みんなのケータイ

 Android端末は、発売年代や製造元などによって、いわゆるホームボタン周りの造りが大きく違います。例えば、筆者が初めて買ったIS05(シャープ製auスマートフォン、2011年発売)では左から順に「メニュー・ホーム・戻る・検索」という並びで、しかも物理式ボタンした。それから3年後に発売されたisai FLではディスプレイ最下部に表示されるソフトキー式になり、順番も「戻る・ホーム・タスク」になりました。

「ホームタッチボタン」の設定例。5つまで並べられる。この例だと左端は「Qメモ+」で、右端が「通知」
これが標準状態

 このあたりの仕様違いを吸収する方策として、isai FLでは配列のカスタマイズができるようになっています。具体的には、設定画面の「ホームタッチボタン」→「ホタンの配列」から変更可能です。

 設定項目は標準3ボタンのほか、「通知・Qメモ+・Qスライド・デュアルウインドウ」の4ボタンがあり、これら7種の中から最大5つまでを好きな順で並べられます。

 例えば最近のサムスン風に「タスク・ホーム・戻る」と、並び順だけ変えるのもOK。また、LG独自機能であるQメモ+をガッツリ加えてもいいでしょう。なお、「通知」は、通知パネルをワンタッチで呼び出すためのボタンです。画面上部から下へのスワイプを代替できますので、片手操作のサポートになります。

設定画面
好みのアイコンをタップ&ドラッグで並べ替え

 逆に言うと、これら7つ以外のボタンを、ショートカット的に配置することはできません。まぁ、そのためのタスクボタンではありますし、これだけあれば十分かも?

 並び順以外では、アイコンのカラーを全4種類から、さらにその背景を透過処理(ホーム画面限定)するか選択できます。その時の気分であったり、壁紙に応じて切り替えましょう。

 もう1つ、個別のアプリを使用中にこれらホームタッチボタンそのものを表示するかが選択できます。例えばGoogleマップであるとか、各種写真アプリであるとか、ほんの少しでもいいので表示領域を拡張したい場合に使うのがいいでしょうか。この設定を適用した状態でも、画面下端から上へのスワイプをすれば、一時的にホームタッチボタンを表示させられます。

アイコンカラー選択
ホームタッチボタンを表示するか、アプリごとに指定できる。ただし、すべてのアプリを指定できるわけではない模様