スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

タブレット端末用ケース、いろいろ使ってみた

タブレット端末用ケース、いろいろ使ってみた

 スタパブログにも書いたんですけど、最近はタブレット端末をハダカで使っているワタクシです。ハダカっていうか剥き身? 端末にケースやカバーを装着しないで使ってるってコトですな。

 主に使っているタブレットは、iOS端末としてアップルの「iPad Air 2」と「iPad mini 3」。Android端末としては、富士通「ARROWS Tab F-02F」です。

使用中のタブレットは、iOS端末が「iPad Air 2」と「iPad mini 3」、Android端末が「ARROWS Tab F-02F」です。どれも薄くて軽いタブレットです。「ARROWS Tab F-02F」は地デジテレビ(ワンセグ/フルセグ)としても使えるので、仕事場で休憩時にテレビを観たりも。

 Android端末の「ARROWS Tab F-02F」は防水端末ということで、釣りなんかにも持ち出していたため、もともとハダカで使っていました。「iPad Air 2」と「iPad mini 3」は背面にハードカバーを、表面にアップル純正「SmartCover」を装着していました。

 当たり前と言えばそうなんですが、上記2つのiOSタブレット、ハダカで使うと薄くて軽くて非常にイイですな。プロダクトが本来持つ良さを痛感。金属ボディなので冬場は使い始め当初少し冷たいんですけど、このままずっとハダカで使おうかな〜とか考えております。

 ただ、使用中はハダカでOKなんですが、移動時はケースに入れたい感じ。ハダカでバッグに入れたりすると、バッグ内のモノと干渉して画面などに傷がついちゃうのはヤですな。というわけで、良さそうなタブレット用ケース類をアレコレ試している最近です。

左と中央はネオプレンのような柔軟な素材でできたポーチ的タブレットケース。右は少々のオーガナイザー的機能を備えたタブレット向けバッグインバッグ。ほかにもいくつか試しましたが、写真の3種を気に入って使っています。

 いろいろ試しまたが、とりあえず気に入れたのは上の写真の3種です。てなわけで以降、これらタブレット用ケースの使い勝手などについて書いてみたいと思います。

シンプルな袋型「TB-A13SNPシリーズ」「TB-A13NPシリーズ」

 まずはエレコムの「スリップインポーチ」から。iPad mini用の「TB-A13SNPシリーズ」と、iPad Air用の「TB-A13NPシリーズ」です。柔らかいストレッチ素材で作られた袋のようなケースで、内側は起毛素材で端末を保護するとのこと。

エレコムの「TB-A13SNPシリーズ」(iPad mini用)と「TB-A13NPシリーズ」(iPad Air用)。伸縮性のある袋で、中央のくびれが端末をホールドします。内側は起毛素材です。
「TB-A13SNPシリーズ」にはiPad miniが、「TB-A13NPシリーズ」にはiPad Air 2がピッタリ入ります。「TB-A13NPシリーズ」にARROWS Tab F-02Fを入れてみましたが、端末端が少し出るもののだいたい収まりました。
ケース中央のくびれにより端末がしっかりホールドされるので、逆さにしても端末が滑り落ちるようなことはありません。机上に置けば端末置き場(パッド)としても使えますな。

 写真のとおり、非常にシンプルなケースです。カラーバリエーションはブラック、グレー、レッドの3種類。実勢価格は「TB-A13SNPシリーズ」が1200円前後、「TB-A13NPシリーズ」が1400円前後ですが、やや開きがあり、ワゴンセールにてかなり安価にて売られていることもあります。

 使用感としては単なる柔らか素材の袋で、端末ピッタリサイズなので、バッグの中などで端末をちゃんと保護してくれて安心、という程度です。でも、使いやすいです。

 ひとつは、ケース内で端末がホールドされる感じ。写真説明にあるように、ケース中央のくびれが端末をグッと掴むようにホールドします。ので、ケースから端末が抜け落ちるようなことはまずなく、安心感を伴って使えます。

 また、ケース内側に起毛素材が使われていて、この素材も「くびれ」により端末に密着するようで、ケースに端末を出し入れすると端末表面のゴミが除去されます。薄めの指紋など油汚れも除去してくれます。端末のキレイさを比較的に長く保ててイイ感じです。

 机上に一時的に端末を置くとき、ケースを敷いておくと傷防止バッドとしても役立ちますな。緩衝材的な弾力性がありますので、ケースの上に端末をポンと落とす感じでも不安感はありません。

 全体的に機能性も高く、作りも悪くないこのケース。1200円や1400円で買えるケースとして考えると、コストパフォーマンスは高いと感じられます。

 ただ、端末にSmartCoverを装着した状態だと、端末の出し入れがいきなりスムーズでなくなります。背面カバーを装着した状態では出し入れが少しキツめになる程度ですが、SmartCoverはケース内面の素材と摩擦が大きいようで、実用性がかなり下がります。

 でもiPad mini 3やiPad Air 2をハダカで運用するには、シンプルに使えますし、使いやすいですし、しかも安価。けっこーオススメです。

開口部を留められる「TB-01NCシリーズ」「TB-02NCシリーズ」

 続いてエレコムの「TB-01NCシリーズ」と「TB-02NCシリーズ」。どちらもストレッチ素材で作られたタブレット端末用ケースで、開口部を軽く閉じておけるギミックを持ちます。

 対応タブレットサイズは、「TB-01NCシリーズ」が10.1インチサイズまで、「TB-02NCシリーズ」が7インチサイズまでです。実勢価格は10.1インチサイズ用「TB-01NCシリーズ」が1100円前後、7インチサイズ用「TB-02NCシリーズ」が900円前後です。

10.1インチサイズ用「TB-01NCシリーズ」と7インチサイズ用「TB-02NCシリーズ」。開口部はやや広めに開きますが、リングをループに通すことで角を閉じることができます。
iPad mini 3やiPad Air 2、それからARROWS Tab F-02Fを入れてみました。10.1インチサイズ用「TB-01NCシリーズ」はやや余裕のある容量で、端末以外にノートなども入れられそうです。
リング部分に指を通して持ち運ぶことも可能。切れるような不安は感じられません。ケースはリバーシブル。裏返すと色が変わるのでちょいと楽しいです。

 7インチサイズ用「TB-02NCシリーズ」はiPad mini 3にピッタリのサイズです。ハダカのiPad mini 3の出し入れはスムーズで、端末に背面ケースを装着していても同様。ただし、SmartCoverを装着した状態の出し入れはかなりキツく、実用的ではありません。

 10.1インチサイズ用「TB-01NCシリーズ」は、わりと余裕のあるサイズ感です。iPad Air 2を入れた場合、左右や上下に合計2〜3cmの隙間が生まれる感じ。開口部も大きいので、出し入れはスムーズです。iPad Air 2に背面カバーやSmartCoverを装着した状態でも違和感なく出し入れできます。iPad Air 2とノートもしくは本あるいは財布あたりを入れることもできました。

 ARROWS Tab F-02Fを入れると、上下はピッタリで、左右に合計2〜3cmの隙間ができる感じです。薄めのノートならタブレットと一緒に入れられます。

 どちらのケースも、タブレットをバッグに入れるときのインナーケースとしてなかなか便利です。というのは、リング部があるから。バッグに手を入れリング部を引っ張ればケースごと取り出せて快適です。また、リング部を上着用などのフックに掛けて吊り下げることもできます。こういうちょっとした「取っ掛かり」があると、何かと便利なんですな。

 それから、このケースはリバーシブル。表の色と裏の色が違いますので、裏返せば色が変わりイメージチェンジできます。なお、カラーバリエーションはブラック(パープル)、ブルー(グレー)、グリーン(ブラック)、グレー(オレンジ)、ピンク(ブラック)、レッド(ブラック)。()内は裏面の色です。

 前述のとおり、これらケースの実勢価格は、10.1インチサイズ用「TB-01NCシリーズ」が1100円前後、7インチサイズ用「TB-02NCシリーズ」が900円前後。けっこーしっかり作られているわりには安いという印象です。とりあえずいっちゃえ的な感じで買っても、たぶん「失敗した」とは思わないデキのケースだと思います。

タブレットと小物をひとまとめに持ち歩ける「タブリオ」

 最後にキングジムの「タブリオ (tabrio)」。タブレット端末とノート類および小物を収納して持ち歩けるケースです。タブレットケースにちょっとしたオーガナイザー的ポケットが付いている製品で、8インチまでのタブレットに対応する「Sサイズ」と、10インチまでのタブレットに対応する「Mサイズ」があります。

 なお、カラーはアカ、クロ、グレーの3色。実勢価格は「Sサイズが2200円前後、「Mサイズ」が2400円前後ですが、カラーによって若干実売価格が異なるようです。

キングジムの「タブリオ」。8インチまでのタブレットに対応する「Sサイズ」と、10インチまでのタブレットに対応する「Mサイズ」があります。タブレットや小物が入るポケットは柔らかなストレッチ素材で、黒い部分はセミハード素材。「tabrio」ロゴがある部分はペンホルダーです。「tabrio」ロゴがあるほうが表側だと思われますが、タブレットは表側のポケットにも裏側のポケットにも入ります。
上部には折り畳めるハンドル付き。緑色の部分はペンホルダーになっています。
タブリオ各サイズにiPad mini 3とiPad Air 2を入れてみました。表側でも裏側でもちょうどよく収まりますな。iPadに背面カバーやSmartCoverを装着した状態でも入ります。SmartCoverを装着した場合、出し入れには若干の抵抗が伴いますが、さほど違和感なく使えます。
10インチまでのタブレット用の「Mサイズ」にARROWS Tab F-02Fを入れてみました。ハンドルの折り返し部分にタブレットの端が軽くかかるので、ハンドルはタブレットを入れた側には折り畳めません。が、大きな問題ではありませんな。
8インチまでのタブレット用「Sサイズ」の小ポケットには、iPhone 6を横向きで収められます。小ポケット内側には面ファスナーのストッパーがありますが、iPhone 6を入れた状態でストッパーを留められます。10インチまでのタブレット用「Mサイズ」の小ポケットには、iPhone 6 Plusを横向きで収められます。こちらもiPhone 6 Plusを入れた状態でストッパーを留められます。

 使っていて感じる難点から書いてしまいますと、ペンホルダーの使いにくさ。タブリオはバッグインバッグとしても、片手で持てるオーガナイザーとしても実用的です。が、ペンホルダー部にペンを挿すと、バッグに入れるときにペンが引っ掛かるし、机上に置くときにペンが机面と接触して「カタン」と音を立てるしで、「なぜこんなところにペンホルダー付けちゃったの?」と思いがち。ペンを挿さない状態だと緑の出っ張りが邪魔です。

 ほかは、よくできていると思います。タブレット用ポケットは余裕があり、黒い部分はセミハードなので、端末の出し入れがしやすいです。小ポケットも汎用的。ゴテゴテし過ぎず、小物を十分に収められるので、いろいろなシーンで活躍します。

 たとえば、iPadとiPhone、それからノートやペンを入れて打ち合わせに持っていくとか。大きい方のポケットには長財布くらいなら入りますので、ちょっとそこまで出掛けるというときにも便利です。恐らく「社内で必要な端末と筆記具を持って会議室から会議室へ移動」的なシチュエーションを想定して作られていると思いますので、そういう状況でも役立つと思います。

 あとコレ、新幹線や飛行機で移動する機会が多い人にも便利だと思います。たとえばタブレット端末とスマートフォンと小銭入れとチケットと……くらいの小物をまとめて入れて、座席の横とかに置いておけます。乗車/搭乗中、荷物棚やオーバーヘッドストレージにはバッグ入れ、必要な小物だけ身近に置いておくという使い方です。まあ、タブリオでなくてもそういう使い方ができるオーガナイザー類はありますが。

 ただ、ほかのタブレットケースと比べるとちょっと高価なタブリオ。機能性が高く作りも良いので、「まあこのくらいの値段はするかな」とは思いますが、タブリオの機能性と用途がマッチしないと「ちょっと高い買い物をしたかも」と思うかもしれません。

 てな感じのタブレットケース各種。どれもなかなか使いやすくて気に入っております。タブレットケースを物色している方の参考になれば幸いです。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。