みんなのケータイ

Bolt!対応のモバイルWi-Fiルーター。オレンジ色を基調としたBolt!のロゴが印象的

 インドネシアの首都、ジャカルタとその近郊エリアで提供されている4G LTEのデータ通信サービス「Bolt!」対応のモバイルWi-Fiルーターを購入しました。

 2014年7月現在、Bolt!対応のモバイルWi-Fiルーターは主に3つの製品が取扱いされており、販売価格はモバイルWi-Fiルーター本体と通信量が8GB含まれるSIMカードのセットで29万9000ルピア(約2600円)〜となっています。

Bolt!対応モバイルWi-Fiルーターの販売価格

製品名 メーカー 販売価格
MF90 ZTE 299,000ルピア
Slim Huawei 299,000ルピア
MAX Huawei 399,000ルピア

 Bolt!で販売されているモバイルWi-FiルーターはSIMロックがかけられており、Bolt!以外の通信事業者のSIMカードを入れて利用することができませんが、それでも販売価格はかなり安く、ジャカルタで高速なモバイルインターネットを利用したい方にはオススメです。

GAJAH MAD PLAZAのBolt! ZONEで端末購入。イスの色もオレンジで統一されていた
Bolt!対応モバイルWi-Fiルーター。パッケージに「Slim」や「MAX」と記載の無いものがMF90。販促物に使われている色もオレンジベース

 今回購入したのは、HuaweiのE5372をベースにしたモバイルWi-Fiルーター「MAX」です。Bolt!の「Slim」では標準状態では連続通信時間が4〜5時間程度と、昨今のモバイルWi-Fiルーターの性能からすると物足りないスペックとなっているため、バッテリー容量がSlimの2倍あり、連続通信時間がスペック上10時間となっているMAXを購入しました。

Huaweiのステータス確認アプリはBolt!のモバイルWi-Fiルーターにも対応

 電波状態やバッテリー残量をLEDの色や点滅で表示するMF90と比べると、Bolt!のSlimおよびMAXはディスプレイ上に電波状態やバッテリ残量などが表示されるため、各種のステータスがわかりやすくなっています。また、端末メーカーであるHuaweiの提供するステータス確認アプリにも対応しており、スマートフォンからのステータス確認も簡単に行えます。

 本体パッケージに同梱されているSIMカードを利用するためには、アクティベーションが必要となり、アクティベーション時に入力するユーザー情報としてパスポートなどの本人確認書類が必要となります。アクティベーションはBolt!のWebサイトから自分自身で行うことも可能ですが、端末とセットで購入した場合はスタッフが行ってくれるので、ユーザー側での手続は特に必要ありません。

 アクティベーションが完了すると、登録したメールアドレス宛に「My Bolt!」のログイン用パスワード(IDは電話番号)が送信され、同時に通信が利用可能となります。アクティベーションはユーザー情報の入力完了と同時に処理が行われるため、通信が利用可能となるまで長時間待つ必要はありません。

 My Bolt!へのログインを行うと、通信量の残高確認やプリペイドSIMカードへのオンラインでのチャージなどを行うことができます。My Bolt!の画面はインドネシア語のみとなっているため、インドネシア語がわからないと少々手間取りますが、内容そのものは簡単です。

アクティベーション完了の通知がメールで届き、通信が利用可能に
My Bolt!での追加容量の購入画面。Harga:料金、Kuota Utama:容量、Kuota Bonus:ボーナス容量、Masa Aktif:有効期間(Hari=日)、Beli:購入

 上記の様に、Bolt!のデータ通信料は最も単位の大きい20万ルピア(約1700円)だと容量30GB、有効期間60日と非常に安い価格が設定されており、大容量の通信を行う場合でも安心して利用できます。

 通信速度は電波状況や混雑状況により大きく左右されますが、最速では下り40Mbpsを超える速度を記録したこともあり、電波状況が良ければかなり速い速度が得られます。一方で、建物内などは電波が弱くなり、通信速度が低下することがあるものの、今回訪問した商業施設内では地下フロアを除いて圏外になることはほとんどありませんでした。

下り通信速度は40Mbps超えも
建物内でも圏外になることは少なかった
サービスエリアはジャカルタとその近郊都市のみ

 Bolt!のモバイルWi-Fiルーターは、端末代および通信料が非常に安く設定されているため、短期の旅行客でも気軽に購入することができますが、Bolt!のサービスエリアはジャカルタとその近郊に限らており、インドネシアで人気のリゾート地であるバリ島などはサービスエリア外となっています。

 サービスエリアが狭いのは大きな弱点ですが、端末代および通信料が安く、コストパフォーマンスに優れたサービスとなっているだけでなく、Bolt!のサービスは端末のロゴ、パッケージ、モバイルWi-Fiルーターの管理画面、商品受渡用のビニール袋、店舗のデザインなどが全てBolt!ブランドに合わせて設計されており、使っていてとても愛着が湧くサービスでした。