みんなのケータイ

AQUOS PHONE SERIE SHL22(左)とPandA(右)

 ちまたでは「格安SIM」や「格安スマホ」といった言葉が話題になっている。手持ちの端末をそのまま利用する「格安SIM」の場合は、とにかくランニングコストが安くなるというメリットだけを追いかければ話は早いのだが、いわゆる「格安スマホ」の場合、聞いたことも無いようなメーカー製の端末が用意される場合が多く、正直、「安いのは分かるけど、コレ、大丈夫なの?」というのが大半の人の本音だろう。

 そんな「格安スマホ」の代表格、フリービットの「PandA」(2ndロット)を入手したので、今回はそのファーストインプレッションをお届けしようと思う。

 料金プランやスペックの詳細はこちらの記事(http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20131113_623466.html)こちらの記事(http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140423_645732.html)などをご参照いただきたいが、端末を手に取っての第一印象は“懐かしい重厚感”である。昨今のトレンドにならって5インチクラスのディスプレイを搭載しつつも、狭額縁ではないので、それなりのサイズ感になる。とりわけ、164gという重さは前述の重厚感に繋がっている。また、液晶がやや奥まったところに見えるあたりに懐かしさを感じる。このあたりはコストを強く意識した結果だろう。

背面。カバーを外すとデュアルSIMスロットが顔を出す

 気になる使用感だが、実を言うと、しばらく使ってみた感じでは、そうしたサイズ感以外では思いのほか不満が少ない。もちろん、気がつくと再起動がかかっているなど、少し前のAndroid端末の不安定さが残っているところもあるが、個人的には許容範囲に収まっていると感じる。

 フリービットが公表している250〜300kbpsという通信速度については、速度計測アプリを使用して計測してみると、アプリによっては下り約600kbps、上り700kbps〜1.44Mbpsといった数値が出る。ただ、別の計測アプリでは下り70〜80kbps、上り0.9〜1.4Mbpsといった数値になる。こうした結果を見ると、データ圧縮を行うなど、途中で体感速度を向上させるような工夫を行っているのかもしれない。

速度計測してみるとアプリによってバラつきが見られる。下りはともかく、上りの速度は公表値を大きく上回っている

 いずれにしても、体感としては、メールやTwitter、Facebookなどの文字ベースでのコミュニケーションについては問題無いが、アプリのダウンロードや動画の視聴といった大容量のデータ通信を行う際はWi-Fi環境下でないと厳しいといった感じ。3G環境下での050番号のIP電話サービスについては、別途オプションで提供されている音声通話サービス(3G音声オプション)と比べると、やや遅延を感じるが、音が悪いという印象は無い。

 こう言っては失礼だが、「思っていたより、かなりまとも」というのが率直な感想である。