みんなのケータイ

 3月27日正午から始まった熾烈な競争になんとか勝ち残り、話題の低価格タブレット「dtab」をゲットしました。購入画面のエラー多発により、初回予定は3月30日だったのが購入確定した頃には4月1日まで延びていましたが、初回分で入手できただけよしということで。

 すでに所有するAndroid端末は20に届こうかという勢いで、10インチサイズのタブレットも3台所有している今、低価格とはいえなぜわざわざdtabを購入するのかと言えば、それはひとえにSIMまわりの仕様が気になるからです。

 ユーザーであれば体験したことも多いと思いますが、NTTドコモのスマートフォンは無線LANで使っていても頻繁にSIM装着のチェックが行われます。dマーケットなどNTTドコモ関連のサービスは、無線LAN経由で使えるとは言ってもSIMが装着されていなければアプリを起動できず、SIMを装着していたとしてもしばらくドコモ関連のアプリを立ち上げていない場合、「最近認証していなかったので認証しますね」と丁寧にチェックが入るほど、NTTドコモのSIMチェックは厳しいのです。

dtab購入者の証
dマーケットはSIM未装着だと起動できない

 すべての端末にSIMを装着して通信して欲しいというNTTドコモの気持ちもわからなくはないのですが、機種変更するたびに貯まっていく端末たちにもわざわざSIMを装着し直さなければ使えないというのはちょっともったいない。以前に使っていたスマートフォンで大人買いしたdマーケットの電子コミックもSIMを入れないと読めないので、結局そのまま起動もしなくなってしまいました。

 しかしdtabはSIM非対応のタブレットながらもdビデオやdアニメストアといったNTTドコモの公式サービスを利用できることに。普段持ち歩くスマートフォンにSIMを入れつつ、家の中ではタブレットを楽しむという使い分けができるようになります。実際手にしたdtabは、SIM非対応のdstickですでに利用可能になっていたdビデオ、dアニメストア、dヒッツに加え、電子コミック「dブック」を含むdマーケット関連アプリがすべて利用できるように。これで以前購入したままだった電子コミックも改めて気軽に読めるようになりました。

dtabのホーム画面。dブックやdゲームなどdマーケット関連アプリに一通り対応
別の端末で購入済みだったコミックをSIM無しのdtabで改めてダウンロード

 NTTドコモのコンテンツをアクティブに使っていくためにも、dtabのようにSIM不要でNTTドコモのサービスが使えるようになるといいな、と思いつつ、届いたdtabでdアニメストアとdビデオの動画をむさぼり楽しみたいと思っております。