みんなのケータイ

 最近は、ほとんどのスマートフォンにカメラ用としてLEDフラッシュが搭載されている。サードパーティアプリなどを使って、フラッシュを一時的なLEDライトとして使う人もいるだろう。

 GALAXY S5 Activeの「トーチライト」という機能は、LEDをもう少し踏み込んで利用できるようにした機能。明滅の間隔や明るさを調整でき、簡易的なLEDライトとして利用できるのはもちろん、英数字を入力してモールス信号を送る、ということまでできる。またLEDライトではなく、ディスプレイの明るさや色、点滅間隔を設定して、“面で光らせる”といった使い方もできる。

英数字を入力してモールス信号を発信。リピートしつづけることもできる。編集長からは「自転車乗りながらそのメッセージを発すればいいのではないか」とのお達し。試してみたいが、反応されるのもちょっと怖い

 この数カ月、「GALAXY S5 Active」を使い続けてきた中で、もっともよく利用したのは、やはりLEDライトとしての機能。街灯の少ない道、それも初めて訪れるような場所では、トーチライトをONにして地面を照らして、つまづかないようにするとともに、周囲に存在をアピールしようと試みた。自転車に乗っている最中も、メインのライトに加えて、スマートフォンホルダーに装着したまま、トーチライトをONにすることで、補助的な光源として手元の道路を照らす、といった使い方もしたことがある。最大の輝度まですると、それなりに明るくなって、安心感が増した。

 トーチライトは、「Active Zone」というGALAXY S5 Activeオリジナルのアプリのなかからアクセスできるが、ホーム画面にショートカットを置くこともできるので、ワンタップで点灯できて便利。もちろん使いすぎはバッテリー残量を減らすことになるので、限られた時間だけになってしまうが、夜間のお伴として、多少なりとも役立つと思う。ただ、モールス信号の発光機能を頼る状況は、これからも避けたいところだ。