忍者レフで写り込みレス

2010年2月5日 06:00

 去年に忍者レフというのを買いまして。カメラのレンズに装着できる折りたたみ式のレフ板ですな。

 ブツ撮りするときと、ガラス越しに何かを撮るとき、写り込みに悩まされることが少なくなかった。アリガチなのが、光沢のあるブツを撮るときや、窓越しの風景(とくに夜景とか)を撮るときに、カメラとかそれを持つ手とか自分自身の服とか室内の照明が写り込むこと。

 この忍者レフはそーゆー問題を解決してくれそーなので購入した。で、使ってみたら、(黒い側を被写体側に向けると)ブツ撮りの写り込みがカナ~リ軽減された。とくに黒い表示が多い液晶画面なんかを真正面から撮るときの写り込み。カメラにある白いメーカー名刻印とか、シャッターを押す手とか、あるいは三脚の銀色の支柱とかが写り込みがちだったが、これがほぼ解消された。

 そう言えば、プロカメラマンは(そのジャンルによっては)敢えて黒い服~暗め&無彩色の服で仕事をするらしい。写り込みや色かぶりの原因を減らすためだそうで。そんな話を聞いて「なるほど~」と思った記憶が。

 忍者レフを使うとか黒い服で撮るとか、こういう細かいコト、大切ですのう。小さなコトでも問題の原因となりそうならソレを除去するという姿勢。そういう小さな原因をほっとくと、多量の小さな原因のうちどれがクリティカルなのかわかんなくなったり、小さな不都合×多量=メチャクチャになったりするモンですな。

よしみカメラの忍者レフ。中央の丸い部分にレンズを通して使う円形のレフ板で、片面が白、もう片面が黒になっている。白い側を使えば逆光でのアイキャッチ入りポートレイトにも良さそう遊んでくれずに写真を撮るなら邪魔するよ。邪魔するわよ。写り込んじゃうよ。写り込むわよ。だからニャそんでくニャさい。ニャそびニャさい。的な