みんなのケータイ

 自他ともに認めるスマートフォンのヘビーユーザーである私ですが、メイン回線は未だにFOMAのフィーチャーフォンです。理由はシンプルで、バッテリーがスマートフォンよりも圧倒的に持つから。

 おサイフケータイのヘビーユーザーの私としては、インターネットがつながらないことよりおサイフケータイが使えないことのほうが大変。最近ではネットはスマートフォンで行うためフィーチャーフォンは電話とメール、おサイフケータイに特化しており、さらにバッテリーが長持ちするようになりました。一度おサイフケータイの電池がなくなってSuicaのコインロッカーを開けられなくなった苦い思い出があるだけに、バッテリーが長持ちすることへのの思いは強いのです。

F-07F

 これまではスライド式のフィーチャーフォンを使っていましたが、メイン回線とはいえインターネットの利用はほぼスマートフォンに移行しているため、音声とおサイフケータイに特化した薄型の折りたたみが欲しいなと機種変更を決意。せっかくならフィーチャーフォン最新機種の動向も知りたいということで2014年夏モデルのF-07Fを選びました。

 最新機種と言ってもフィーチャーフォンの新機能は一段落しており、機能自体に目新しいものはありません。とはいえ薄型ながらカメラ、ワンセグ、赤外線、おサイフケータイに防水という機能は一通りサポートし、フィーチャーフォンながらWi-FiやBluetoothも搭載。富士通ならではの指紋認証は省かれているのが寂しいものの、機能面ではほぼ全部入りのスマートフォンです。

 機種変更して1カ月ほど経ちますが、やはり物理ボタンの安心感はすばらしい。こと電話に関してはスマートフォンのタッチ操作よりもしっかり番号を押せますし、電話しながらメモを取るとき、肩で固定しながら手ぶらで電話する、なんて使い方も折りたたみのほうが使いやすい。改めて電話はフィーチャーフォンが便利だなあと実感しています。

電話として使いやすい折りたたみ形状

 料金プランもタイプシンプル バリューとパケ・ホーダイ シンプルなので、無料通話がない代わりに月額料金も743円とiモードの300円の合計1000円程度で運用。音声通話の料金を入れても2000円届かない程度なので、スマートフォンとの2回線持ちでもあまり経済的に負担はありません。

 とはいえ久々のフィーチャーフォン新機種なので、いろいろと機能や設定を使い込んでみたいところ。スマートフォン時代におけるフィーチャーフォンの併用方法をいろいろと追求してみたいと思います。