LumiQuestの80-20がイイ感じ

2010年1月18日 06:00

 最近、LumiQuest(ルミクエスト)の80-20という製品を愛用している。デジカメなどの外付けフラッシュに装着して使うバウンサー/ディフューザー的なグッズですな。

 LumiQuestの製品はずいぶん昔からあり、拙者もイロイロと試してきた。が、多く試したのはフィルムカメラ時代。なかなか巧く撮れず、なんとなく「LumiQuestのはイマイチ」と思い込んでいた。

 が、こういう製品、デジカメだと使うのがラク。撮った後すぐに画像を確認して露出補正して撮り直しができる。ので、露出決定の難しさをクリアしつつディフューザーなどが本来持つ効果を容易に試せる。

 てなわけで、デジカメ時代になって再度LumiQuest製品をいくつか試したんだが、そのうちの80-20という製品がイイ感じ。デジカメWatchにレビューがあるが、フラッシュ光の80%を天井に、20%を被写体に当ててくれる。

 たとえば人とか猫とかを撮ると、自然な雰囲気で上からの光が当たりつつ、目にはちゃんとキャッチライトが入る。基本、天井バウンス撮影なんだが、ちょっとだけ被写体に対し真正面から光を当ててるってトコロがミソですな。

 ほかのLumiQuest製品って、どれもわりと強めにディフューズしつつ光を真正面から被写体に当てるタイプが多い。ので、ややノッペリした写りになりがち。しかし80-20の場合は天井バウンスで自然に光を回し、真正面から当たる20%ぶんが補助光的に役立っているあたり、ほかのLumiQuest製品とは写真の印象が大きく異なる。ともあれ、便利っス。とくに室内猫撮影に。

LumiQuest 80-20。不使用時はぺったんこに折りたためる。実勢価格は4,000円前後。拙者はB級品を2173円で購入した。LumiQuest 80-20を使ってテーブルの下の拙宅猫御一行様を撮影。バウンス撮影なので影の出方が自然であり、かつ、猫の目にキャッチライトが入っている。