スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

イケてる無線スピーカー、その便利さに2台目を購入♪

イケてる無線スピーカー、その便利さに2台目を購入♪

 今回のブツはサンワダイレクトの「テレビ用ワイヤレススピーカー 400-SP051W」です。テレビの音を手元で聞ける無線式のスピーカーです。

サンワダイレクトの「テレビ用ワイヤレススピーカー 400-SP051W」。台座部分をテレビと接続し、無線スピーカー部分からテレビの音を聞けます。直販価格は1万1700円(税込)。
実際に設置した様子。テレビ視聴時はスピーカーを手元に置いて使うので、テレビの前に設置しても大丈夫です。

 写真のように、台座部分が音声の送信機および無線スピーカーの充電台です。この送信機をテレビに接続し、テレビからの音声を無線でスピーカーへ飛ばし、手元のスピーカーでクリアに聞けるヨ♪ てな便利グッズ的音響機器ですな。

 メーカーは「耳が遠い方の手元でテレビの音を鳴らす」「炊事中にテレビから離れた場所でもテレビ音声を聞ける」など、テレビ周辺の音声的困り事に対するソリューションとしてアピールしています。確かに、「テレビの音をもっとクリアに大きく聞きたい」という場合、ヒッジョーに便利な製品です。ワタクシもそのように使っております。

 ですが、それ以外にもイロイロと役立っちゃう「テレビ用ワイヤレススピーカー 400-SP051W」。ワタクシの場合、去年の春先に購入しましたが、ナニカと便利だゾということで、今年に入ってもう1台を追加購入しました。ともあれ以降、この無線スピーカーの機能や使用感について見ていきましょう。

テレビにつないで使う

 まずテレビにつないで使う方法から。この製品の、どストライクな使い方ですな。接続は容易で、送信機(台座)部分とテレビを付属のケーブルでつなぎ、さらに付属のACアダプタもつなぎます。これで準備OK。台座に無線スピーカーを乗せると充電され、充電後に無線スピーカーを取り外し、電源ボタンを兼ねたボリュームを回すと、テレビの音が無線スピーカーから流れます。

パッケージには、送信機(台座/充電台)、無線スピーカー、ACアダプター、接続ケーブル、説明書が含まれています。送信機にACアダプタをつなぎ、付属ケーブルで送信機とテレビを接続する程度で使えます。
テレビ側には音声質力端子もしくはヘッドホン出力端子が必要です。付属のケーブルで、図のようにテレビと送信機を接続すればOK。

 これだけで、テレビの音を手元の無線スピーカーで聞けます。テレビの音がよく聞こえるようになるわけですが、この単純な事実がさまざまなメリットにつながります。

 まず、多くの状況で「必要以上にテレビの音を大きくしなくて済む」ということです。近くで掃除機をかけていてもその騒音に邪魔されない、聴力が落ちてきたが間近にスピーカーがあるからテレビ音量を爆音にしなくて大丈夫、みたいな。

 この季節、窓を開けて過ごすことが増えると思いますが、そういう場合もテレビ音量が気になったりしますな。「ウチのテレビの音がご近所の騒音になっていやしないか?」的な。そういう場合も、この無線スピーカーなら、音量を絞りつつもテレビ音声を明瞭に聞き取れます。秋の夜長向きスピーカー、とも言えましょう。

 また、無線スピーカー側にはイヤホン端子もあります。ので、スピーカーから音を出さず、ヘッドホンなどで音を聞くこともできます。いわばテレビで無線ヘッドホンが使える状態ですが、迫力ある音量とともに番組などを楽しみつつ、でも周囲には音を漏らさず、ケーブルの煩わしさも僅少で実用的です。

無線スピーカー部右側にはイヤホン端子がありますので、無線かつヘッドホンでテレビの音を聞くことができます。送信機にはテレビ以外の音源も接続できますので、アイデア次第でイロイロと活用できますな。

 てな感じで、シンプルながらも細かな利便がけっこーある「テレビ用ワイヤレススピーカー 400-SP051W」です。まずはテレビと接続して便利に使えるわけですが、後述のように「音源を動かせない時などに便利な汎用の無線式スピーカー」としてもアレコレと役立っちゃう感じです。

音質と音量はどう?

 次に、肝心要の音質ですが、「サウンドの鑑賞」という観点からすると、音質はイマイチ。あまりよくありません。高音も低音も物足りない感じ。このスピーカーで音楽を堪能しよう、ジックリ聴き込もう、という用途には力不足でしょう。

 しかし、「音声をハッキリ聞く」という観点では十分な性能があると思います。テレビ番組のアナウンス、トーク、BGMなどなら、悪くない音質という印象です。

 また、「HI」「MID」「LO」の三段階を切り換えられるトーンコントロールボタン(高音の量を調節可能)もありますので、番組内容に合わせて音質を変えられます。明確に聞き取りたい場合は「HI」に、ガヤガヤ音が耳障りなときには「LO」にするなどして、より快適な聞こえ方にできるというわけです。

 ちなみに、音量は十分という印象。ワタクシ的な感覚では、手近に置いて最大音量まで上げると「あわわわっ〜ウルサっ!!」と焦るほどの音量です。

 なお、送信機はテレビとケーブル接続するわけですが、テレビの機種や接続方法によっては、テレビ内蔵スピーカーと本製品スピーカーの音に遅延が生じます。ワタクシが使用しているテレビでは、LINE出力につないだ場合にハッキリわかる遅延が生じ、テレビ音声はエコーがかかったような感じで聞こえました。一方、イヤホン出力での接続では遅延は感じられませんでした。

 というコトで、遅延がない場合、テレビ内蔵スピーカーと無線スピーカーの同時出力も現実的です。テレビからも無線スピーカーからもソコソコの音量を出しておくと、周囲にバランスよく音が行き渡る感じで、ちょいと快適だったりします。

 ちなみに、無線スピーカーの使用可能時間ですが、中間音量で約8時間程度使えるとのこと。満充電までにかかる時間は約6時間となっています。

無線スピーカーとしても、モバイルスピーカーとしても

 この製品、基本的には無線スピーカーです。送信機(台座)とスピーカー部を組み合わせると、送信機につないだ音源からの音が、無線スピーカーから流れるというものです。テレビをつなげばテレビの音を手元で聞けますが、テレビ以外のイロイロな音源をつないでも便利に使えます。

 つなげられる音源は、LINE出力やイヤホン出力がある機器。オーディオコンポでもラジオでも、もちろんスマートフォンやタブレットでもOKです。移動させるのがムツカシイという音源につなぐと、場所を変えて音を聞けようになり、音声聴取スタイルが大きく変わると思います。

 たとえばワタクシの場合、送信機をPCとつないで、無線スピーカーだけ持ち歩きつつ室内で作業したりしがちです。BGMを聴きながら片付けをしたり、趣味のコトをしたりするわけですが、工夫や設定とかナシに「PC内のサウンドを手元の無線スピーカーで鳴らせる」というのが非常に便利です。

 同様のコトをする方法はイロイロあると思いますが、この無線スピーカーはケーブルを1本つなぐだけなので、物凄く手軽です。また、前述にて「音楽鑑賞には力不足の音質」と書きましたが、BGMとして聴くくらいならフツーにイイ音だと思えます。

 それからこの製品、無線スピーカー部だけでも使えます。ナイスなコトに、無線スピーカー部にオーディオ入力端子(3.5mmステレオミニジャック)があるので、そこに音源からのケーブルをつなげば、モバイルスピーカーとして単体でも使えるのです。

無線スピーカー部右側には音声入力端子があります。ここにいろいろな音源をつないで、無線スピーカー部をモバイルスピーカーとして使えます。

 いつもは無線スピーカーとして使い、必要とあらばモバイルスピーカーとして単体で使う、みたいな。良くナイですかこれ!? 両端が3.5mmステレオミニプラグになっているオーディオケーブルが1本あれば、いろいろな音源をサクッとこの無線スピーカー部につないで、とりあえず音を出せます。たびたび役立ち、あ〜んがい、便利です。

 ちなみに、スピーカーから出る音は、スピーカーにケーブルで接続した音源のものが優先的(排他利用)に鳴るようです。スピーカーに接続した音源からのプラグを抜けば、無線で伝送された音が自動的に出力されるもよう。

 てな感じの「テレビ用ワイヤレススピーカー 400-SP051W」。その汎用性の高さから、前述のとおりワタクシは2台目も購入したというわけでした。

 個人的に一点残念なのは無線スピーカー側の電源です。電源は内蔵リチウムイオン電池(7.4V/1000mAh)ですが、これも使えつつ、必要に応じて単3形ニッケル水素電池×6本とかでも使えるようにしてくれていたらな〜、とか思います。

 ともあれ、なかなか便利&幅広く使える製品です。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。