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GALAXY Tab 7.0 Plusを触る→良い→購入!!

スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコ ンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称 衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。


GALAXY Tab 7.0 Plusを触る→良い→購入!!

 2011年12月10日に発売されたNTTドコモの「GALAXY Tab 7.0 Plus SC-02D」。発売後にウッカリとドコモショップの前を通りかかり、不意に店内で実動実機に触れたら、マズいことにかな〜り良かったので、その場で購入せざるを得なかった♪

ドコモの「GALAXY Tab 7.0 Plus SC-02D」。7インチ液晶を搭載し、OSとしてAndroid 3.2を採用。通話にも対応したタブレット端末なのだ こちらはドコモのスマートフォン「GALAXY S SC-02B」。Andoroidスマホとしてはこの機種を使用中の俺だが、SIMを抜きがちだったりも じつは「GALAXY Tab SC-01C」や「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」も使用中の俺だったりする。知らぬ間にAndroidタブレット野郎だった

 当初はGALAXY Tab 7.0 Plus SC-02Dを買う気は全然なかったのだ……興味はあったけど。しかし、上の写真のように、GALAXYと名の付く端末を既に3台も使用中の俺。端末は、武蔵野電波社の仕事用端末としてGALAXY S SC-02B、ときどき大活躍する汎用&小型タブレットとしてGALAXY Tab SC-01C、そしてガシガシ利用する入魂のAndroidタブレットのGALAXY Tab 10.1 LTE SC-01Dである。これ以上GALAXYな端末ってのもなぁ……と思い、GALAXY Tab 7.0 Plus SC-02Dは意識してスルーしていた。

 のだが、前述のようにウッカリとドコモショップに入ったら実動実機があったんで、アッと思って触ったらウッと感じるほど良く、その流れで買っちまいました。自分としても予想外───LTE対応でもなくGALAXY Tab SC-01Cより解像度が高いわけでもなく、さらには「Galaxy Tab 7.7」とか「GALAXY Note」とゆー非常に良さげな端末が発表されているのに、まさかコレをズギャッと買うとは思わなかった。

 ともあれ、この7インチタブレットを使ってみた結論から言えば、俺の手持ちGALAXY端末のどれよりも実用的!! 非常に満足!! てなわけで以降、GALAXY Tab 7.0 Plus SC-02Dの使用感などを中心にレポートしてみたい。


絶妙サイズタブレットの魅力増加

 GALAXY Tab 7.0 Plus SC-02D(以下、GALAXY Tab 7.0)は、その名のとおり約7インチの液晶(600×1024ドット/TFT)を搭載したAndroidタブレット端末だ。OSとしてはAndroid 3.2、つまりタブレット端末用の3.x系OSを採用しているが、従来機種のGALAXY Tab SC-01C(以下、GALAXY Tab)と同様に通話も可能だ。

 GALAXY Tab 7.0の本体サイズは、高さ約19.4×幅約12.2×厚さ約1cmで、質量は約345g。従来機種のGALAXY Tabは、高さ約19×幅約 12×厚さ約1.2cmで、質量は約382g。GALAXY Tab 7.0もGALAXY Tabも、まあだいたい同じサイズ/質量の7インチタブレットと言える、の、だ、が、実際に使ってみると、数値上のこの小さな違いと後述のOS/アプリ使用感が、悩ましいほどの差となって手に伝わってくる。

左が従来機のGALAXY Tab、右が新型GALAXY Tab 7.0。サイズも質量も数値上はあまり変わらない 背面を比べると、新型のGALAXY Tab 7.0は丸みがあるデザインと銀色の装飾などが加わっている 両機の上側。イヤホンジャックの位置が異なっている。新型GALAXY Tab 7.0は上部にマイクがある
両機の下側。スピーカーや外部接続端子はほぼ同じ位置。手持ちのサードパーティー製クレイドルを流用できた 両機の左側。従来機の右側にはマイクがあるだけ。新型ではUIM(SIM)スロットとmicroSDスロットが並んでいる 両機の右側。従来機はボタンやカードスロット類が集合している。新型はボタン類と赤外線ポートがあるのみだ

 GALAXY TabとGALAXY Tab 7.0、ボタンやカードスロットの位置が少し変わった程度で、ほかは大して変わってナイ感じだ。が、持って使うとそーとー違う印象。まずは、GALAXY Tab 7.0のほーが厚みも重みも感じさせにくい触り心地なのだ。ま、四辺が丸みを帯びたし、数値的にも薄く軽くなっているのだから、当然と言えば当然である。

 が、知っておいて欲しいのは、従来機のGALAXY Tabでも、その7インチというサイズはかな〜りバランスが良かったのだ。スマホじゃ画面小さくて見づらいし操作もしにくい、かと言って9〜11インチのタブレットだとデカめ重めで常時携帯する気になりにくい、と感じる人は少なくないと思う。

 その中間サイズであるGALAXY Tabは、気軽に携帯できつつ快適に使えるという絶妙なバランスがある。俺としては7インチタブレットって、家のなかでも外に持ち出しても使える情報端末としては理想に近いバランスだと感じている。同様にこのバランスに惚れている人は多いようで、熱いGALAXY Tabファンも珍しくない。

GALAXY SとGALAXY Tab 7.0とでは、閲覧のしやすさも入力のしやすさもGALAXY Tab 7.0が明らかに勝る GALAXY Tab 10.1のほうが見やすく入力も快適だが、いつも持ち歩くとなると少々重くて大きいですな GALAXY Tab 7.0は文庫本+α程度の携帯感。常時携帯可能な端末で、閲覧も入力も十分快適。理想に近い

 そのよーなナイスバランスの端末がですね、GALAXY Tab 7.0となってさらにイイ感じで手でホールドして使えるようになった。後述するが、保持感/携帯感の良好化に加え、GALAXY Tab 7.0には処理速度的なレスポンスの良さがあり、テザリングにも対応していたりするし、そもそもOSバージョンがAndroid 3.2───タブレット端末の大きめ画面での使用に最適化されて使いやすくなっている。

 従来機を気に入って使っていた身としては、ぐぬぬぬぬ〜この新型、全部良くなってる〜買わざるを得ない!! みたいな気分になりまくり、的な。GALAXY Tabユーザーの方はぜひ一度、GALAXY Tab 7.0に触れちまって、ぐぬぬ〜ってなったりしてみておくんニャさい。


携帯感も使用感も高満足度

 GALAXY Tab 7.0にはAndroid 3.2が採用されている。従来機のGALAXY TabはAndroid 2.2〜2.3で、スマートフォン向けのバージョンが搭載されていた。スマホ用OSとタブレット用OSではその目的も使用感も大きく異なるので、ここからはGALAXY TabとGALAXY Tab 7.0の比較はせず、GALAXY Tab 7.0のみにスポットを当てていきたい。

GALAXY S SC-02Bの画面表示例。スマートフォンではわりとおなじみの、Android 2.3による画面表示ですな GALAXY Tab SC-01Cの画面表示例。画素数などの違いで見栄えに差があるが、これもAndroid 2.3による表示だ GALAXY Tab 7.0 Plus SC-02Dの表示例。タブレット向けのAndroid 3.2によるもので、UIが大きく異なっている

 まず全体的な使用感だが、携帯感は前述のとおり常時携帯する気にさせるサイズと質量。上着やパンツのポケットに入れるのは少々無理があるが、オーバーコートの大きめのポケットあたりになら「入れようかな」という気になる。バッグには余裕で入る。

 これまた前述したが、そんな携帯感を備えつつ、画面の閲覧やソフトウェアキーボードの操作などにも余裕がある。約7インチの液晶は600×1024ドットの画素数で、ちょいと前なら「ネットブックの画素数」ですな。仕事するには手狭だが、ウェブサイトやマップアプリ、あるいはクラウド系のサービスなど、「出先で何かを閲覧する」には十分実用的な情報量がある。

GALAXY Tab 7.0の標準ブラウザでウェブページを表示したところ ピンチアウトで表示を拡大した様子。十分読めるサイズになった 7インチ画面でこのサイズの文字表示なら、快適に読み進められる
横画面でソフトウェアキーボードを表示した例 縦画面。一本指打法での入力に合うサイズかも もちろんキーボード表示は使うIME次第ではある
マップアプリの表示例。快適に地図を見られる この程度拡大すれば十分詳細な地図表示となる やはりGoogleマップ使うならAndroid端末ですな
Evernoteアプリで各種のノートを表示したところ ピンチ操作により自由なサイズで表示させられる 画面=キーが大きいので編集や書き込みも現実的

 てな感じで、約7インチの画面上にて情報を閲覧していける。キーボードは、もちろん使うIMEの種類にもよるが、QWERTYキーボードスタイルでもまずまず余裕をもってタイプできるサイズですな。ただ、7インチタブレットだと、片手でフリック的な入力をするには大きすぎるし、両手を使ってのQWERTYキーボードタッチタイピングを行うにはキーボードが狭い、とも言える。

 UI的な使用感として、GALAXY Tab 7.0はAndroid 3.2搭載のタブレットにおいてプレーンな印象となる。が、サムスン端末として独自のUIも少々備えている。個人的に便利だと感じているのは、独立したスクリーンショットボタンと、画面表示の手前にオーバーラップして現れる独自アプリだ。

画面下部のステータスバーに見えるアイコンをタップすれば、表示中の画面のスクリーンショットを取れる スクリーンショットを取った直後。スクリーンショットに書き込みやトリミングを加えてからの保存も可能 ScreenCaptureフォルダにスクリーンショットが保存された。JPEG画像で保存され、サムネイル表示も可能
ステータスバーの中央のアイコンをタップすれば独自アプリを起動できる タップ直後に、画面下部にサムスン独自のアプリが現れる。さらにタップ ペンメモアプリを使っている様子。使用中のアプリを見つつメモを書ける
こちらは電話アプリ。ブラウザなどのアプリ表示を見た状態で発信できる ほかにもカレンダーや電卓などチョイ便利な独自アプリが用意されている タスクマネージャーアプリもある。起動中のアプリをすぐ終了させられる

 スクリーンショット機能は表示の画像メモとしてけっこー役立つ。ウェブ記事のスクリーンショットを取って画像メモとして残せば、ブックマークして再度アクセスするほどではない情報なども気楽に残せる。あるいは目的地までの乗換案内とか目的地周辺の地図とか、そういった検索結果などを画像メモとして残しておけば、通信不能な状況下でも参照できて便利だ。個人的には、こういった記事を作る時に手軽にスクリーンショットを得られるのはたいへん助かる。

 サムスン独自の「画面表示の手前にオーバーラップして現れる独自アプリ」も便利。タスクマネージャー、電話、ペンメモ、カレンダー、電卓などイロイロあるが、今スグちょっと見たい/使いたい機能を、閲覧中の表示からいったん離れることなく利用できて良い。

 広めの画面を効率良く使えるAndroid 3.2、モバイルに好都合なサイズ、全体的な扱いやすさや細々とした利便など、あまり不満が出てこないGALAXY Tab 7.0。購入後の使用頻度がどんどん上がっているが、一瞬、ほかのスマホ類の使用頻度が下がっている現実を見たりして、なーんか複雑な気分でもある。


フツーに速いっス

 それからGALAXY Tab 7.0の処理速度的なパフォーマンス。俺的結論から言えばフツーに速いっス。だいたい何をしてもキビキビ動いてくれる。てか遅いトコロを意識して見つけようとしても見つけにくい、みたいな。

 ……じつは、GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01Dも使っているものの、この10.1インチタブレットはあまり多用していなかったりする。なーんかですね、ウェブブラウザとか、ビミョーに遅いんですよ。一瞬の引っ掛かりがある感じ。ページの描画が遅いこともある。

 GALAXY Tab 7.0とGALAXY Tab 10.1とでは、CPUも違えば画素数も違う(前者が600×1024ドットで後者が1280×800ドット)。ので、両機を比較すべきではないようにも思う。のだが、両方とも持ってるんでつい比べてしまう。このこともあってGALAXY Tab 7.0のサクサク感が際立つ。ほかの端末と比べつつイジるとGALAXY Tab 7.0のパフォーマンスがよくわかったりもするので、そのあたりも含めて店頭で実機に触れてみるといいと思う。

 それとバッテリーも保ちだが、連続して地図/ナビを表示させ続けるとかゲームし続けるとかテザリングしまくるとかしなければ、十分一日使えると思う。使いやすいのでついつい長く使ってしまう端末ではあるが、それでもそーとー酷使しない限り、夕方前にバッテリー切れ的な状況には陥りにくいと思う。


メイン端末になりそうなタブレット

 GALAXY Tab 7.0はWi-Fiテザリングに対応したタブレットだ。また、音声通話も可能だったりする。つまりFOMA網経由でインターネットに接続できる無線LANルーターになるし、FOMA網を使って音声通話できるタブレットなのだ。ただしXiには対応していない。

 テザリングについては、やはりデキるに越したことはないですな。俺の場合、GALAXY Tab 7.0とiPhone 4Sを持って出かけることが多く、テザリングの必要性はあまりない。もしかしたら外でEye-Fi使うときにGALAXY Tab 7.0のテザリングは超便利なのかも!? とは思っているが、まだ試していない。

 それと、じつはGALAXY Tab 7.0で「タブレット端末での通話」を初めて試した。タブレットの類はインターネットアクセスがメインなので、これまでは通話したことがなかったのだ。が、試してみると案イイ。

 まず画面が大きいので連絡先の選択や電話番号の入力をスムーズに行える。スピーカーホン通話もわりと現実的だし、付属イヤホンマイクやBluetoothヘッドセットなどを使ったら「タブレットで電話も全然アリ」と思ってしまった。まあ、街中でスピーカーホン状態=頬にタブレットを当てるのはちょっと奇妙って気はする。電話方面ってことで言えば、ソフトウェアキーボードが大きいのでSMSをチャット的に多用する気になる。

電話アプリを起動したところ。キーパッドが大きいので番号を打ち込んでの通話もラク 電話帳(Google連絡先)を使ってのダイヤルも手軽に行える。もちろんSMSも利用できる 音声通話中の画面表示の例。電話アプリはおおむね直感的に扱えて手軽な印象となった
テザリングにも対応している。Wi-Fiスポットの設定を終えたら、Wi-Fiテザリングをオンにするだけ このような注意書きが必ず表示される。外部Wi-Fi機器以外の通信もテザリング利用になるんですな この状態でGALAXY Tab 7.0のWi-Fiテザリングが機能中。この機能の利用にはSPモード契約が必要だ

 普通、GALAXY Tab 7.0のようなタブレットは、2台目の端末とかサブ端末とかいう位置付けになりがちだ。が、通話もできてテザリングにも対応していて、さらにけっこーバッテリー持続時間が長いとなると、メイン端末になっちゃうかも。耳に端末を当てて音声通話す習慣を変えるくらいで、あとは大きな問題も起きないんじゃないだろうか?

 GALAXY Tab 7.0をメインの端末とした場合、ポケットにポンと入れて出かけるという軽快なスタイルではなくなる。が、閲覧がしやすく、入力もしやすく、快適に扱えて、テザリングもできるGALAXY Tab 7.0。「かなりデカいけどフル機能で電池超保つ最強に強まったAndroidスマホ」という見方もできる。

 まあわりと妄想だが、そういう妄想も鋭意思い巡らせたくなるAndroidタブレットことGALAXY Tab 7.0。前述のように「Galaxy Tab 7.7」はどうなるのかとか、そろそろAndroid 4.0だってときに、微妙にタイミングが悪い端末ではある。しかし多くのAndroid端末ユーザーの興味を惹く一台だと思うので、ぜひ一度実機をイジってみて欲しい。


2011/12/26 06:00