みんなのケータイ

 出張が多かったりすると、意外と自由な時間というか隙間時間ができたりする。移動中とか、ちょっと早めに現地に入ったりすると、手持ち無沙汰な時間ができたりするものだ。そんなとき、やっぱり便利なのがスマホやタブレットだ。

 特にテレビ好きな自分としては、いつでもどこでもテレビを見られればと思ってきた。これまでも、出先、特に海外などで日本のテレビ番組を見られないかと試行錯誤してきた。例えば、数年前には自宅にVULKANOという機器を入れ、タブレットからネット経由で遠隔で赤外線リモコンを操作して、再生や早送りなどを行ったきた。

 また、最近ではDTCP-IPを扱えるアプリも登場し、今までに比べるとかなり楽に自宅で録画した番組を持ち歩けたり、遠隔で自宅の機器にアクセスして、視聴できるようになってきた。

 もともと、持ち歩き用にタブレットはiPad、自宅にはソニーのnasneを入れているが、さらにソニーの「TV Sideview」というアプリに出会って、ようやくストレスなく、日本のテレビが見られる環境が整ったように思う。年末年始、アメリカに2週間ほど滞在していたのだが、見たいと思う特番はiPadのTV Sideviewから遠隔で予約をして、見たいときに視聴。また、リアルタイムでも日本のテレビが快適に見られたのにはちょっと感動してしまった。

 もちろん、移動中の飛行機の中では、あらかじめiPadに転送しておいた番組を視聴している。この年末年始も、放送中は全然、見られなかったドラマを1話から最終話まで一気に見たほどだ。

 先日も、新潟や福岡に行く機会があったのだが、新幹線では、オンエア中のバラエティ番組を視聴しながら帰ってきた。途中、長いトンネルがあって、中断を余儀なくされたが、それ以外の場所は快適に視聴できた。各社とも東海道新幹線沿線のLTEエリア化は注力しているようだが、東北や上越さらにはまもなく開業の北陸新幹線沿線も頑張ってもらいたい。

 ただ、新幹線でも動画が見られるようになると、気になるのがパケット通信量だ。新料金プランとなり、パケット量に応じた料金設定になっているため、あっという間にパケットを消費しそうで怖かったりもする。そうなると「ギガ放題」のWiMAX 2+ルーターが選択肢となってきそうだが、新幹線沿線のネットワーク対応状況が気になってくるので、今度、UQコミュニケーションズに聞いてみようと思う。