みんなのケータイ

 取材先に行くにも、プライベートで遊びに行くにも、とにかく地図やナビをよく使う。「GALAXY Note II」の5.5インチディスプレイは、地図を確認するのにちょうどいいサイズだ。現在地確認から徒歩や車のナビも含めて、大きすぎず小さすぎずとても見やすい。

 実は現在、何の因果か都合4つの地図&ナビサービスを使っている。そのうち2つは月額315円の有料サービスだ。検索結果との連動やAndroidとの親和性、ほかのアプリとの連携を考えると「Google マップ」はとても便利だ。無料の中では、地図やナビの総合力でGoogle マップがもっとも優秀だと感じる。

 砂漠で水を求めるように、モバイラーは電源を求める。場所を固定しない働き方を「ノマド」(遊牧民のことらしい)なんて呼んだりして、自由を標榜する人がいる。一方、こちらはそれほどノンビリと働ける稼業でもなく、ノマドというよりむしろ「バガボンド」(はぐれ者、放浪者)という感じ。周辺の電源スポットが調べられる地図アプリ「電源マップ」は欠かせない。しかも無料、素晴らしい。

電源マップ。地図はGoogleマップ
ドコモ地図ナビ

 有料サービスとしては、ドコモのトータルナビ「ドコモ地図ナビ」と、ナビタイムのカーナビアプリ「ドライブサポーター」を利用している。正直なところ、有料サービスは「ドコモ地図ナビ」1つに絞りたいのだが、これがなかなかそうさせてくれない。

 「ドコモ地図ナビ」はゼンリンの地図だけあって、詳細な地図が特徴。取材先を探したり、現在地を確認するにはこの細かさが役に立つ。だけど、車のナビに関してはちょっと残念に感じている。

 たとえば、目的地はまっすぐだと音声案内されるのに、実際の道路上では側道にを通らなければならなかったりする。運転中に「まっすぐじゃないんかーい!」とツッコまざるをえない。また、音声案内のタイミングが少し気になる。まもなく左折というので、左折すると一つ前の道を曲がっていることがよくある。「曲がるんちゃうんかーい!」とまたつっこむ。

 カーナビ利用については、「ドライブサポーター」がよくできている。音声案内のタイミングにも違和感が少なく、地図を見る必要がほとんどない。画面操作もシンプルなので、路肩に停めてささっと目的地設定も楽ちんだ。と、いうわけで1つに絞りきれずに、お財布の中身ばかり搾り取られていくわけだ。ムフー。

ドライブサポーター