みんなのケータイ

 スマホを使っていると、毎日使うアプリはおおむね決まってくる。そのためよく使うアプリをいかにスムーズに呼び出すか、というのはみんなが工夫するところだろう。ただ、機種によってはホーム画面にアプリのショートカットをどう配置するか、といったところが主になる。

 「GALAXY S5 Active」では、そうしたショートカットの導線がほかにも用意されている。たとえば「GALAXY S5」にもあった「ツールボックス」はもちろん、イヤホン装着時のショートカット、そして「GALAXY S5 Active」で搭載されたアクティブキーといったところだ。

表面が青色のアクティブキー

 まずGALAXY S5 Activeならではの要素と言えるアクティブキーは、画面左上に用意されている。短押しした場合、長押しした場合、それぞれで異なるアプリを呼び出せる。呼び出せるアプリはあわせて2種類ということになるが、ハードキーなのでとりあえずスマホを手にしていれば、すぐアプリを起動できる。これがまた使い勝手がよく、一番よく使う。ただ、ブラウザが起動しているときなどではアクティブキーによる起動が機能しないこともある。

 ツールボックスは、いわゆるアプリランチャーで、画面上のどこにでも配置でき、ワンタップで登録したアプリのショートカット最大5つが表示される。どんなアプリを使っていても、すぐ呼び出せるのが嬉しい。

 イヤホン装着時のショートカットは、通知バーから呼び出す形。音楽をよく聴く人にはうってつけだ。ただ、個人的にはワイヤレスのBluetoothヘッドセット、それも片耳タイプのものを装着するほうが好みなのだが、この場合、イヤホン装着と認識されず通知バーにショートカットが出てこない。これはちょっと寂しいところだ。

ツールボックス
イヤホン装着時には通知バーにもアプリのショートカット。カスタマイズ可能だ

 ここまでして、いったい何のアプリを起動するのか、という疑問もあるだろうが、たとえば動画を観たり、Webブラウジングしている最中にLINEを使ったりするなど、好みのアプリをパパパと切り替えたくなる場面は誰にでもあるはず。筆者の場合、2013年11月から、街中のアートやお地蔵様を訪れまくる「Ingress」というゲームにドハマりしており、歩きスマホを避けつつ目的の場所へ着いた瞬間、スピーディにアクティブキーでスキャナ(Ingressのアプリのこと)を起動したり、あるいは、チャットアプリで仲間とやり取りしつつ、スキャナでアクションといった切り換えという使い方で、「GALAXY S5 Active」のこれらの機能が活躍している。ストレスを少なくして、快適なIngressライフを送る上で、こうした機能が役立ったことはあらためて紹介しておきたいポイントだ。