みんなのケータイ

 千代田区、中央区、港区、江東区のコミュニティサイクルを(※関連記事)、区域をまたいで相互に利用できる、そんなサービスの実証実験が始まりました。もともと、この4区のサービスは、NTTドコモグループのドコモ・バイクシェアが運営しているので、使い勝手は同じ。で、さっそくサービスサイトにログインしてみると、サイトは刷新され、英文の併記が目に付きます。2020年に向けて、訪日外国人にとっても利用しやすいサービスになりそう。

 でも違いがあるとすればそれくらい。サイト上の機能や、サービスそのものの使い勝手は基本的に今までと同じです。専用サイト(※関連URL)を見てみると、Googleマップのマイマップ機能を使って4区全てのポートを参照できるようになっていて、とても便利です。

 たとえば2〜4kmと、電車では乗継ぎが面倒で、歩きでちょっと時間がかかりすぎる、といったエリアに行きやすくなることは間違いありません。たとえばケータイ Watch編集部のある神保町からすると、日本橋や茅場町(どちらも中央区)なんてあたりですね。また皇居を挟んで反対側の溜池山王や虎ノ門といったエリアは、電車で行くには中途半端な面倒さがあります。このうち溜池山王であれば、同じ千代田区内なので神保町から「ちよくる」でお邪魔したこともありますが、この季節、それなりに暖かい日でなければ、自転車に乗る時間はできるだけ減らしたいのが正直なところ。ところが4区をまたげるようになったおかげで、神保町→内幸町まで電車で移動し、その後は内幸町駅の近くにある港区のポートで自転車を借りて虎ノ門、あるいは溜池山王までサッと漕ぐ、なんて使い方が可能になりました。これで春になれば、電車よりもタクシーよりもウキウキしながら走りたくなるでしょう。

 これまで「ちよくる」ユーザーだった筆者が、あらためて4区合同のポートマップを拝見すると、千代田区はコンパクトなこともあって、ポート数が結構充実しているよう。たとえば中央区の東京駅の東(八重洲方面)や銀座駅、あるいは港区の六本木駅や汐留駅といったあたりは、ちょっとポートが少ないですね。

 ちなみにドコモ・バイクシェアのサービスは、東京だけではなく、横浜や仙台、広島、神戸でも採用されています。そうした離れた地域との相互運用はもちろんできませんが、使い方はほぼ同じ。専用ICカードが必要で、おサイフケータイ対応機種ならば、そのまま会員証のICカードとして登録できます。筆者のこの冬の相棒である「Galaxy Active Neo」はもちろん会員証として登録済。アウトドア向けな雰囲気を持つタフネススマホだけど、仕事に追われる日々でも、さっと自転車に乗る、なんて場面でも安心して使えるのはありがたいです。

 だからどこかの地域で、コミュニティサイクルを使っていると、他のエリアに行っても使い方がわかる、というのはメリットの1つかも。いろんな企業のサービスが出揃ったほうが競争環境になるけれど、日本全国どこでもすぐに使えるという仕組みも欲しい。東京での実証実験が、相互利用のプラットフォーム作りにも役立つといいなぁ。