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手袋をしたまま操作できる、真冬も快適なARROWS NX F-02G

 いよいよ冬本番。日々寒くなっていくのが身にしみて感じられる季節になってきたわけだけれど、この冬のマストアイテムはARROWS NX F-02Gであると、声高に主張しておきたい。

 なぜなら、F-02Gには冷え性ユーザーや手袋ユーザー待望の「手袋タッチ」機能が新たに搭載されたから。手袋タッチをオンにすれば、いわゆる“タッチパネル対応手袋”ではない普通の手袋でも、手にはめたまま問題なく画面操作できるようになるのだ。

「手袋タッチ」は端末設定のうち“便利機能”の1つとして用意されている
筆者のお気に入り手袋でも、もちろん操作は全く問題なし

 実は他の機種でも最近になって「高感度タッチ操作」や「手ぶくろモード」という名前で同等の機能が搭載され始めており、F-02Gの場合は「手袋タッチ」というより分かりやすい表現になっている。手袋タッチの利点は、なんといっても、操作するためにいちいち手袋を外して、はめて、外して……(あるいは脱いで、はいて、脱いで)を繰り返す必要がないこと。寒さに震えながら意地になってスマートフォンを操作しなくてもいい。

 たとえば冬空の下、あたたかい格好で悠々とF-02Gを操作していると、周囲から「えっ!? 手袋のまま使ってる!? スマホ対応手袋かな? いや違う! あれはARROWS NX F-02Gだ!!」みたいな注目を一身に浴びる、ような気がする。操作感としては、軽くなでるようなタッチの仕方では反応せず、指を少し押し込むようなイメージ。その点だけ意識すれば、違和感なく使いこなせるだろう。

 タッチパネル対応手袋だと種類のバリエーションが少ないわけで、手袋にファッション性を求める人にはやや物足りない。でも手袋タッチが可能なF-02Gであれば、よほど厚手の手袋でない限り操作できるので、お気に入りの手袋をそのまま使えるし、手袋を新調する時でも選択肢がほとんど限定されない。これって実はけっこう大きなメリットではないかな、と思う。

 ただ、気を付けなければいけないポイントもある。まず手袋をしていると当然ながらF-02Gの特徴の1つである指紋認証機能が使えなくなってしまう。また、画面操作時に隠れる部分が広くなるので、細かい箇所を正確にタッチするのが難しい。ボタンタッチやスクロールといった基本的な操作は全く問題ないけれど、文字入力はちょっと大変。QWERTYキーボードだと入力ミスが増えるけれど、フリック入力だとなんとか大丈夫かな、というところ。

指紋認証は当たり前だけれど使用不可能
フリック入力であればキーボード操作もなんとかなりそう
すばやくオン・オフを切り替えられるように、通知パネル内の機能スイッチを長押しして、手袋タッチを追加しておこう

 それでもこの冬、手袋タッチが役に立つであろうことは間違いなし。寒風吹きすさぶ駅のホームで電車を待つ間も、凍えることなく余裕でスマートフォンを使えるし、実際のところ、筆者の場合は自転車、徒歩、電車と乗り継ぐ自宅から会社まで一度も手袋を外すことなく移動できている。

 これからどんどん冷え込みが強まる日本列島、あなたのスマホが手袋に対応していなくても、本当に大丈夫?