みんなのケータイ

 スマートフォンを使えば使うほど、増えていくのがアプリたち。あれもこれも試してみようとインストールしていると、いつしかホーム画面もアプリ一覧もごちゃごちゃに……といった感じで、アプリの整理にはいつも悩まされている。

 ZenFoneのホームランチャーには、そのアプリのジャンルごとに「スマートフォルダー」自動でフォルダー分けしてくれるという機能がある。さらに、新しくインストールしたアプリも自動で振り分けてくれるのだ。

ごちゃごちゃだったアプリが一画面に!
あまり入れすぎると整理されているのに逆に不便に

 「スマートフォルダー」のおかげでアプリ一覧が1画面に整理された! 快適! とはなったのだが、この機能、意外な盲点があった。確かに整理はされているのだが、同じジャンルのアプリを多くインストールすると、ひとつのフォルダーの中にいくつもアプリが入ってしまうのだ。

 例えば筆者のZenFone 2では、「ツール」フォルダーの中に20種類以上のアプリが入っている。フォルダーの下の方に新しく入ったアプリを起動するためには、フォルダーを開けて下までスクロールしなければいけない……。

 自動で整理できても、快適に使うためには自分でアイコンを整理しなくてはならない。が、それは面倒だ。というわけで、整理しなくても起動できるアプリを探してきた。それがGoogleの提供するアプリ「Gesture Search」だ。

 「Gesture Search」は、画面上で手書きすることで、アプリや連絡先、ブラウザの履歴、音楽を検索して表示するランチャーアプリだ。頭文字から手書きしていくと、候補が一覧表示され、そこから選択して起動することができる。検索はインクリメンタル方式で、一文字書くごとに一瞬でリストアップしていくのでストレスがない。

名前や電話番号を手書きで検索する
アプリ起動に使いたいので、アプリと設定項目だけを表示するようにした

 このアプリをホーム画面の一番起動しやすい位置に置いておく。さらにZenFone 2のジェスチャー機能を活用して、スクリーンオフの状態で「S」の字を描くことでも起動できるようにした。

 これで、アイコンの整理をしなくても快適にアプリが起動できる環境が整ったのだった。しかしこの「Gesture Search」は、名前で検索するので名前を覚えていないと起動できないという難点が……。その時は、「スマートフォルダー」機能で整理されたフォルダーをひたすらスクロールしていくしかないだろう。

入力後しばらくすると確定されるので、複雑な漢字を書くのは少し難しい