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PRADA phoneを海外に持っていくためにしたこと

2012年2月29日 06:00
(石野純也)

 この記事が掲載される頃には、スペインのバルセロナで「Mobile World Congress」を取材中だと思う。恐らく、現地で書いた原稿も掲載されているはずだ。みんなのケータイ執筆中の今現在はまだ日本にいるわけだが、海外渡航のためにいくつかの準備をしている。筆者が利用中の「PRADA phone L-02D」に限らず、海外でのスマートフォン全般に役立つ話題も交えて、ここに書き留めておきたい。

 真っ先に行ったのが、料金プランの変更だ。海外ローミングでは通話料金が非常に高く、スペインの場合はどのキャリアに接続しても日本向けの通話は1分あたり180円もかかる。着信も1分100円となり、気を抜いて長電話すると料金が跳ね上がってしまう。現地同士の連絡には、スペインで契約したプリペイドのSIMカードを利用するつもりだが、日本からいつもの番号にかかってきた電話を取らないわけにはいかない。そこで活用したいのが、無料通話だ。どのキャリアもほぼ同じような仕組みだが、基本使用料の高いプランになればなるほど、無料通話の“比率”も高くなる。通話が多いことが分かっている海外出張のある月には、普段より高いプランに変更しておくのがおトクなのだ。前回のみんなのケータイでも書いたように、普段は「プランL」を契約しているため、2月の頭に「プランLLバリュー」に変更した。ドコモの場合、月2回のプラン変更は無料で、基本使用料や無料通話分まで日割りで計算されるのがうれしい。Webやdメニューのお客様サポートにある「My docomo」ですぐに手続き可能なため、海外出張を控えた人は、気づいた時点で料金プランを変更しておくといい。

 料金プランを変更したあとPRADA phoneをドコモショップに持っていき、SIMロックを解除してもらった。このコーナーで度々紹介しているように、普段海外に行く時はSIMフリーの「Nexus S」を持参して現地のプリペイドSIMを購入しており、メイン端末のデータローミングは到着初日などを除き原則としてオフにしている。ただ、SIMロックを解除しておけば、Nexus Sの電池がなくなってしまった際の予備端末として活用できる。今年のCESではうっかりNexus Sを紛失してしまい、セキュリティセンターに預かってもらえて事なきを得たが、翌日受け取った端末は電池残量が1ケタになっていた。そんな時にもメイン端末のSIMロックが外れていれば、海外用端末の充電が完了するまでの間、現地のSIMカードを挿しておける。緊急時ぐらいは国際ローミングを使えといわれそうだが(笑)、大きなイベントでは海外番号同士の通話も多くなるため、このように運用した方が利便性も高いのだ。

 なお、SIMロックを解除しても、PRADA phone単体ではそれが成功したかどうかまでは確認できない。失敗しているといざという時に困るので、米国で買ったT-MobileのSIMカードを挿してみた。アンテナピクトを見るとドコモに接続した国際ローミングになっているので、SIMロック解除には成功したようだ。ソフトバンクやイー・モバイル(1.7GHz対応の端末に限る)を契約していれば、そのSIMカードを使って確認してもいいだろう。

 最後に、PRADA phoneのアプリの並びを変え、「シーン」として保存した。シーンとは、LGエレクトロニクスのスマートフォンに搭載される機能で、ホーム画面を丸ごと残して切り替えなが使うことができる。シチュエーションに合わせたホーム画面をあらかじめ用意しておけば、その都度アプリを並べ直す必要がないというわけだ。今回、海外では主に通貨換算アプリや、国際時計ウィジェット、翻訳アプリなどの利用頻度が上がる過去の経験を踏まえ、これらを一番使いやすい場所に配置しておいた。あとは現地に着いたら、シーンを切り替えるだけ。こうして準備を整えたPRADA phoneが、今、バルセロナで大活躍している……はずだ(笑)。ちなみに、LGエレクトロニクス以外の一部メーカーも、似たようなシーン機能を採用している。特に環境がガラッと変わる海外出張では便利なので、搭載端末を持っている人にはぜひ試してみることをオススメしたい。


アップデートはARROWS Zの魅力の一つ?

アップデートはARROWS Zの魅力の一つ?

2012年2月28日 06:00
(石川温)

 昨年末から使い始めているARROWS Z ISW11F。おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線、防水などが「全部入り」で人気が高い一方で、充電時に「熱くなる」などといった面も指摘されており、個性強めの端末になっている点が憎めない存在である。

 ARROWS Z ISW11Fのもうひとつの「魅力」とも言えるのが、アップデートが頻繁に実施されるという点だ。もはや、これは「ユーザーを飽きさせない工夫」とうがった見方をしたくなるほど、短期間に頻繁にアップデートをしてくれる。

 ざっと振り返ってみると、昨年12月26日を皮切りに、1月19日、2月20日とほぼ1カ月に1回のペース。月刊誌並にアップデートをしてくれるようになり、正直、次のアップデートがどんな内容か、1カ月が待ち遠しくなる限りだ。

 2月20日アップデートされた内容といえば、「ケータイアップデートがエラーになる場合がある」という事象を改善するためのものだ。今後のアップデートを睨んで、アップデートの信頼性を向上させるとは、頭が下がる思いだ。

 1月19日には「充電ができない場合がある。充電に時間がかかる場合がある」という事象を改善するためのアップデートが実施されたが「ソフトウェアに一部不具合が確認されたことで、アップデートは一時停止」という状況にもなった。もはや、何が不具合で、アップデートで何が改善されるのかも、わからなくなってきた。

 スマートフォン時代になり、各メーカーは開発期間をできるだけ短縮して新製品開発に取り組んでいる。それこそ、ケータイのころは1年半から2年近くかけて開発してきたのが、ここ最近のスマートフォンは数カ月で開発して発売されるのも珍しくない。まずは製品化を優先させ、ちょっとした不具合であれば、アップデートで対応するというのが当たり前になってきた。

 今後、メーカーが世界で戦って行くには、最新OSが登場してからいち早く製品化にこぎつけるというのが絶対条件となっていく。それだけに「品質確認は後回し」という状況はしばらく続くことだろう。

 ただ、アップデートを繰り返すような品質では、ユーザーの信頼を得ることはできない。「発売日」をとるか、「品質向上」を目指すか。いま、メーカーとしては悩ましい状況に追い込まれていると言えそうだ。


「マップ」がウソをつく恐怖!

「マップ」がウソをつく恐怖!

2012年2月27日 06:00
(すずまり)

 もし「あなたのスマートフォンのキラーアプリは何?」と聞かれたら、「マップ!」と即答できる方向音痴な私です。もう「マップ」命! 以前はiPhoneだけでしたが、今はAndroid端末でも道案内してもらえるようになりました。

 メールに書かれた住所からすぐ起動できることや、進行方向に地図全体を回転してくれることから、iPhoneの「マップ」のほうが圧倒的に出番が多いんですが(地図が読めない女なので)、こちらの愛が通じていないのか、先日、全く違う場所に案内されるという、ショッキングな出来事がありました。

 場所は横浜中華街。元町・中華街駅を出たところでメールの住所から「マップ」を起動し、目的地を確認しました。そのまま経路検索して「さあマップよ! わたくしを萬珍樓につれてって!」と歩き始めたのです。

 現在地を確認しながら、案内された通り横道に入り、甘栗攻撃をかわしつつ歩き続けたのですが、付近に来てもそれらしき看板がない。よく見ると、地図が示す位置が、最初に見た位置となんか違う。そこで改めてメールから位置を確認したら、やはりゴールが違う! 横道になんて入らないんです。慌てて元来た道を戻りながら、経路検索をし直したんですが、またしても違う場所を案内されました。経路検索は諦めて、そのまま地図をみながら進み、無事目的地にたどり着けました。

メールに書かれた住所をタップしたときに示した場所 経路検索で示された場所。全然違う……

 実はその前にも、たどりつけなかったことがあったんです。そのときは神楽坂でした。現地に行っても、目的の店がない。住所でも、お店の名前で検索し直しても同じ場所をさすんですが、実際ある場所とは違うんです。「iPhoneでダメならSH-01Dだ!」とAndroidの「マップ」に希望を託したのですが、やはり示す場所がiPhoneと同じ。完全にデータが間違ってるパターンでしょうか。

 「地図がダメなら人力だー!」と地元の方に道を聞くも、「八百屋が詳しいから八百屋に行け」といわれ、八百屋に行くと「よく分からないけど○丁目はあっちだ」的なアドバイスで、気がつくと最初に彷徨った場所に逆戻り。すでに到着している知人が、電話で教えてくれるんですが、暗い上に土地勘も方向感覚もないので、大きな通りに戻るにも、どちらに行くべきかが分からない(苦笑)。最後は、お店の情報が掲載されている某ぐるめサイトの地図を頼りに、30分も遅れて到着する始末でした。

 誤差があるのは仕方ないと思うんですが、全然違うっていうのは、方向音痴にとってかなり恐怖です。それでも、検索すればなんらかの情報が得られ、それを頼りに移動できるというのは、スマートフォンのいいところですけどね……。どうしたものか……。

 ちなみに、中華街での余談ですが、ルートを修正したところで、建物の写真を撮っている同席予定の知人に遭遇しました。声をかけると、「おう!」と言って、そのままその店に入ってしまいました。看板には「○珍樓」と書いてありますよ? 「ここじゃないですよ! だってここ○珍樓って書いてあるし! 行くのは△珍樓でしょ!」と指摘すると「何っ!? 俺の持ってる地図にはハッキリここだと書いてあるんだぜ!」と断言するので、見せてもらったところ、iPhoneが示すのと同じ「△珍樓」の地図(印刷)でした。看板の「珍樓」の文字を見て、そのまま飛び込んだようです。脳も誤認するので困りますね(苦笑)。


しっくり来ないドコモの電話帳

しっくり来ないドコモの電話帳

2012年2月24日 06:00
(法林岳之)

 いつも持ち歩いている主要3社のケータイの内、NTTドコモのOPTIMUS LTE L-01Dの電話番号は、主に仕事関係に使っているもの。だから、当然のことながら、いろんな人から電話がかかってくるわけだけど、その分、こちらから電話をかけることも多い。

 この電話をかけるときに使うのが「電話帳」や「アドレス帳」、「連絡先」といったアプリ。NTTドコモのスマートフォンの場合、ほとんどの機種にNTTドコモが開発した「電話帳」アプリが標準で搭載されている。OPTIMUS LTE L-01Dもそのひとつ。

縦方向にスクロールして、相手を選ぶというユーザーインターフェイス

 今までもよく指摘したことだけど、電話帳には人それぞれに「こだわり」というか、流儀というか、使い方があるもの。フィーチャーフォンの時代も「●○の電話帳は△△が便利」「■□に機種変したら、電話帳が今イチ」なんていう話もよく耳にした。その違いは表示方法だったり、検索方法だったりと、結構、細かいところにこだわりがあった。

 じゃあ、OPTIMUS LTE L-01Dに搭載されているNTTドコモの電話帳アプリはどうなのかというと、正直なところ、個人的には今ひとつしっくり来ない。中でも気になるのが電話帳の表示方法。表示順はあいうえお順、ABC順、123順で選べるんだけど、電話帳データがひたすら縦方向に並ぶ表示形式になっているため、並び順で後ろの方になる人、たとえば、や行の「湯野」編集長なんかを表示しようとすると、ひたすらスクロールしなきゃいけない。

 そういうときのために、検索機能も備えられていて、「ゆ」と入力すれば、すぐに見つかるわけだけど、「電話帳アプリを起動」→「検索ボタンを押す」→「表示された検索ボックスに文字を入力」という手順を踏むため、結構、手間が掛かる。

 また、電話帳アプリの右端をタップすると、五十音の各行を選べるパレットが「にゅ〜」っと表示されるんだけど、ボクが見た限り、この機能はヘルプにも書かれていなくて、画面を触って、偶然、見つけたというのが本当のところ。

 改めて説明するまでもないけど、今後、フィーチャーフォンからスマートフォンに移行する人は、さらに増えることになるわけだけど、フィーチャーフォンの場合、多くの機種が五十音のタブ表示を採用していて、機種ごとにグループ表示に切り替えたり、よく掛ける相手をお気に入りに登録しておくという設定ができた。それがスマートフォンに移行すると、こういう仕様になっているんだから、はじめて使う人が戸惑うことは容易に想像できる。画面上のガイド表示やヘルプも含め、結構、不親切な気がするんだけど……。
検索機能を使えば、すぐに目的の相手を見つけられるけど、そもそも文字入力をしなきゃいけない時点で不親切では? 偶然見つけた五十音の各行が選べるパレット。こういう機能も画面にガイド表示がなければ、気づかないのでは?

 こうなってくると、次なるステップは他の電話帳アプリを探すことになるわけで、最近は本誌でもおなじみのAndroidのアプリ情報サイト「アンドロイダー」「電話帳」カテゴリに掲載されているアプリを試しているんだけど、まだ個人的なベストチョイスは見つかっていない。

 アンドロイダーに掲載されているアプリは、おなじみの人力レビューなので、内容がチェックされ、安心して使えそうだけど、考えてみれば、電話帳アプリで扱うデータはユーザーのプライバシーに関わるものだし、フィーチャーフォンから移行した多くのユーザーが最初に触れるアプリの内のひとつなんだから、NTTドコモにはもうちょっと気合い入れて、本気で使いやすい電話帳アプリを開発して欲しいところです。


やっぱりiPhoneはMacとの相性が良い

やっぱりiPhoneはMacとの相性が良い

2012年2月23日 06:00
(白根雅彦)

 筆者はMacもWindowsも使っているが、ここ8年ほどは、Macをメインに使うようになっている。アップル製品が好き、というのもあるが、使い慣れている、というのがいちばんの理由だ。どんなものも、使い手が使い慣れていることは最大のメリットである。しかしここ数年は、MacとiPhoneの相性が良いことにも大きなメリットを感じるようになった。同じアップル製品なのだから、相性が良いのは当然と言えば当然であるが、しかし、iPhoneを使い続けている限り、Windowsには移行できないかも、と思うくらい快適な相性の良さとなっている。

写真ライブラリに「フォトストリーム」が用意されている

 たとえばiPhoneのカレンダーやリマインダー、連絡先、メモといったアプリのデータは、iCloud経由でMacの標準ソフトと同期され、編集・閲覧できる。アップル製の写真管理ソフト「iPhoto」もしくは「Aperture」なら、iCloudのフォトストリーム機能により、iPhoneで撮影した写真は、Macの写真管理ソフトライブラリ内の「フォトストリーム」に自動で転送されていて、すぐに編集管理を開始できる。

 各種データがMac上の各ソフトと同期してくれることで、オフラインでも内容を確認でき、ローカルデータと同様にMacの検索機能(Spotlight)で内容検索もできる。また、iCloudはMacでも自動かつプッシュ同期するので、同期し忘れも少ない。Macで入力したデータは、数秒後にはiPhoneに自動反映される。その逆も同じ。普段使っているMacのデスクトップからウィンドウだけを切り取って持ち歩いているのに近い感覚だ。

 Android端末も、Googleなどの各サービスを介せば、パソコンと連係させることができる。そしてGoogleのサービスの方が優れている点も少なくない。しかしパソコン上のソフトと連携させるとなると、MacとiPhoneにかなう組み合わせはないだろう。
現行バージョンのMac OS X Lionは標準でiCloudの管理機能を搭載している

 夏に登場するMac用OSの次期バージョン、“OS X Mountain Lion”では、MacとiPhoneとの連係が強化される。UIなどの要素をiOSから取り込むほか、リマインダーやメモは独立したアプリとなり、iCloudのドキュメントファイル同期も強化されるなど、MacとiOS機器との連係は、より進むようだ。

 これからスマートフォンの役割が増えていっても、パソコンは使い続けるだろう。両方を使っていくのなら、スマートフォンとパソコンは仲良く連係してくれるに越したことはない。今後もMacとiPhoneに限らず、パソコンとスマートフォンが使いやすく連係できるような環境が整っていくことを期待したい。


「ATOK+手書き入力」が便利な日本語入力「NX!input」

「ATOK+手書き入力」が便利な日本語入力「NX!input」

2012年2月22日 06:00
(甲斐祐樹)
ARROWS X LTE標準搭載の日本語入力「NX!input」

 ARROWS X LTEを日々利用する中で、地味ながらも快適な機能が、ARROW X LTEに標準搭載されている日本語入力システム「NX!input」です。

 NX!inputは、ジャストシステムの日本語入力システム「ATOK」をベースにしているため、基本的な機能はほぼATOKと同じなのですが、最大の違いは手書き入力機能。文字入力画面の最上段に表示される手書きマークをタップすると手書きモードに切り替わり、キー表示の上から直接日本語を手書きで入力できます。日本語認識精度も非常に高く、適当に書き殴ってもきちんと認識してくれます。
ATOKの画面。上部に顔文字や定型文がないのがNX!inputとの違い ソフトキー入力と手書き入力を併用できる

 普段はソフトキーを使ったフリック入力のほうが高速に入力でき、手の動きも少なくて済むのですが、手書きのいいところは余計なことを考えずに直感的に入力できるところ。フリックだといくつかの漢字候補から入力したいものを選んだり、日本語ではなく英文字で入力するために切り替えたりという操作が発生するのですが、漢字は頭の中で考えた文字をそのまま入力できるところが心地よい。布団でごろごろしながらだったり、テレビを見ながらだったりという時に、思ったままをそのまま登録できる気持ちよさが気に入っています。

 手書き入力の横に並ぶ定型文や顔文字、記号入力の切り替えボタンも便利。同様の機能はATOKでもキーボード切り替えボタンを長押しすることで表示できるのですが、長押しで呼び出すより最初から表示されているほうが操作の流れでは圧倒的にスムーズです。また、キーボード配置がATOKとは変更され、文字種切り替えが画面上に移動したことで、音声入力も標準搭載したことで「フリック」「手書き」「音声」と3つの入力方法を使い分けることもできます。

キーボード上部から定型文や顔文字を簡単に呼び出せる ATOKは定型文や顔文字を長押しで表示
ATOKは英数字入力時の右フリックで入力できる文字が多い

 最初はATOKとキー配置が違うことでとまどいもありましたが、慣れてしまえば非常に便利なNX!input。ただ一点だけ「ATOKがいいなあ」と思うのは英数字入力時に入力できる文字はATOKのほうが多いこと。例えば「MNO」キーを右にフリックするとNX!inputでは何も起きませんが、ATOKでは「=」を入力できます。記号の入力頻度も地味に高く、できるだけフリックですべてを済ませようというタイプなだけに、このあたりの機能もNX!inputでサポートされることを期待しております。


GALAXY NEXUSが緊急地震速報に対応

GALAXY NEXUSが緊急地震速報に対応

2012年2月21日 06:00
(太田亮三)
「GALAXY NEXUS SC-04D」における「エリアメール」の設定画面。初期設定でチェックが付いているものの、いくつかは日本では利用できない

 すでに本誌でもこの記事でお伝えしているように、「GALAXY NEXUS SC-04D」にソフトウェアアップデートが提供され、ドコモの「エリアメール」サービスのうち緊急地震速報への対応が開始されている。

 さっそく筆者もアップデートを適用し、アプリ一覧画面に追加された「エリアメール」をタップして確認した。もっとも、ソフトウェアアップデート後に緊急地震速報は受信していない(本稿の執筆時点)ので、履歴の無い画面が表示される。

 ここで設定画面を呼び出すと、いくつかの設定項目が表れる。「緊急警報の設定」の項目では、「通知を有効にする」に加えて、「警報メッセージを読み上げる」にチェックが付いている。また、「CMASの設定」なる項目には「差し迫った脅威を表示する」という機能もあり、こちらにもチェックが入っていた。CMASにはほかの設定項目もある。さらには、ETWSとCMASの設定には「テスト放送を表示する」という設定もある。

 NTTドコモに確認したところ、上記の機能はグローバルモデルである「GALAXY NEXUS SC-04D」に用意されている機能で、少なくとも日本では対応サービスが提供されていない機能とのこと。具体的には、「警報メッセージを読み上げる」と、CMAS全般、およびETWSの「テスト放送の表示」には対応していない。これらは「GALAXY NEXUS SC-04D」やAndroid 4.0に、グローバル市場において今後対応できる機能として先行して搭載されているものと思われる。

 なお、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)はドコモが緊急地震速報として採用している最新の方式で、この機能は日本で有効。CMAS(Commercial Mobile Alert System)は米国で策定された規格で、米国のキャリア向けということになるだろう。

 


「GALAXY S II WiMAX」をいきなり発表会で実践導入

「GALAXY S II WiMAX」をいきなり発表会で実践導入

2012年2月20日 06:00
(津田啓夢)

 さて、今回より「GALAXY S II WiMAX ISW11SC」の使用感をレポートしていきたい。「GALAXY S II WiMAX」は、言わずと知れたサムスン電子製の「GALAXY S II」がWiMAXをサポートし、au初のNFCに対応、auユーザー以外のガジェッターもおもわず鼻息が荒くなってしまうような端末である。

 で、本格的に稼働してみることになった初日、たまたまNOTTVの発表会があったため、ここぞとばかりにWiMAXでテザリングを試してみることになった。弊誌はぶっつけ本番の実践導入が多いのである(笑)。発表会の場所は、六本木ヒルズの49階という超高層階であった。携帯電話の3Gは大丈夫だろうが、正直なところこんな高層階でもWiMAXの通信が可能なのか不安があった。

 この日、僕は速報記事とプレゼンテーションの模様をレポートする役目だった。普段の発表会同様に、発表会の資料をもらったら速攻でゴールを目指すのがケータイ Watchのスタイルである。ノートパソコンを開き、周囲がバタバタしている中、黙々と、かつスピーディにキーボードを叩く。程なくして記事が書き上がり、それを編集部に送信する。

 アプリの一覧を表示させ、2枚目にあったWi-Fiテザリングのアイコンをタッチ。記事を書いたらそれを速攻でパスをするのが僕の仕事だ。アイコンをタッチして、設定画面でパスワードを確認、パソコンからパスワードを入力しWi-Fi接続して、文章を送信する。高層階だったので不安はあったが、その心配は杞憂に終わった。WiMAXのテザリングはあっさりかつ、何事もなかったように六本木の空の上で接続できた。その結果がこの記事になった。

 発表会の間、WiMAXのテザリングでネットにアクセスしながら、プレゼンテーションを聞いていた。プレゼンテーションの内容をメモしつつ、疑問に感じたことを別項としてメモしていく。質疑応答の前までに、合計8つの疑問が頭に浮かび、過去記事などを参照しながら、検索で疑問解消できるか試みる。最終的に質問は3つに絞られ、勇気を出して手を挙げて質問をする。それにしても、細かいことを気にしないでネットワークに接続できるのは本当に楽ちんである。

 利用してみて驚いたのは、思った以上にバッテリーが長持ちする点だ。発表会の間(1時間強)はテザリングで接続しっぱなしの状態であったが、特にバッテリーに不安を感じることもなく会は終了した。ただし、帰りにGPSを有効にすると目に見えてバッテリーの消耗が気になった。この要因がGPSにあるのか、はたまた約4.7インチの大画面ディスプレイでTiwtterをチェックしまくったせいなのかははっきりしないが、テザリングをしているからといってすぐにバッテリーが減るというものでもないようだ。発表会には、念のため、WiMAXと3GのモバイルWi-Fiルーターをそれぞれ持ちこんではいたが、結局、どちらも使うことがなかった。なかなか頼もしいヤツ、導入初日はそんな印象である。


ドコモの「Wi-Fiかんたん接続」を使ってみる

ドコモの「Wi-Fiかんたん接続」を使ってみる

2012年2月17日 06:00
(関口聖)

 スマートフォンの普及にあわせ、各キャリアが公衆無線LANスポットの拡充にいそしむ中、NTTドコモの公衆無線LANは以前、本コーナーでご紹介したように、ログインがちょっと面倒な格好となっていた。

 そこに、1月末から「Wi-Fiかんたん接続」というウィジェットが提供される、というので、さっそく使ってみることにした。記事でも紹介したとおり、dメニューのサービス一覧やAndroidマーケットからダウンロードでき、利用料は無料だ。機能としては、スマートフォンのWi-FiをONにした状態で、ドコモの公衆無線LANスポット周辺にいると、「Wi-Fiかんたん接続」を一回タップするだけで接続して、Wi-Fi経由で通信できるようになる。ただ、公衆無線LANスポットのSSIDやパスワードを設定するわけではないので、事前にそういった設定を行ってから利用する形になる。

 このウィジェットを導入するまで、Wi-FiをONにしたままドコモの公衆無線LANスポット周辺に行くと、Wi-Fiスポットには接続するものの、実際に利用するにはブラウザを起動してログインする必要があった。いつの間にかドコモの公衆無線LANスポットに繋げようとしていることに気付かず、「あれ? 通信できないな? なんだ? あ、Wi-Fiか」と手間がかかる状態だったのだが、「Wi-Fiかんたん接続」導入後はそういったことがなくなった。以前よりも「Wi-Fiかんたん接続」のおかげで便利になったように感じている。もちろん、ウィジェットを使わず、Wi-Fiと3Gをシームレスに使えるほうが便利、という声はあるだろうが、そのあたりは今後に期待したい。


マクドナルドの「スクラッチdeクーポン」を試す

マクドナルドの「スクラッチdeクーポン」を試す

2012年2月16日 06:00
(湯野康隆)

 こちらの記事にもある通り、マクドナルドがおサイフケータイ対応のAndroid端末向けに「スクラッチdeクーポン」というアプリの配信を開始した。ハンバーガー好きの筆者としては、無視するわけにはいかないので、さっそく試してみた。

 同アプリは、マクドナルドの公式アプリとは別のアプリとして提供されてはいるが、公式アプリから呼び出す形で利用する。できることは単純明快で、1日1回、スクラッチカードを削って、運が良ければ割引クーポンがもらえる、というもの。当たったクーポンは、かざすクーポンとして利用可能だ。

タッチパネル上でスクラッチカードを削ると…… 運が良ければ割引クーポンが当たる
当たったクーポンについてSNS上でつぶやくことも可能 公式アプリに戻ると、かざすクーポンが追加されている

 筆者の勝率はというと、現在のところ、6回試して4勝2敗。当たったクーポンは、「ポテトM」(100円)、「てりやきマックバーガー」(220円)、「フィレオフィッシュ」(210円)×2という感じ。ポテトはお得な感じだが、バーガー系の割引率はそれほどでもない、といったところだろうか。

 マクドナルドのおサイフケータイ対応のクーポンアプリというと、おそらく日本でも一番使用頻度が高い部類に入るのではないかと思う。これまではフィーチャーフォン向けに提供されてきた機能のフォローアップを一生懸命やってきた感じだったが、ここに来てようやくスマートフォンらしい新たな機能が追加されたことになる。

 世界的に目をやると、NFCの市場が今年ぐらいから立ち上がって行きそうな雰囲気だ。それだけに、こういう身近なおサイフケータイの事例というのは、世界的に見ても注目度が高いのではないだろうか。


au one Friends Noteとau oneアドレス帳を行ったり来たり

au one Friends Noteとau oneアドレス帳を行ったり来たり

2012年2月15日 06:00
(房野麻子)

 普段、自分から電話をかけるところは限られており、スマートフォンを使うようになってからは、Googleの連絡先を利用するのが一番簡単だと思っているので、スマートフォンの電話帳機能にそれほどのこだわりはありません。ケータイのアドレス帳をスマホに取り込んだりTwitterやFacebookのアカウントを統合したりしたことで、アドレスが重複したり、お会いしたこともない方のTwitterアカウントだけ登録されたりしていますが、実生活ではそれほど問題になることもなく、整理しないとなあ、とは思いつつ放っておいています。

 ただ、先日「au one Friends Note」がバージョンアップされ、スマホのアドレス帳データをクラウド上にバックアップできるようになったということで、安全・安心のため利用することにしました。ところで私自身は、AndroidのアプリというとAndroid Marketだと思い込む癖がついてしまっているのですが、au one Friends Noteはau one Marketにアクセスしないとバージョンアップできません。そのことに気が付くまで少々時間がかかりましたが、無事バージョンアップに成功すると、au one Friends Noteのメニューにバックアップの項目が追加されます。

1月下旬のバージョンアップでau one Friends Noteにバックアップの機能が追加された 自動同期をONにしておくと1日1回サーバーと同期する。手動同期やサーバー上の電話帳閲覧、ケータイ(au oneアドレス帳)からのインポートも可能

 その後、とある件でiPhoneにau端末のアドレス帳を移行することになりました。auではその作業を簡単に行えるように「アドレス移行」というiPhoneアプリを提供しており、ネット上のau oneアドレス帳から、そのアプリを使ってアドレスデータをiPhoneに簡単に取り込むことができます。しかも、このアプリはau one-IDさえあれば、iPod touchや機種変更後のSIMなしiPhoneでも使えます。

au oneアドレス帳のインポートメニューに「au one Friends Noteからインポート」ボタンを発見して一安心

 しかし、私はかつてケータイのアドレス帳バックアップにはmicroSDカードを利用し、au oneアドレス帳は活用しておりませんでした。なのでデータが何もありません。SDカードのリーダー/ライターが手元にない状態で、アドレス帳のデータをどうやってau oneアドレス帳に保存するか少々悩んだのですが、今度は比較的あっさりとインポートのメニューに「au one Friends Noteからインポート」のボタンを発見。au one Friends Noteでバックアップしていたスマホのアドレスデータをau oneアドレス帳にコピーすることができました。

 スマートフォンからケータイに戻る人は、そうそういないように思えますが、AndroidスマートフォンからiPhoneに移行する人は結構いると思われるので、この機能はあって当たり前だと後から納得したのですが、実際、助かりました。


GALAXY NEXUSに見るAndroid 4.0のコアアプリの実力

GALAXY NEXUSに見るAndroid 4.0のコアアプリの実力

2012年2月14日 06:00
(橋本保)

 もう発売から数カ月経って新製品として話題にならなくなりつつあるのですが、もう一度Android 4.0をちゃんと使ってみようと思って「GALAXY NEXUS」に再び電源を入れて使ってみることにしました。

 何を使ってみたかったかというと、「ブラウザー」「カレンダー」「Gmail」といったAndroidのコアアプリです。コアアプリとは、その名のとおり、Googleの核となるサービスに対応したアプリのこと。これらのアプリは、Android 4.0では、大幅にUIが変わっています。

 まずは、「ブラウザー」です。挙げていくといろいろとあるんですが、とにかく速いというか快適です。2.3の「ブラウザー」では、ツツツーーーって感じだったのが、ツルルーーーっと滑らかになったような印象です。これまでGoogleは、バージョンが上がるたびに「◯倍速くなった」という表現をしてきましたが、3.x以降は、そういう表現が目立たなくなりました。あくまでも想像の範囲ですが、単純な速さだけでなく、使った感覚を重視しているのかもしれません。

 機能面では、タブ機能が使いやすくなっています。2.x系では、メニューボタンを押し、[新規ウィンドウ]をタップすると新しい画面が現れるというUIでしたが、4.0では、タブのアイコンをタップすると、ウィンドウの切り替え画面が現れます。画面の切り替えも上下にフリックするだけ。メニューボタンを押して[ウィンドウ一覧]から選ばなければいけなかった従来の「ブラウザー」に比べると、格段に快適です。

 また小技ですが、スマートフォン版サイトを表示中に、PC版をリクエストする機能もついています。たとえばケータイ Watchのスマートフォン版サイトで、この機能を使うとこんな感じ。リンクを探したり、URLを入力しなければいけなかったので、手間が省けます。

ウィンドウの切り替えが簡単に PC版サイトへの切り替え機能も用意されている

 「カレンダー」でユニークなのは、週表示画面でピンチイン/ピンチアウトをすると、拡大縮小ができるようになりました。ピンチインを全体を表示し、週の空き時間を探したり、ピンチアウトをして拡大し、予定の詳細を確認することができます。

 このほかパソコン版のGoogleカレンダーと同様、過去の予定を薄い色で表示する機能が備わっています。これから来る予定と、過去の予定が区別できるのは、私は重宝しています。

週表示画面でピンチイン/ピンチアウトをすると、拡大縮小ができる

 Gmailは、メール閲覧時に左もしくは右にフリックをすると、前もしくは次のメールを表示してくれます。これも2.3の画面と比較してみましょう。2.3(左画面)では、下段に4つのボタンがあります。左からアーカイブ、削除、[<]、[>]です。[<]は、表示中のメールよりも前に受信したメールに移動するカーソル、[>]は表示中のメールよりも前に受信したメールに移動するカーソルです。Android 4.0では、この[<]と[>]がなくなった代わりに、前述のとおりフリックで前もしくは次のメールに移動します。実際に使ってみるとおわかりいただけると思いますが、これはとても使いやすい。これを使ってしまうと、もう2.xを使う気にはなりません。たとえXiで通信速度が速いと言われても、実際の使用感は、こっちのほうが気持ちいいんじゃないかな、と私は思っています。

 ちなみAndroid 4.0の下段に配置されているアイコンは、左からアーカイブ、削除、ラベル、未読にする、メニューボタンとなっています。画面だけを見ていると、「2.3に比べるとボタンが小さくて使いにくいんじゃないの?」と思われるかもしれません。が、そんなことはありません。Gmailをアクティブに使っている方ならおわかりいただけると思いますが、これまではメニューボタンを押し、[ラベルの変更]を選んでからでないと現れなかったラベルが真ん中にあるおかげでとても便利になりました。また、メール一覧画面に現れる受信トレイをタップすると、別アカウントに切り替えたり、スター付きのメールを表示できます。こんなところもGmailをアクティブに使っている方なら、重宝する機能でしょう。

2.3(左)と4.0(右)でのGmailの違い

“おいしい”ところを押さえたカメラアプリがよさげ

“おいしい”ところを押さえたカメラアプリがよさげ

2012年2月13日 06:00
(日沼諭史)

 「DIGNO」にプリインストールされているアプリは数多いが、中でも「フィルターカメラ」と「フェイススタジオ」という2つのカメラアプリは、かなり使いでのある機能を備えている。Androidマーケットで同種の有料カメラアプリを探す前に、ぜひ試してみてほしいアプリだ。

 まず1つ目の「フィルターカメラ」は、撮影した写真画像や端末に保存している画像にフィルターで特殊効果を加えることができるアプリ。用意されているフィルターは“一眼レフカメラ風”、“ミニチュア風”、“線画風”、“プライバシー保護”の4種類。“一眼レフカメラ風”は、写真の奥や手前などにボケ味を加えて擬似的に被写界深度を表現する特殊効果を加えられる。絞り値を設定できないスマートフォンのカメラでは困難な表現で、“格調高さ”や“本気っぽさ”みたいなものを写真に付加できるのである。

 “ミニチュア風”は、高いところから撮影した実際の風景写真などを、中央付近のピントを強調したりすることで箱庭っぽい雰囲気にできるもの。一時期ものすごい勢いで流行した“チルトシフト撮影”が簡単に行えるわけだ。また、“線画風”では、写真内の輪郭を強調するなどして手書きイラストのような見栄えにできる。あまりうまく撮れなかった画像でも、一発で芸術性のある画像に早変わりするはず。最後の“プライバシー保護”では、画像の一部や全体をぼかすことが可能。他人や個人情報につながるものが写り込んでいたとしても、ぼかすことで安心してSNSにアップロードできるだろう。

 一方の「フェイススタジオ」は、写真中の人物を美肌にしたり、目元や瞳を大きくできるものだ。美肌化や目の拡大は、1回だけ反映させてもわずかにしか変化しないため、違和感のない微妙な改善効果が期待できる。何度も繰り返し効果を加えることで大きく変化させることもできるが、やりすぎると別人というか宇宙人のような怖い顔になってしまうので、ほどよく、控えめに使うのがコツ。顔色のよくない写真を友達に渡すときに使えるほか、自分撮りするたびに写真うつりの悪さが気になってしまう人にもおすすめのアプリと言えるだろう。

“一眼レフカメラ風”のフィルターを適用した例 “ミニチュア風”のフィルターを適用した例
“線画風”のフィルターを適用した例 “プライバシー保護”のフィルターを適用した例

 どちらのアプリも機能は決して多くはない。しかしながら、誰もが使ってみたくなる“おいしい”ところをしっかり押さえている。こういったカメラアプリに慣れていないと、初めから多数の機能があっても使いこなすのは難しいので、そういう人にとっては逆に機能は絞られていたほうが使い勝手がよいだろう。もっといろいろな特殊効果を楽しんでみたいと思ったときにAndroidマーケットで他のアプリを探してみればいいし、そのための入門用アプリとしては申し分のない出来だと思う。

 もっとも、有料であってもプリインストールアプリの高機能版がすぐに入手できるようになっていれば、ユーザーと携帯電話メーカーのどちらにとっても都合がいいのでは、と思わないこともない。有料アプリがなかなか盛り上がらないというAndroidマーケットの状況は気になるけれど、信頼性の高いメーカー製アプリを使いたい、という潜在ニーズも少なからずあるんじゃないかな、と思ってみたり。


Nokiaオリジナルアプリで楽しむLumia 800

Nokiaオリジナルアプリで楽しむLumia 800

2012年2月10日 06:00
(山根康宏)

 Windows Phoneはマイクロソフトにより端末のハードウェアスペックが共通化されているため、メーカー間での製品の機能差はほとんど見られない。Nokia Lumia 800とauのIS12Tを比較しても中身に大きな差は見られない。だが、マイクロソフトと戦略的パートナーシップを結んだNokiaのWindows PhoneにはNokiaならではのソフトウェア仕様がいくつか組み込まれているのだ。

Marketplaceの中のNokia collection

 その一つがアプリケーションストア「Marketplace」の中にある「Nokia collection」の存在である。ここにはNokiaお勧めやオリジナルのアプリケーションが表示される。アプリは地域別に出て来るようであり、Lumia 800に登録したWindows Live IDの設定地域によって表示されるアプリが異なるようだ。筆者のIDは地域を香港にしているのでNokia香港ならではのアプリが表示される。なお、当初登録したWindows Live IDは地域が日本だったためか、香港のアプリが表示されなかった。IDの地域を変更してもうまくいかず、別IDを作って登録したところうまく表示されるようになったのだが、このあたりは方法が特に指定されていないので戸惑うところ。筆者もこの方法で正解なのかはまだ確実に理解できていない。

 また、Nokia香港のLumiaシリーズ特設Webページにアクセスすると、同様にお勧めアプリが紹介されている。PC側からアプリを選んで端末へ直接インストールすることも可能だ。ただPCからの方法では「Try again later」と出てしまうアプリもあるなど、安定運用できていない部分があるのがちょっと残念。

 さて、Nokia香港がお勧めするアプリはどんなものがあるかというと、香港の地下鉄路線図「Hong Kong MTR」、ストリーミング音楽サービス「KKBox」、同じくビデオの「youku」、無料朝刊「MetroDaily」「頭條日報」、香港のグルメガイド「OpenRice」、公共施設や駐車場検索ができる「行Guide」など香港生活のみならず、香港を訪れる人にも有用なものが揃っている。一部は中国語のみのアプリとなるが、漢字を見ればそれなりに使うこともできるだろう。

 また、香港や中国でのお正月は「旧正月」、今年は1月23日だったが、そのお正月にちなんだ限定アプリとして今年の運勢や風水を占うアプリもNokia香港オリジナルとして提供されている。風水の本番な香港ではこの手のアプリは他OSのスマートフォンでも結構人気があるのだが、Windows Phone向けにちゃんと用意してくるあたりにNokiaの本気度合いが伝わってくるような気もする。筆者の今年の運勢ももちろんこれらのアプリでしっかりと占ってもらったのは言うまでも無い。
Nokia香港のLumiaアプリ紹介ページ グルメガイドのOpenRiceや風水アプリ


MIRACH IS11PTのメモ機能をチェック!

MIRACH IS11PTのメモ機能をチェック!

2012年2月9日 06:00
(瀬川あずさ)

 あっという間に立春も過ぎ、暦の上ではもう春。とはいえ、まだまだ凍えるような寒さが身に染みる今日この頃です。コタツでゴロゴロしていたい衝動にもかられますが、やることだけは盛りだくさん。忘れてはいけないことを付箋紙に書いてパソコンの脇にペタペタ貼っていたのですが、次第にPCまわりが悲惨な状況になってきました。そこで、備忘録がてらMIRACH IS11PTのメモ機能を使ってみることに。

 MIRACHには「手書きメモ」、「便利メモ」、そして「音声メモ」といったさまざまなメモ機能がプリインストールされています。それぞれシーンに応じた使い分けができそうですが、まずは「手書きメモ」を起動。こちらは画面を画用紙に見立て、そこに指でメモをとるという、極めてシンプルな機能です。とりあえずの走り書きには使えるかもしれませんが、慣れていないぶんキレイに書くのが難しく、もともと下手な字がさらに酷いことに。あまり使い道がないのでは……と思いきや、線の太さやカラーを自由に選べることを発見。急に絵心が掻き立てられ、暫し夢中で落書きしてしまいました。

手書きメモ 手書きメモ(カラー選択)

 さて、ふと我に返り、メニュー画面に再び戻って……お次は「便利メモ」を選択。こちらは「手書きメモ」以上にさまざまな機能が備わっているのが魅力です。テキスト入力も、キーボードを数パターンから選ぶことができ、日本語入力やローマ字入力はじめ、韓国語、中国語、ポルトガル語などの言語にも対応していて、その名の通りなかなか“便利”。そして、誇るべきMIRACHならではの手書き入力機能、「La La Stroke」を使えるのが特筆すべき点。前にもご紹介しましたが、こちら、スイスイ文字を認識してくれ、漢字変換もタップひとつで行え、ノーストレスで文字を書き進めることができる、優秀な機能。「走り書き」にはうってつけのツールです。

便利メモ(La La Stroke) 便利メモ(韓国語)
音声メモ

 最後に「音声メモ」もチェックしてみることに。アイコンの「カセットテープ」のイラストが懐かしさを誘います。立ち上げてしまえば使い方は至ってシンプル。中央の丸印をタップすれば録音がはじまり、レコーディング中を示す「Rec」の文字が点滅しはじめます。終了時には四角印をタップすればOK。録音した音声はリストに保存され、再生するだけでなく、メールに添付して送信することもできます。取材時のインタビュー内容をいち早く関係者に共有したい時などに使えそう。また、着信音にも設定できるので、お気に入りの曲をちょっとメモ(録音)しておいて、着メロとして使ってみても良いかもしれません。

 以上、なんだかんだ試してみましたが、当初の目的であった「TO DO LIST」を作るのであれば、結局はタスク管理の専用アプリをダウンロードするのがベストなようです。


GALAXY S II LTE SC-03Dで動画共有サイトを満喫!

GALAXY S II LTE SC-03Dで動画共有サイトを満喫!

2012年2月8日 06:00
(村元正剛)

 従来型ケータイからスマートフォンに乗り換えて2年以上経つが、用途として増えたことの一つに動画視聴が挙げられる。従来型ケータイでもYouTubeは見られるが、画面が小さいため積極的に見る気にはならなかった。スマートフォンの画面サイズはYouTubeやニコニコ動画などのウェブ動画を見るのにほどよく、何よりソファやベッドに寝転がりながら楽しめるのがいい。筆者は自宅ではスマートフォンをWi-Fiに繋げているので、動画データの読み出し時間にもストレスを感じることはない。

 GALAXY S II LTE SC-03Dに機種変更してから、ますます動画を見ることが増えている。Xiはまだサービスエリアは狭いが、都内ではほぼどこでも繋がり、筆者がテストした結果では、だいたい7〜12Mbps程度の実行速度を得られる。家庭の光回線をWi-Fiで飛ばした速度に比べると遅いが、YouTubeを見るには支障のない速度だと感じている。通常の3G回線では、YouTubeを見ると、なかなか再生が始まらなかったり、途中で止まったりしてイライラすることが多かったが、SC-03DはLTEの恩恵で外出先でも快適に視聴できている。

ニコニコ動画を見るときは「ニコブラウザ」というアプリを愛用。ジャンルやランキングなどから面白そうな動画を素早く検索できる 「ニコブラウザ」は横画面でも再生できるのが、縦画面でコメント一覧を同時に表示させる見方がお気に入りだ
「Youku」アプリのトップページ。中国語がわからなくても、画面下のアイコンメニューでだいたいの操作はできる

 YouTubeのほかに、筆者がよく利用しているのが「Youku」と「Tudou」というサイトだ。いずれも“中国版YouTube”ともいえる動画共有サイトで、中国語圏から投稿された動画が中心ではあるが、中国に関心がある人や中国語を学習している人には非常に役立つサイトではないかと思う。

 どちらも同名の公式アプリがあり、Androidに初期搭載されているYouTubeアプリよりも使い勝手がいいところも気に入っている。たとえばYoukuアプリでは、動画をジャンルや国・地域別に検索でき、お気に入りの動画をキャッシュに保存してオフラインで再生することもできる。Tudouアプリでは、一部の動画はダウンロードに対応しており、ダウンロードしてから端末内蔵の動画プレーヤーで視聴することもできる。
「Youku」アプリで「音楽」を検索した画面例。「日韓」や「欧美(欧米)」に絞って検索することも可能 「Tudou」アプリのおすすめ動画一覧を表示させた画面例。YouTubeと同じような感覚で見たい動画を検索できる
「Dailymotion」アプリのトップページ。自分がよく見るカテゴリーを編集することができる

 ほかにSC-03Dに乗り換えてから、「Dailymotion」の公式アプリもダウンロードした。フランス発祥の動画共有サイトで、ヨーロッパでの利用が多いためか、YouTubeにはない(見つけにくい)動画がヒットすることもある。メニューなどは日本語表示に対応しているので操作しやすく、海外で開催されたマニアックなイベントの映像など、レアな動画が見つかることもある。

 スマートフォン向けの有料の動画配信サービスも増えつつあるが、仕事上での動作確認を除けば、まだあまり利用していない。個人的には、有料の映画などはテレビなどの大画面&高画質で楽しみたいと思うし、スマートフォンでちょっとした空き時間などに楽しむには、無料で視聴できる動画サイトが最適だと感じている。


Xiを見送り「PRADA phone by LG」を購入

Xiを見送り「PRADA phone by LG」を購入

2012年2月7日 06:00
(石野純也)
デザインに一目ぼれしてPRADA phoneを入手
金属のボタンが高級感あふれている

 昨年末から冬春のメイン端末を何にするか、ずっと迷っていた。Android 4.0について身をもって知りたかったため、一時的に「GALAXY NEXUS SC-04D」を使っていたが、おサイフケータイがないのはやはり不便。そのうち解消されるとは思うが、気に入っていたアプリがいくつか動かないという事情もあり、Android 2.3の冬モデルに機種変更することにした。結果として購入したのが、グローバルモデルながらおサイフケータイとワンセグに対応した「PRADA phone by LG L-02D」だ。

 では、なぜ数あるおサイフケータイ対応モデルの中から、PARADA phoneをチョイスしたのか。1つ目の理由としては、一目ぼれしたデザインを挙げておきたい。背面にはPRADAの財布などによく使われる「サフィアーノレザーパターン」という処理が施されており、実際にはプラスチック素材ながら質感をうまく再現している。サイドのブラックにうまく溶け込むメッキや、金属製のボタンにも高級感がある。UIはモノトーンで統一されており、アイコンまでPRADA仕様になっているのが心にくい。購入前は純正アプリ以外のアイコンデザインとマッチしないか気になっていたが、ホーム画面に置いたアイコンは、あらかじめ用意されたモノトーンデザインのものと置き換えることができる。数は限られているが、どのアイコンをどのアプリに適用しようか考えてカスタマイズしていくのも、意外と楽しい。
ホーム画面では、アイコンも変更できる
ベンチマークアプリ「Quadrant Standard Edition」の結果。数値はあくまで参考までに。

 2つ目の理由が、レスポンスのよさだ。CPUは1GHzながらデュアルコアの「OMAP4430」。より新しいチップセットである「OMAP4460」を採用したモデルよりスペック上は劣って見えるが、利用中に「遅い」と感じたことは今のところない。むしろ、反応の速さに満足しているぐらいだ。ハイエンド中のハイエンドではないが、搭載されている機能のバランスがいいところも気に入っている。

 最後に重要だったのがPRADA phoneがFOMA端末で、今までの料金プランを使えるということ。実を言うと、Xiに対応したLGの「Optimus LTE L-01D」も昨年12月に購入していた。本当はこの機種をメインにするつもりだったのだが、Xiに契約変更すると音声通話プランの選択肢が限られてしまう。今のところ30秒21円の「タイプXi(にねん)」しか選べず、無料通話も用意されていない。ドコモ宛ての通話が無料になる「Xiカケ・ホーダイ」はあるものの、仕事での利用となると固定電話や他社ケータイへの発信も多くなり、割高に感じる。結局、Optimus LTEはデータプラン用の端末を機種変更する形で手に入れたのだが……。

 では、実際どの程度高くなってしまうのか。今現在、FOMA用の「タイプLバリュー」を契約しており、ちょうど無料通話は少し余るような使い方をしている。海外出張も2〜4カ月に1回ぐらいしていて、そこで繰り越した分を解消して、少し超過するというのがおおよその傾向だ。タイプLバリューの通話料は30秒10.5円で、無料通話は6300円に設定されている。比較を分かりやすくするために、毎月ちょうど無料通話がなくなると仮定すると、支払っている金額は基本使用料の4200円(割引適用後)という計算になる。実際は、ここにパケット定額プランや留守番電話サービスなどの料金が加算されるためもっと高くなり、毎月1万円をちょっと超えるぐらいに収まっている。

 30秒辺りの通話料がちょうど2倍のタイプXiにねんで同じだけ話すと、料金は1万2600円。無料通話がないため、ここにそのまま基本使用料の780円が加算され、合計で1万3380円になる。ここにXiパケ・ホーダイなどの金額を加えると、支払額は2万円に近くなる。あえて多めに見積もり、通話の内半分がドコモ宛てと仮定すると、Xi・カケホーダイを契約すれば700円で1万2600円を半額に抑えられるが、それでも無料通話がないため、FOMAの場合よりも2000円以上支払額が増えてしまう。高速化という恩恵はあるため単純な比較はできないが、キャンペーンが終わると、「Xiパケ・ホーダイ フラット」の料金が5985円になり、FOMAの「Xi・ホーダイ フラット」の5460円より525円高くなる。データ通信用の回線は、ほかにもいくつか契約しているためテザリングもほとんど使わないことを考えると、自分にとっては割高だ。

 もちろん、この仕事をしている関係で、ドコモ以外の回線も契約しており、通話をそれぞれのキャリアの回線に分散させれば音声定額のメリットを十分享受できる。ただ、今まで仕事の電話はずっとこの回線に集約させてきていたし、折り返しの際の着信が分散してしまうのも正直避けたい。いや、でもXiなら通信は速いし、固定電話にかける分だけ別の回線にしてみたら……こんなことをずっと頭の中でシミュレーションしていたが、変数が多すぎてなかなかいい考えも浮かばず、悩むのもちょっと面倒になってきたので、「とりあえず冬春はFOMAで現状のプランを維持」という結論を出した次第だ(笑)。それはともかくとして、PRADA phone自体は先ほど述べたように、数日間触ってみて気に入ている。じっくり使ってみて気づいた点などは、今後このコーナーでお伝えしていきたい。


なかなかマイルが貯まらないJALマイルフォン

なかなかマイルが貯まらないJALマイルフォン

2012年2月6日 10:50
(石川温)

 「マイルが貯まりやすい」ということで契約したJALマイルフォン。「月々の支払いが多額だから、かなりマイルが貯まるぞ」と期待していた反面、実は「対象にならない料金」というのがあったことに気がついた。その代表例が「海外でのグローバルパスポート通話料・通信料」と「auまとめて支払い」だ。

 海外でローミングする場合、着信であっても1分で100円以上とられる国も多い。海外出張の日数が長いとそれだけローミング料金もかさむ。飛行機に乗る機会もあり、だからこそマイルの貯まりやすいスマートフォンにしているのだが、「グローバルパスポート通話料・通信料」が適用外なのはちょっと残念。

 もう1つが「auまとめて支払い」だ。最近、KDDIでは、さまざまな支払いを電話代と一緒に請求してもらえる「auまとめて支払い」の対象が増えつつある。Edyのチャージもできるし、「au損保」として海外旅行保険なども電話代と一緒に支払える。特にEdyは毎日のようにコンビニで使っているので、支払額も多く、マイルが貯まりやすいと勝手に想像していた。しかし、実際のところは非対象。さすがにそんなに甘くはないようだ。

 また、コンテンツ料金も対象にはならないようだ。auでは「LISMO unlimited」のように1480円と高額ではあるが、使い出のあるコンテンツサービスが増えつつある。これらもマイル対象になってくれればありがたかったのだが、非対象だ。なかなか厳しいものだ。

 対象となる料金は基本使用料、国内音声通話料、通信料、パケット定額サービス定額料、通話料割引サービス定額料となる。JALマイルフォンは毎月の利用料が2999円以下は100円ごとに1マイル、3000円から7999円以下は100円ごとに3マイル、8000円以上で100円ごとに5マイルという設定になっている。そのため、基本使用料を一番安い「プランSSシンプル」にして、音声通話などを一切使わないと、100円ごとに3マイルという枠内に収まってしまう。できれば、8000円以上にして5マイル設定に到達しておきたいところだ。とりあえず、他の契約とどのように使い分ければいいかを請求書を見比べながら考えていきたい。


はじめてのWiMAX

はじめてのWiMAX

2012年2月3日 06:00
(すずまり)

 気がついたら、手元に「UQ WiMAX」のWi-Fiルーター「URoad-8000」という端末がありました。最近、ちまたでは回線スピードが次の世代に移行しつつあるようですが、WiMAXの速度を体験したことのない私を不憫に思った(?)某社から、お借りすることができたのです。

つるんとしたデザインのWi-Fiルーター「URoad-8000」 バッグのケータイポケットにジャストサイズでした

 「URoad-8000」はコンパクトで角がないため、愛用しているバッグの、携帯電話用のポケットにつるんと収まる。このサイズ感や手触りも結構気に入っています。ただ、バッグを倒してしまったとき、そのままポケットから勢いよく滑り出してしまいました。ストラップで固定したほうがいいみたい。

 しかし、最近は出かけるとしても、ウォーキングするか、駅前のスーパーに買い物に出る程度。せっかくの「URoad-8000」がもったいない。とりあえず自分の行動範囲である自宅のデスクの前と、駅前で速度を測ってみました。

 測定に使ったのは、iPhone 4Sの「SPEEDTEST.NET」というアプリです。サーバーは沖縄にしてみました(東京ではうまく測定できなかったため)。比較したのは、普段仕事で使用しているNTT東日本のフレッツ光、ソフトバンクモバイルの3G回線、光ポータブル(回線はイー・モバイル)の3つ。それぞれ場所を変えつつ、2回ずつ測定した結果が以下です。

測定したのは1月28日です

 UQ WiMAX、我が家では常に4〜5Mbpsは出るようです。これはちょっとうれしいですね。駅前に行くと、屋内だとそれまでの半分以下になりましたが、屋外ではさらにスピードアップ!

お借りしたおかげで、気づきがありました

 駅前だからという説もありますが、ソフトバンクモバイルの3G、お父さん犬がスッと出てくる、0001で始まるあの回線が、意外と健闘してるな、と分かりました。

 ポータブルWi-Fiルータ−、自宅にいる限り出番がないような気もするんですが、万が一、フレッツ光での通信に問題がおきたとき、代替通信手段として重宝するのです。実際に不調だったときは、作業環境をノートパソコンに移して、一時的に光ポータブルを使ったこともありましたし。ただ、今回のイー・モバイルの結果はどうしましょう。何を重視するかにもよりますが……。


OPTIMUS LTEでXiトーク24

OPTIMUS LTEでXiトーク24

2012年2月2日 06:00
(法林岳之)

 昨年12月からAQUOS PHONE IS13SHを使っているけど、以前にも紹介したように、ボクは基本的に主要3社の端末を常に持ち歩いている。少し前までは3台ともフィーチャーフォンで、スマートフォンはカバンや上着のポケットに入れて、別に持ち歩いていたんだけど、主要3社の端末も一昨年末にソフトバンクをAQUOS PHONE 003SHに切り替えたのを皮切りに、昨年夏にはauもG'zOne IS11CAでスマートフォンになり、残すフィーチャーフォンはNTTドコモだけという状況になっていた。

仕事で使うメインのNTTドコモの契約をXiに切り替え、OPTIMUS LTE L01D(左)に機種変更

 そして、昨年12月末、NTTドコモの端末もスマートフォンに乗り換えることにした。機種選びについては悩みに悩んだ結果、最終的にLGエレクトロニクス製の「OPTIMUS LTE L-01D」を選んだ。最初は使い慣れているGALAXYシリーズのXi対応モデル「GALAXY S II LTE SC-03D」を選ぶことも考えたんだけど、NTTドコモのメイン端末はおサイフケータイが必須なので、今回は見送り。「MEDIAS LTE N-04D」は未発売だったので、これも見送り。結局、最後はARROWS X LTE F-05Dと一騎打ちになったけど、LGエレクトロニクスがLTEで十分な実績があることを重視し、今回はOPTIMUS LTE L-02Dをチョイスした。ちなみに、ARROWS X LTE F-05Dは防水対応ということで、家族が選んだ。

 Xiを選ぶことで、エリアなどを不安視する向きもあるだろうけど、かつてFOMAサービス開始時に初日から乗り換えた経験に比べれば、Xi対応スマートフォンは3G/LTEのデュアルモードなので、エリア的な心配はほとんどない。もっともこのNTTドコモの電話番号は仕事のメイン回線なので、掛かってくる電話は仕事関係が中心。原稿の催促が来たときは、「ごめん。Xiだから、うまくつながらなかったのかな?」とか「あー、電池が切れちゃって……」なんていう言い訳が……。いや、冗談です。>担当者各位
カバーは購入時のキャンペーンで付属してきたものを利用。1枚で背面すべてをカバーするタイプと違い、上下に外せるタイプなので、着脱はしやすい

 また、Xiを選ぶ理由として、Xiトーク24(Xiカケ・ホーダイ)で、対NTTドコモの通話が基本的に無料になることが挙げられる。特に、ボクの場合、仕事関係の相手はNTTドコモを利用しているケースが多く、Xiトーク24の恩恵を受けやすい。逆に、編集部などの固定電話への発信は21秒/30円と割高だが、そんなときは無料通話分のあるauのスマートフォンを使うことで、通話料の増加を少し抑えることができる。ところで、Xiトーク24を契約していると、NTTドコモに掛けたとき、呼び出し音の前に堀北真希ちゃんらしき声で「ドコモ♪」というジングル(?)が流れるのは、ご存知でしたか?

 気になるOPTIMUS LTE L-01Dの電池の持ちについては、1800mAhという大容量バッテリーのおかげで、Xi対応スマートフォンとしては、比較的、持つ方と言えそう。ただ、ヘビーに使うユーザーには、まだまだ物足りないかも……。ボク自身も購入時にキャンペーンでついてきた「ポケットチャージャー01」はいつも充電して、カバンに入れている。ちなみに、いっしょに持ち歩いているAQUOS PHONEの2機種については、シャープ独自のエコ技設定の効果もあって、OPTIMUS LTEに比べると、かなりロングライフ。いざというときはこっちを活用するつもり。
卓上ホルダにセットすると、横画面の時計表示に切り替わる。天気予報くらい表示してくれると、うれしいんだけどなぁ 卓上ホルダの背面側には追加の電池パックを充電するためのスロットを装備。でも、キャンペーンでもらえるのは、外付けバッテリーなんだよねぇ。ちょっと残念

 ところで、電池の持ちと言えば、先月、2012 International CESで米ラスベガスに行ったとき、日本で使っているときと比較して、OPTIMUS LTEの電池がかなり持つことに気づいた。理屈はカンタンで、日本に居るときは3GとLTEの電波をキャッチして、ネットワークが頻繁に切り替わるのに対し、米国での国際ローミング中は3Gのみなので、ネットワークの切り替えがなく、電池の持ちがいいというわけ。こういうのを体験しちゃうと、改めて「Xiはまだまだ発展途上中なんだな」と考えさせられますね。


iPhoneでも緊急地震速報

iPhoneでも緊急地震速報

2012年2月1日 06:00
(白根雅彦)
緊急地震速報の設定。au版はオンにしても電池消費への影響は少ないらしい

 昨秋、iPhone 4Sと同時期にリリースされたiOS 5では、「緊急地震速報」の機能が加わっている。au版でもソフトバンク版でも利用可能だ。これは、最大震度5弱以上の地震が発生したとき、震度4以上が予測される地域に素早く速報を送信する機能だ。ここ1年で知った人も多いと思うが、震源から十分に離れている地域ならば、大きな揺れが到達する前に通知を受信することができる。

 緊急地震速報は、日本のケータイならば当たり前の機能で、最近はAndroid端末も対応するようになってきた。一応国際規格となっている技術ではあるが、緊急地震速報として運用しているのも日本くらいなので、グローバルでほぼ仕様を統一しているiPhoneが対応したというのは、正直言って予想外だった。2011年の東日本大震災の影響もあるのだろうが、とてもありがたいことだ。

 詳しくはケータイ用語の基礎知識の「緊急地震速報とは」を参照していただきたいが、ここでも簡単に説明しておこう。

 緊急地震速報は「基地局が発する1つの信号を、その基地局圏内のすべての移動機が受信する」という仕組みを採用している。SMSに近い技術でもあるが、1つの信号を1対1でやりとりする普通の通信とは異なり、「1対全」の放送に近い形式なので、遅延の心配がない。

緊急地震速報を受信したときの画面。マナーモードでも独特のサイレンが鳴る

 地震発生時、震源に近い観測装置の観測結果から、どこにどのくらいの揺れが到達するかを計算し、必要な地域の基地局だけが緊急地震速報の信号を発信する。たとえば地震は震源から100km離れていると、強い揺れ(S波)の到達まで30秒くらいかかるので、発生から受信まで処理に20秒かかったとしても、10秒の猶予が与えられることになる。

 この10秒は、とてつもなく大きな10秒だ。調理中であれば、火を消したり包丁を安全な場所に置くことができる。ものが落ちてきそうな棚から離れるのに3秒もかかるまい。家から飛び出すことはできないし、そこまでする必要はないが、命を救うかも知れない、大切な10秒である。

 似たような機能を提供するアプリもあるが、それらは通常のデータ通信網を使うため、キャリアが提供する緊急地震速報に比べると、遅延してしまう可能性が高い。やはり、iPhoneがキャリアの緊急地震速報に対応してくれたのは、非常に大きな進歩だ。

 ただし、緊急地震速報の意味があるのは、遠方の地震だけだ。震源が近いと、揺れの前に速報を受信できない可能性が高い。そして震源が近いほど、揺れも大きく危険性も高い。緊急地震速報が鳴ったときに適切な行動ができることも大切だが、緊急地震速報が鳴らずに大きな揺れが来ても大丈夫なように、日頃から地震への備えを怠らないように心がけよう。