世界最安かも!? の冷陰極管@秋月電子

2010年1月7日 06:00

 去年の夏頃から冷陰極管に興味を持った拙者。

 冷陰極管(CCFL;Cold Cathode Fluorescent Lamp)というのは、たとえば液晶パネルのバックライトに使われたりする光源で、省電力の蛍光灯ってイメージですな。ちょっと違うか。

 冷陰極管、しばらく前から“ノートパソコンの液晶が暗くなったときの修理(復活)用”としてマニアックな人気を集めていたりした。ノートPCのバックライトを自分で交換して、新品同様の明るさにする、みたいな感じですな。なので、そんな人たち向けに冷陰極管とインバーター(冷陰極管を光らせるための電源部的なモノ)が小売りされている。

 拙者の場合、この冷陰極管を使ってですね、LEDライトセイバーならぬCCFLライトセイバーを作ってゆきたい!! とか考えていたわけだ。

 が、ノートPC用の冷陰極管はけっこーなお値段がする。1本1,000円以上とかネ。また、これを光らせるためのインバーターは数百円~1,000円以上とか。合わせて2,000~3,000円とか!? まあ金額的には高いってわけでもないが、電子工作の部品としてはかなり高価な部類に入るわけですよ。

 んむ~安い冷陰極管ってナイのかニャ~、と寂しい気分でいたら、超身近にあった。秋月電子通商に、あった。さすが“小ロット生産者とともに歩む”電子部品店!! インバーター付きでも最高800円。

 そのなかでも世界一安いんじゃねーのかコレと思われるのが、24cm冷陰極管+インバータセット(3mm管)M-00924。恐らくパチンコ方面分野からの大量仕入れ品だと思うが、わりと長い冷陰極管がインバーター付きで300円!!

 しかもコレ、ケースに封入されてるんですよ、冷陰極管もインバータ部も。つまり冷陰極管を不意に割ったり(割れやすいデバイスなのだ)、感電(インバーターに触れるとピリリ)したりする心配も少ない予感。これで300円。安い……安過ぎるッ!!

 てなわけで大人買い。ドバッとイッときました。ちなみにこのM-00924は“お宝マーク”付き。在庫限りみたいですな。そーとー安いと思われるので、冷陰極管萌えの人(そんなヒトいないってか!?)は早く手を出したほうがよさそうな。

秋月で買った24cm冷陰極管+インバータセット(3mm管) M-00924。300円。チューブ入りの冷陰極管+ケース入りのインバーターのセットだ。インバーターに直流24V程度を加えると点灯する。18Vくらいから光り始め、最大48Vまで対応だそうだ。24V点灯時の消費電流は150mA。ニャンバーターはピリッとするらしいわよ。やだねえ。やーねー。みたいな。