THERMOSは自転車にピッタリ……その(2)

2011年1月17日 06:00

 先週末にエントリした「自転車のボトルケージにピッタリ入るTHERMOS真空断熱スポーツボトルFEO-500Fは保冷専用で冬は役立たなくてガッガリ」の件だが、そのガッカリ感より走行中の寒さのほーが強かったので、再度、真冬自転車用魔法瓶を探し歩いた。

 結果から言えば、アッサリと見つかった。保温保冷に対応し、自転車のボトルケージにピッタリな魔法瓶を発見できた。モノはTHERMOS(サーモス)真空断熱ケータイマグJMY-501である。が、自転車で使うには少々条件がある。

 ひとつは、このJMY-501本体のみではボトルケージに入れてもスカスカめのグラグラ。なので、THERMOS真空断熱スポーツボトルFEO-500F付属のハンディポーチに入れてからボトルケージにセットする必要があるということだ。保温保冷対応のJMY-501と、保冷専用のFEO-500Fは、本体の直径が同じ。なのでポーチも共用できるのであった。

 なお、このハンディポーチは単体でも売られているので、ポーチ単体と保温保冷対応のJMY-501を買えば、真夏も真冬も活躍するような気がするが、まだポチッとしないで!! 真冬に熱いドリンクを入れて使うにおいて、もう少々の注意点がある。

 それは、超熱い飲み物をこのJMY-501に入れて持ち出すと、実質、真冬サイクリング時にマトモには飲めニャかったんであった!!

 拙者の場合、もう「ヨッシャァァァ自転車ボトルケージにピッタリ入る冬夏両方魔法瓶ゲットだぜぇぇぇ!!」とかドヤ顔キタコレ態度で速攻使い始めた──とりあえずインスタントコーヒー粉入れて熱湯注いでそのまま持ち出したところ、も~このJMY-501ったら超保温しまくり。凄い性能なのだ。

 日陰にはまだ氷が残っている状態でも内部は超ホット。気温5℃以下とかなのにコーヒーはアツアツ!! 熱湯に近い熱さ!! すなわち唇をヤケドしそう……いや、した。熱すぎで飲めなかった。

 JMY-501はフタをワンタッチで開くことができ、そのまま口に付けて飲める利便があるので、慣れれば走行中もイケる!? とか思ったが、冬のスポーツ中に熱湯をダイレクトにドリンクは無理。ゆえ、これとは別に折り畳みカップを持参して熱い飲み物を飲んでいる拙者である。

THERMOS真空断熱ケータイマグJMY-501。保温保冷両対応で容量は500ml。保温(66度以上)/保冷(10度以下)とも6時間以上の効力があるFEO-500F用ハンディポーチに入れればミノウラの標準的なボトルケージにピッタリと入る。このハンディポーチは別売もされている
使用している折りたたみカップはCoghlan'sFold-A-Cup。容量200mlのポケットサイズで、質量は28g。カラバリもあるうかちゃんは猫だから猫舌なので熱い飲み物とかは飲めません。ぼくも猫で舌なので飲めません。ニャ。ニャニャニャ。みたいな