スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

ライトな出張のお伴にライトなiPadセット

ライトな出張のお伴にライトなiPadセット

 たま〜に、泊まりがけの出張に行くワタクシ。多いのは一泊で、まあちょっと長くなっても2泊くらいまでの出張です。よくあるのが撮影を中心とした出張。そんな出張に多用するのがアップルの「iPad Air 2」です。ノートPCを使うほどには、出張先では事務的な仕事はしない感じ。せいぜいWebでの情報収集やメールの送受信、マップの参照くらいですので、iPad Air 2で事足りちゃいます。

 なお、これとは別に常用のスマートフォンとして「iPhone 6s Plus」も持って行きます。こちらは電話〜短時間使用の情報端末として。「iPhone 6s PlusがあればWebもメールもマップも使えるじゃないか」って話もありますが、やはり画面サイズが大きいと一覧できる情報量が豊富で、操作性面でのメリットもあり、要はナニカと効率が良いので、iPhone 6s PlusがあってもiPad Air 2を使う感じです。

 ただ、ワタクシの場合は「iPad Air 2単体」だと心細い&物足りない感じ。移動の多い出張なので、いつも使っているiPad Air 2用のケースだと、ちょっと端末が心配。また、空き時間にメールの送受信なんかをする場合、iPad Air 2のソフトウェアキーボードだとスラスラとは入力できないワタクシ。

 そこで、iPad Air 2とともに、堅牢だけど重すぎないケースと、薄くて軽いけどまずまず快適に打鍵できるBluetoothキーボードを持ち出します。モノとしてはロジクールの「ロジクール フリーアングル プロテクションケーススタンド for iPad Air 2」(型番:iC1051)と、「ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPad」(型番:iK1041)です。また時々、これらをまとめて入れるために、Manhattan Portageの「Macbook Air Skyline Sleeve(11in.)」を使ったりもします。

ロジクールの「ロジクール フリーアングル プロテクションケーススタンド for iPad Air 2」(型番:iC1051)。やや頑丈なハードジャケットで、画面カバー部はスタンドとしても機能します。オンラインストア価格は税抜7000円。
ロジクールの「ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPad」(型番:iK1041)。超薄で軽量なBluetoothキーボードですが、わりと手応えのある打鍵感です。オンラインストア価格は税抜8880円。
Manhattan Portageの「Macbook Air(R) Skyline Sleeve(11in.)」。柔軟で耐衝撃性も少々あるネオプレン製ケースで、ホントは11インチMacBook Air用です。が、上記ケース入りiPad Air 2とキーボードをイイ感じで収められます。また、12インチMacBookをピッタリ収めることができたりもします。オンラインストア価格は税込4320円。

 てなわけで今回は、上記3製品の使用感などについて書いてみたいと思います。なお、製品写真に添えた価格ですが、ロジクール製品は量販店のほーが安かったりしますので、購入前にはチェックしてみてください。

ちょっと重いけど安心&便利なハードジャケット

 まずは「ロジクール フリーアングル プロテクションケーススタンド for iPad Air 2」(型番:iC1051)(以下、iC1051)から。iPad Air 2用のハードジャケットで、画面保護カバーは角度可変の端末スタンドとしても機能します。

 で、イキナリ難点を書いちゃいますと、iC1051自体が少々重めで質量342gです。iPad Air 2(Wi-Fi + Cellular)の質量が444gですので、装着時の合計質量は786g。実測値は778gでしたが、まあどちらにせよ「ちょっとズシリとした感じ」ですな。

 また少々ゴツめで、長辺252.8×短辺183.8×厚さ14.3mm。iPad Air 2のサイズは、長辺240×短辺169.5×厚さ6.1mmですので、このジャケットを装着すると一回り大きくなる感じ。「着ぶくれした」的な。

 しかしそれ以外はイイ感じ。ゴツさはすぐ慣れ、逆に「頑丈なジャケットにiPad Air 2が保護されている」という安心感があります。実際、ジャケットは全体的に剛性が高く、ある程度の耐衝撃性もあるので、バッグの中にやや乱暴に突っ込んだり、クルマのシートにポンと投げ置いたりしちゃってます。

 ジャケット装着時でも、ボタンやコネクタ類へのアクセスは問題なく、スピーカーからの音も明瞭に聞こえます。また、画面カバー部は無段階に角度を調節でき、50度の範囲内で好みの角度で端末を置くことができます。このスタンド機能は安定感も十分あり、グラつきなども少なく、かなり快適に使えています。

やや重めゴツめのハードジャケットですが、端末の背面も側面も前面もシッカリと保護してくれそうな剛性があります。端末の脱着は容易ですが、不意に端末が外れるようなことはまずなさそうです。
端末の各ボタン/コネクタへのアクセスも問題ありません。Lightning-USBケーブルでの充電や写真撮影もフツーにOK。イヤホンはプラグ根元の樹脂が太いものは挿せないかもしれません。ちなみに、背面の周辺部以外は透明の樹脂で保護されていて、端末の背面が見えます。
50度の範囲で無段階に角度を変えられ、端末を自立させることができます。ソフトウェアキーボードのタイピングに向く角度から、動画などの視聴に向く角度まで、自由にセットできて便利です。スタンドのぐらつきもなく快適に使えています。

 ほか、全体的に滑りにくい素材が使われているので、iPad Air 2をより安定的に片手持ちできるようになるのも好印象です。まあ、ちょっと重めゴツめにはなるわけですが、それを十分上回るメリットが感じられるケースなので、出張時をはじめけっこー使っております。コレのiPad Pro用が出てくれないかな〜、とも思ったりしております。

意外にツカエル超薄型・軽量キーボード

 続いて「ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPad」(型番:iK1041)(以下、iK1041)。縦137×横242×厚さ6mmの超薄型Bluetoothキーボードで、質量は180g。キーは英語配列の78キー。詳細はリンク先をご覧いただきたいのですが、厚さ6mmって、けっこーキてますな。

 このサイズ&質量なので、上記ハードジャケットとiPad Air 2とまとめて携帯するのもわりとラクな感じ。これらセットの合計質量は966g。実測値は958gでしたが、1kgを切るので、常時携帯もわりあい現実的というイメージです。

 一般的なキーボードと比べると、キーピッチやキーストロークは狭め浅めですが、ワタクシ的には許容範囲。あまりストレスを感じずにタイプできます。もちろん、「fn」「ctrl」「cmd」やカーソルキーがより大きく余裕があれば有り難いわけですが、「ちょっと慣れれば案外スムーズに使える」という感じです。

かな〜りペラペラな感じのキーボードですが、意外に剛性があったりします。
キー配列は、iOS用Bluetoothキーボードとしてはまあまあ「フツーな感じ」。USB充電で使い、最大約3ヵ月バッテリーが持続します。電源スイッチはスライド式。バッテリー残量はLED色で確認できます。
iPad Air 2で使うキーボードとしてバランスの良いサイズ感です。前述のハードジャケットと重ねて携帯するのにもちょうどいい感じ。

 打鍵感ですが、超薄ではあるものの、コクンという「入力された瞬間がわかる感触」があり、悪くないです。キーピッチが狭めなので最初はタイプミスが出がちですが、短時間で慣れられました。打鍵音は静音の部類。静かな環境でも使えるキーボードだと思います。

 最上段のホットキー類も便利です。以下に機能を示しますが、このうち「言語の切り換え」は「検索」の機能になってしまいます。iOSがアップデートしたことによる支障と思われますが、言語の切り替えは「ctrl」+「Space」で行います。

iK1041の特殊キーの機能(メーカーPDF説明書より抜粋)。

 スクリーンショットをワンボタンで撮れたりしてナニゲに便利。テキストの範囲選択は「Fn」キーのかわりに「Shift」キーを使っても行えますが、どちらにしても「的確に文字列の範囲選択ができる」というのは外付けキーボードの大きなメリットだと感じられます。

 それとこのキーボード、耐水設計になっています。表面に水がかかると、その水は玉になってコロコロッと弾かれます。電源ボタン周辺は耐水ではないように思いますが、不意にキーボード上に飲み物などをこぼしても安心できる仕様ですな。

 なお、このキーボードにはiPhoneやiPadを立てられる簡易的なスタンドが付属しています。キーボードとそのスタンドを合体させ、その上に端末をセットして使う感じ。一見便利なんですけど、そのスタンドを使うとキーボードの剛性感がいきなり下がり、また打鍵時に端末が少々揺れて快適さが失われるので、ワタクシは全然使っておりません。

キーボード表面はしっかり耐水仕様になっています。付属の端末スタンドは、まあまあ便利ですが、使用感はイマイチな感じでした。

 薄く軽く、でもソコソコ良い感じで打鍵できる、というのがiK1041の魅力だと思います。コンパクトで軽くて携帯性の良いBluetoothキーボードをお探しの方はチェックしてみてください。

ミョーに都合の良いネオプレン製ケース

 最後に、Manhattan Portageの「Macbook Air Skyline Sleeve(11in.)」(以下、Skyline Sleeve)。コレ、11インチMacBook Airを使っていた頃に何となく買ったネオプレン製のソフトケースです。

 その後、12インチMacBookを使い始めてから、11インチMacBook Airはお蔵入りしてしまった感じなんですけど、しかし、このソフトケースは継続使用。12インチMacBookでもタイト気味ではありますが収まります。ピッタリ! という収まり方でもあります。

 また、上記のiPad Air 2入りハードケース+超薄キーボードも入ります。わりと余裕のある入り方なんですが、ともあれこのSkyline Sleeve、なかなかの汎用性を発揮してくれています。

Skyline Sleeveはシンプルなネオプレン製ケースです。ファスナー式で、長辺を中心とした開口部が大きく開いて扱いやすいです。
本来は11インチMacBook Air用ケースですが、12インチMacBookがピッタリと入ります。
前述のハードジャケットとキーボードが十分な余裕をもって収納できます。それに加え、iPhone 6s Plusとモバイルルータあたりも余裕で入ります。

 巧くまとめると、モバイル端末〜周辺機器一式を「一括して保護して携帯」することができるサイズ感のネオプレン製ケースです。ネオプレン製ケースはそれ自体が若干嵩張るので、荷物全体をコンパクトにしたい場合はやや不利なんですが、それ以上に振動や衝撃の心配があるという場合はやはり使いたくなる素材ですな。

 以上、iPad Air 2を出張に持って行くときのセットでした。必要な快適さや安心感を確保しつつ、なるべく軽量にと求めていったら、こんなカタチになりました。ご参考になれば幸いです。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。