンでは当たり前の機能なので、特筆すべきものではないが。

 サーキットを歩いていると、意外なところで、F1ドライバーとすれ違うことが多い。思わず、ミーハーになってしまい、ついついサインをねだってしまう。サーキット内のレストラン近辺を歩いていたところに、向こうからやって来たのがウィリアムズのブルーノ・セナ選手。セナという名前でピンと来た人も多いかもしれないが、あのアイルトン・セナ選手の甥にあたるのだ。

 サインをもらおうと思ったが、色紙などは持っていない。しかし、すでにブルーノ選手をファンが取り囲んでおり、サイン攻めにあっている。折角なので、手に持っていたiPhone 5をセナ選手に差し出してみた。iPhone5(au版)には透明なカバーをしており、サインされても特に問題ない。いきなり、iPhone5を差し出したので、面食らっていたようだが、セナ選手は快くサインしてくれた。

 サインをもらって意気揚々と歩いていると、今度はボウリング場に人だかりができている。「おや?」と思って近づくと、なんとメルセデスのニコ・ロズベルグ選手と、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグ選手が仲良くボーリングを楽しんでいた。彼らがボウリングを終えると、ファンに囲まれてサイン攻めにあっていた。自分もひょいと今度はソフトバンク版iPhone 5を差し出して、サインをもらうことにした。こちらも透明なカバーがしてあって、特に問題ない。

(左から)ヒュルケンベルグ選手、ロズベルグ選手、セナ選手のサイン

 ただ、やはりiPhone 5を差し出してもすぐにサインはしてもらえない。やはり、スマホにサインをするというのはF1選手でもあまり経験がないようだ。しかたないので、背面を指さし「ここにサインして」をお願いしてやったもらえた感じだ。

 決勝日はなぜかニコ・ロズベルグ選手に再会。せっかくなので、サインをもらうことにした。しかし、すでに本体カバーは2枚ともサインをもらってしまったので、書いてもらう場所がない。仕方ないので、本体カバーを外し、iPhone 5に直接書いてもらうことにした。「これ、何て書いてあるの?」といったサインであったが、とりあえずは記念にはちょうどいい。サインが剥がれないように、東京に戻るやいなや新しい透明な本体カバーをつけて持ち歩いている。