みんなのケータイ

 「OCN モバイル ONE」のプランを110MB/日コースから3GB/月コースに変更して約1カ月。現金と違って浪費癖がないパケット消費は節約傾向が続いており、12月は最終週をほぼ自宅で過ごしたこともあってか、想定以上に余らせた結果になった。「OCN モバイル ONE」のアプリで月ごとの推移を見ると、11月がポンと増えたものの、それを除くと右肩上がりの傾向が見えてくる。それでも月間1GB前後なので、ひとまずは残量を気にせず使えそうだ。

「OCN モバイル ONE」のアプリで見る利用量の推移

 月間の単位で通信容量が付与されるコースでは、パケット容量をシェアできるSIMカードの追加(2回線目)も、オプションとして魅力的になってくる。サブ端末としてスマートフォンを何種類も使っていたり、タブレットを活用していたりするとなおさらだ。

 そこで、メインの回線と容量をシェアできる、データ通信専用のSIMカードを追加してみた。Webサイトで申し込むと、すぐに封筒で届いた。なお、新規に「OCN モバイル ONE」を契約した場合、申し込み月はSIMカードの追加が行えないと案内されている(以降も月に1枚まで)。追加SIMの利用を前提に新規契約する場合は留意しておく必要があるだろう。

容量シェアのSIMカードを追加するとアプリ上でも確認できる

 アンテナピクト関連の問題もあるので、念のためSMS対応のSIMカードを選択した。このSIMカードの発行手数料は1800円(税抜、以下同)。追加のSIMカード(SMS対応)自体の利用料は、月額570円だ。SIMカードのサイズは将来性を考えてnanoSIMカードサイズを選択。microSIMカードの端末には、自己責任だがアダプターを装着して利用することになる。ちなみに、データ通信専用SIMカードなので電話番号を意識することはないが、070番号が発番されていた。

 「Nexus 6」は、電子書籍をはじめとしたコンテンツを存分に利用するのに最適な端末と、これまでも書いてきた。個人的によく利用する電子書籍は、小説、ノベルス、ライトノベルが中心だったが、最近はコミックも、新規に購入するものは電子書籍版を選択するようになり、コミックの見開き表示に最適なタブレットが欲しくなってきたところだ。仮にLTE対応タブレットだった場合、パケットをシェアするSIMカードとの組み合わせは最適だと思われるので、前向きに導入を検討していきたい。