みんなのケータイ

T-MobileとAT&TのSIMキット。いずれも約15ドル。AT&TのGoPhoneのキットはNano-SIM版も売られていた

 今年も新年早々、1月7日〜10日にラスベガスで開催された家電の総合展示会、2014 International CESの取材に行ってきた。そして今年もモバイルネット環境に悩んでみて、SIMフリーiPhoneにT-Mobileの3ドル/日、au版iPad mini RetinaディスプレイモデルにAT&Tの50ドル/月のプランを入れてみた。

 T-Mobileの3ドル/日プランは、1日単位で支払うので、1週間程度の滞在ならばそこそこ安く利用できる。今回も量販店「Best Buy」で15ドルのSIMキットを購入し、店頭でSIMカットからプランの選択、開通までやってもらった。

 データ通信は1日200MBまでは速度制限なし、それ以後は2Gの速度になる仕組みだが、ヘビーに利用しなければ、1日200MBでも十分だ。だだし、iPhoneで利用する場合、テザリング機能が利用できない(去年のCES時は可能だったのに……)。現地で仕事をするとなると、パソコンをネットに接続する必要があるが、ホテルのネットが不安定で遅かったりすると、このプランだけではちょっと不便だ。

AT&TのiPad向けプラン。iPadの設定画面で選べる

 今回はそこを補うために、iPadでAT&Tの50ドル/月プランを利用した。同プランはAT&TのiPad専用データ通信プランの中では最高額のプランだ。1週間くらいなら、ひとつ下の30ドル/月(最大3GB)のプランや5ドル/日(最大250MB)のプランでも容量的には十分だが、iPadでテザリング(Mobile Hotspot)を使えるのは50ドルのプランだけとなっている。

 今回筆者は、量販店「Fry's」で15ドルで購入したAT&Tのプリペイド「GoPhone」のSIMキットを利用した。このSIMキットをiPadに挿すと、iPad向けデータプランのアクティベーションが行なえる。ただしデータ通信用のSIMカードはAT&Tショップに行くとタダでもらえるらしいので、ホテルや空港の近くにAT&Tショップがある場合は、そちらの方が安く済む。

データプランや契約ステータスの確認、キャンセルも設定画面からできる。かなり便利!

 アクティベーション時にWi-Fiによるネット接続が必要だが、Wi-Fi環境下でSIMカードを挿すだけで、iPadの設定画面からアクティベーションを行える。PINコードみたいなものの入力も不要。設定画面の「モバイルデータ通信」に「アカウントを表示」という項目が表示されるので、ここから各種利用者情報を入力するだけだ。

 日本のクレジットカードも利用できたが、課金住所はネバダ州日本東京、みたいなちょっと変な形式での入力が必要になる。利用する場所も入力するが、そちらはホテルの住所でOKだ。ただしこのあたり、将来も同様の方法で通るかは不明なので注意が必要だ。

 実際のところ、T-Mobileを入れたiPhoneより、AT&Tを入れたiPad miniの方が使う機会は多かった。来年のCESでも料金プランなどに変更がなければ、現地のデータ専用契約のiPad miniと日本の電話番号入りiPhoneの組み合わせで十分かな、と考えている。ただ、料金プランやネットワークは日々変化しているので、来年も同じものを買えばOK、とはいかず、結局直前にいろいろ調べる必要があるのだけど……。